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音楽で中国語を習得する

音楽(歌)を聴いて中国語を習得することはできるのでしょうか?

できます!いや、できるように仕向けます!

わたしが中国語を本格的に勉強し始めたとき、まいにち歌を聴いていました。いま考えれば、この勉強方法は間違えていなかったなあと思います。ただし、万人におすすめできるかというとそうではないかもしれません。

理由は、これをむりやりやっても続かないからです。わたしは「好き」でやっていたし「興味のある」ものを自分で探す過程も楽しんでいました。だから、同じ曲を何百回何千回もリピートして聴けましたし、いまだにあのとき聴いていた曲を聴いても飽きません。

じゃあ、いつ歌を聴く時間にあてるのか?大学生のときは1日5時間くらいあてました。通学時間は家から学校までドアtoドアで往復4時間、昼食や空き時間に聴いて1時間です。大学院生のときは、多くて4時間、少なくとも2時間でした。通勤のときはドアtoドアで往復4時間、学校にいる日は昼食と夕飯のときにそれぞれ1時間ずつ聴いていました。

「音楽で中国語を習得する」といっても、ただ好きな歌を聴けば習得しやすいかといわれれば、そうでもないようです。習得に向いている歌と向いていない歌があると感じました。

習得に向いている歌を3つ紹介します。

1.甜蜜蜜(鄧麗君・テレサテン)

2.蘑菇屋里吹牛皮(向往的生活5)

3.今天你要嫁給我(陶喆 feat. 蔡依林)

3つに共通しているのは、ゆっくりしたメロディー、クセのない歌声、はっきりした発音、歌詞の単語や文法がそこまで難しくない。

自分自身の体験談からして、初級者から中級者には、合わないジャンルがあります。ラップ、リズムが早い、早口の歌詞があって聞き取れないもの、有名人気歌手の歌だけど上手すぎて逆にクセの強い歌い方のもの、歌詞の単語や文法が難しいなあと感じるもの、トレンドっぽいもの。これらは娯楽と割り切って聴くのはいいですが、勉強としては助けになりませんでした。

周杰倫、薛之謙、張芸興、萧敬腾。。彼らのような有名かつ人気歌手の歌はすばらしいことは間違いありません。しかし、中国語のレベルアップにつなげてくれるかというと、効果があまりありませんでした。

おすすめはできないけど、個人的にこれもかなり役に立ちました。

4.王見王(羅志祥feat.楊丞琳)

エンタメさえも中国語学習に取り入れたい人、ぜひ参考にしてください。

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