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幼少期の計算練習にはぜひそろばんを!

こんばんは!ステーキソースです!

 前回の記事で、小学生期には計算能力を身につけておくべきだ、という話をした際に、そろばんも手段として良いということに一瞬だけ触れました。今回の記事では、そろばんは幼少期にとても良い影響があるよ!ということを、実際の体験談も交えながら話していきたいと思います!

 というのも、私ステーキソースは5歳から11歳の間の約6年間にわたってそろばん教室に週3で通い詰めておりました。検定では、暗算で4段を取るまでに努力しました。そのおかげで、10年たった今でも計算をするときには自然と指が動いてしまいます笑笑

 幼少期からそろばんを頑張ることは、一生ものの財産として計算力を身につけることができます!今日はその良さを、⓪そろばんとは、①身につく計算力、②遊び感覚、③右脳の活性という4点から話していきます!

⓪そもそもそろばんとは?

 そろばんとは、串刺しになった珠(たま)を動かすことで計算を楽にしてくれる器具のことで、下の写真のようなものですね。

 この記事を書くに当たって、当時使っていたそろばんを押し入れから引っ張り出しました笑 10年経っても全く壊れずに使えるので本当に丈夫な計算機です!

 ざっくりと数の読み方を説明すると、縦の各列を1桁として上側に1つだけついている珠が5、下側に4つ並んでついている珠がそれぞれ1を表します。この珠が、真ん中にある梁(はり、白い棒のこと)につながっている数で各位の数字を表します。下の写真だと123456(12万3千4百5十6)を表しています。一の位は梁についた黒点から始めるルールがありますが、どの黒点から始めるかは自由です。

①そろばんは、幼少期の数の学習から使える!!!

 そろばんがどんなものかお分かりいただいたところで、その良さについて語っていきます!最も大きな利点は、数というものをそろばんの珠を使って物理的に捉えることができるということです!数を習い始めたばかりの子は、まだ数を数えたり扱うことに手一杯で、計算の練習、特に繰り上がりの計算の習得には時間がかかってしまいます。

 ですがそろばんは、数の扱いも計算も全て同じ盤面の中で物理的に行うことができます。たす・ひく・かける・わるの四則演算の全てが目の前の盤面の中で解決できるので、練習を重ねて正解になることを繰り返すことで、子どもの計算嫌いを予防・克服することができます!!!

②そろばんは遊び感覚でできる!長く続けられる!

 計算などの数を扱うとき、座学だけだとどうしても子どもは退屈して飽きてしまいます。そろばんに初めて触れる子どもは、それをある種のおもちゃのように扱うことができます!初めは「なんだろうこれ???」という好奇心から、習熟が進めば「もっとできるようになりたい!」という向上心から数に触れ続けることができます。

 向上心と達成感を満たすためにも、検定の受験はお勧めです!特にそろばんの検定では、計算の正確性だけでなくその速さも問われるので、集中力を高めるのにもお勧めです!努力と継続次第では段位の資格を取ることは決して不可能ではないので、それを目標にするのも良いと思います!

 私は、初めは完全に遊び感覚で、近所のおじいちゃん家にみんなで集まって遊びにいくような感覚でした。でも、検定を受けるようになって次第に遊びから練習に変わって、合格するための努力もできるようになっていきました_φ( ̄ー ̄ )

③そろばん(暗算)は右脳の活性化につながる!!!

  多くの珠算教室では、そろばんを実際に使う珠算だけでなく、目の前にそろばんを思い浮かべながら指のみを動かして計算をする、珠算式暗算の指導も行われています。この珠算式暗算が右脳の活性化に効くということが、大阪府立大学名誉教授の林壽郎(はやしとしお)先生によって述べられています。

 人間の脳は右脳と左脳に分かれており、左脳はデジタル脳と呼ばれ読み書きや計算、論理的思考を司るのに対し、右脳はアナログ脳と呼ばれ立体感覚や創造性を司流と言われています。日本語は外国語に比べ左脳の使用度合いが高いため、同年代の欧米人より計算はできても独創性に乏しく、近年のベンチャー教育においては右脳の活性化が課題となるそうです。

 その右脳教育において、珠算式暗算は頭の中でそろばんを組み立ててそれを使って計算することからアナログ脳の活性化にとても良いとかねてから推論されていました。近年、脳の血流測定の技術が発達したことで、その推論が正しいことが明らかにされました。(詳しくは日本珠算連盟HPをご覧ください。)

私見;最も価値のあった習い事

 ここまで、そろばんの良さについて語ってきましたが、こんなにメリットが目立つ習い事もなかなかないんじゃないのかなって思っています!特に今年2020年からは、英語教育やプログラミングなど新しい教育が施行され、戸惑っている家庭も多いのではないかと思います。

 ですが、私自身はそろばんを5年頑張ってやっていたことで、10年経っても衰えない計算力を身につけることができました。確かにスマホに電卓は入っていますが、友人が電卓を起動するまでの間に私は計算を終えていることは多くありました笑笑

 どれだけ時代が変わっても、アナログな計算力は読解力などと同様に普遍的に必要な能力だと思います。デジタルな世の中になっていくからこそ、子ども本人の能力向上として、そろばんを初めてみませんか?

ご清聴、ありがとうございました!


 

 

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