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白昼夢

日中に目覚めた状態で、妄想している状態を言う。
最近は連日の猛暑日で、
昼に外に休憩に出ると、
世界が白い。

眩しいを通り越して、白い。
街中は沸騰していて、
休憩に出たはずが、ぐったりして帰ってくる。

白昼夢なんて、見る間もない。

異常気象とわかっていても、
日常になってくると
こちらも何が異常かわからなくなりそうだ。

今年の冬は暖かいのだろうか?

真夏に入荷してくる、冬物。
季節外れの準備。
果たして寒くなるのだろうか?

エシカル消費は、賢い消費のやり方。
でも、そんな簡単に気候の予測もつかなければ、
気温差の予測もできない。
賢い消費の前に、
事業者としての賢い計画も必要だ。

予測できないのに、賢い消費どころではないのだが。
寒くならないと、売れ残るアウター。
残った在庫があるのに、仕事として
型数を計画して、売れる前から発注する
バリューチェーン。

疑問しかない。

身近に気候変動は感じても、
事業の変動は、固定値なのかと疑うくらいに
頑なに不変だ。

まだまだ、人の心を動かすのは難しいということだ。
持続的な開発は、持続すべきではない考えかたも保持しすぎてるようでならない。

たしかに、
変化のある日々はしんどい。
毎日、変わらないことは退屈だが、
必死になることはすくない。

毎朝の通勤電車で、改札に向かう人の顔が明るく見えない。
気のせいだろうか?
覇気のある人や、変化を起こす人は
社会から駆除されたのだろうか?

sdgsの事を勉強すると、
なぜ?
なぜ?
なぜ?
が沢山でてくる。

なぜ?だろう。

やはり、
疑問に感じる力より、
何をいきなりするか?
どうやってそれをする?
などの、
いきなりの、目的設定や、解決手段が
あまりにも世にしみついているからだ
と思う。

なぜ?エコピープルに私はなったのか?
なぜ?環境に疑問を感じ始めたのか?

それは、人間だれしも
利益の追求だけを願っていないこと、
住む環境に幸せを感じ、それを守りたい。

日本人は幸福指数が低いらしい。
みんな憧れが、
いい給料や、欲しい物を買い、所有し、
人より優位になりたいから
ではないか?

そんな卑しさばかりだと、
何を手に入れたとしても満足はあり地獄状態に。

欲は、解放することを、
禅から学んでいる。

執着しない。
気持ちを空にすること。
一つのことに集中して取り組むこと。

なんだ、
意外にも幸せは底にあるじゃないか。

気がつくと、そんな白昼夢を見ていた。

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