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「わたし」を知った日

みんなとどこが違うのか分からないけど
何かが違う感覚を感じていました。

みんなが気にならない事を、気にしたり
みんなが気づかない事に、気づいたり
みんなが見ていない所を、見ていたり

 音、にすぐ驚いたり
 光、にクラクラしたり
 香、で頭痛になったり
 人、の感情に敏感になったり

え、わたしだけ? と感じることが多い
この不思議な、どう言葉にしたら良いのか分からない生きづらさを感じて生きて来ました。

なんだか、とても疲れるのです。

でも、わくわくが止まらないから
疲れるのが分かっていて
新しい事にチャレンジし続けるのです。

こう言われることもありました。
「神経質」
 …そうなのかもしれない。
「二重人格」
 …その可能性もないともいえない。
「変わってる」
 …そう思いたくないがきっとそうなんだろう。

自分がどんな人間なのか分からず
答えを探してみたけど見つからず
迷子になっていました。

その結果、自分のことが嫌いになりました。
自分のことが面倒だと思うようになったのです。
生きにくい世の中が悪いのだと諦めて
惰性で生きていました。

そんなある日、近所の本屋で
ある本のタイトルが目に止まった。

     "繊細さん"

その本のハードカバーに書かれている
"繊細さん"という特徴は、わたしそのものでした。
驚きと同時に、ホッとして
分からない不安が解消された喜びで
本を読みながら涙が出ていました。

どうやらわたしは
HSP(Highly Sensitive Person)
非常にセンシティブな人
だということを知りました。

【HSPとは】
生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味で、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」と呼び頭文字をとって「HSP(エイチ・エス・ピー」と呼ばれています。


繊細さん、HSPという言葉を知って
ようやく「わたし」という人間を理解できたのです。

あの日、偶然にも
あの本に出会えたことに感謝しています。

このnoteをはじめたのは
同じように生きづらさを感じている方が
このnoteを読んで、気づく事があれば良いなと思い、はじめました。

大丈夫。あなただけじゃないよ。
そう、伝えられたらいいなと思います。

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