【大手製造事務】未来予想図
私の上司は「事務員は黙ってやるべきことをミスなくやってくれるだけでいい」という考え方だ。
むしろ提案とか改善とか持ってこなくていいからと思っているであろうことが言葉の端々から感じ取れる。
上司にとって意味のある提案が事務員から持ち込まれることはほぼないし仮にそこでうっかり提案が会社の為になったとしても事務員ごときに分け与えられる高評価など存在しない。
何故なら高評価を付けられる人数が決まっているからだ。
製造工程の見直しで年間500万のCRに成功しました!という社員と業務のデータ化で年間450枚のコピー用紙削減に成功しました!という事務員がいたとしてどちらに高評価をつけるかという話。
金額化したら5万にも達しない年間450枚のコピー用紙削減には評価をつけられないから徒労に終わるだけの削減提案はしてこなくてよいよということだ。
入社後2年くらいはそこに気づかずに様々な提案をしてきたがどれも評価は得られずに終わった。
同僚事務員からはやったって無駄なのにという憐みの目と余計なことして新しく覚えること増やさないでくれという懇願の念が感じ取れたので尻つぼみ的に私のチャレンジ精神はどんどん廃れていった。
世間の風潮には乗っかりたいしPRにもなるので表向きは女性が活躍できる会社とか働き方改革に熱心な会社という方針を打ち出してはいるのだが内情は上司の心境。社内の誰も私が何かを変えるということを望んではいないのだ。
分かっている。分かっているがリモートワークしたい。
オフィスでしか出力できなかったシステムの抜き出しを試みていた。
内部のクエリを散々頭を悩ませて改変し後はPCにシステムを落としてくるだけというところで自身にその権限がないことを知った昨日。
システム部を巻き込むには上司の稟議承認が必要。
その上司は改革を望んでいないし大勢の手を煩わせ初期混乱が予想されるリモートワークは上司にとって一番やりたくない分野。
近々時差出勤が導入されるらしい。
3つのグループに分けてそれぞれ出勤と退勤を1時間ずつ遅らせる。
今まで事務所で8時間一緒に過ごしていたのが6時間に減る。
それ本当にコロナ対策に有効?
いつかコロナが社内に上陸して全員が有無を言わさず突然出勤停止になり製品の供給が断たれ世の中がトイレットペーパー売り切れどころじゃない大混乱に陥る。
これが残念だが今の私の未来予想図。
私の経験や考え方が少しでもお役に立てたなら嬉しいです(◍•ᴗ•◍)