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私と銃

こう見えてってどう見えるかわからないけど私って銃器はくわしいほうだと思います。スイス人とかと比べられたら困るけれど、ふつうの日本人ではという意味です。

正直、一度だけ小学校で男子とヘンなことになりかけたから芽はあったんでしょうけれど、基本的に普通の男性で少年でした。
だから女の子にもクラスの5人のお付き合いしたいランキングにも入れてもらったらうれしかったし、好きな女の子の家の近くを意味があってなんども散歩したこともありました。

だからモデルガンとかで公園で二組に分かれて撃ちあうなどという野蛮なこともしていました、
家が不幸で裕福な典型のようなかんじで、いろいろな種類を買ってきては勉強してました。

実物はまだわかいころカンボジアのプノンペンの郊外でさわりました。
陸軍が「アルバイト」で観光客に撃たせているのです。
拳銃やライフル、ショットガンまでありました。

だいたい300メートル離れているのが正式で実際そのときそれくらいだっか分かりませんが、私はけっこうスジがいい、というか才能がある、と言ってよいと自分で思います。ライフルの話です。

拳銃は距離が近いですしモデルガンでさんざん触っているので正中に沿って当てるのはできました。それより分解と掃除を教えてほしいとたのみました。これができないといずれ暴発します。銃をあつかうのは分解と掃除がセットになっています。

ショットガンは散弾なので、まぁ、誰でもあたる、と言ったら怒られるかナ。衝撃はけっこうすごいです。肩にきます。
空手と山岳部できたえていたのに。(当時のはなしです)

ハワイやグアムはあぶないから火薬を減らしてくれるんだけれど、軍は倉庫からそのまま持ってきちゃうから火薬パンパンの殺人用なのです。
長いこと政府が機能しなかったからようやく政府ができました。って言われてもピンとこないんじゃない。

ポル=ポトが97年まで生きていたっていうのがビックリ。
1925年生まれ、クメールルージュって教科書の人じゃない。
私が行ったときも地方にはまだ軍閥がいるって。今もいるんでしょ、タイ国境の争いで。

「軍閥」
21世紀にねぇ。
いいじゃん、ロマンチック。男のほうの。率いてみたいなぁ。

わりかしそうは見えないふつうの家、ちょっと大きいかな、内塀は作りがちょっと良い、家の道の面はふつうだが奥にはけっこう深い。
家族で住んでて家督はあくまでも長男。しかし長男の父への尊崇は不変。つまりおじいちゃんが実権をもつ。

地下が大事。
上はあまり重要でない。二層になって地下2階は金。「おかね」じゃないですよ、紙幣や小切手なんかこの国じゃケツでも、失礼。とにかく米ドルだったらまだしも、リエル札なんてかさばるだけで無価値に近い。だから結局ためやすいのはゴールド。そのまま。

一層目が商売道具、銃器と麻薬。どっちも密売用ね。銃器のがお得意よ、麻薬のほうはプノンペンとアンコールワットがあるシェムリアップが需要と消費が多いから。

なんて見てきたような、聞いた話です、ジャーナリストっていう人から、作りバナシでしょう。たぶん。

つぎは一番若い時期のバンコク、このへんはちょっと書きたくないんで小説にしてあるの。

あちこちにあるのねぇ。

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