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未来から今を振り返る。

選択する事が、多すぎる。

大量消費社会があって、その真っ只中に生まれた世代は、幸せなことに
物が溢れかえっており、おかげでいろいろ選択できる自由やチャンスがある。

食べたいものを食べ、
好きな音楽を好きなだけ聴き、
見たい動画を見れないくらい再生し、
行きたいところにいき、
やりたい事をする。

反面、
心の豊かさは減少して、
幸福度の低い国民性になった。

食べたくないものは、捨て、
聞きたくなくなった音楽は捨て、
見切れない動画は、
もはや、選択する間もなく
趣味嗜好のレコメンドが勝手に再生し、
行きたいところは、ナビが案内してくれて
もはや、自分で選択しているかさえ
危うい。

自分のことは、自分でしか決めれない。

個性とは、そういうものだ。
人から言われた個性を演じるなんて、
自分とは何か?存在も危うい。

だから、自分は必要と社会からされているのかを
問う若者が増えているようだ。

物があれば、物の価値は下がり、
無ければその逆となる。

だが、
産業革命以来の100年ちょっとで、
地球の財産ともいうべき資源を
親世代から自分に受け継がれ、
当たり前かのような無駄な消費をし続けた結果、
未来には、いろんなものが引き継げなくなっている。

生態系も、レッドリスト化されているように
自然破壊から生物の存在が危ういし、
また、乱獲で絶滅という事もある。

こんな選択をしていることを、早く気づくべきだ。
地球を壊し、子供や子孫を苦しめる選択をしているのではないか?
自分の行動で、何か変えれないか?

最近考えていることは、こんなことばかりだ。

ガソリンの値段が、180円になっても、
経済の話は、今までの当たり前を引き継ぐ考えかたばかりだ。
身近に未来と思っていた心配事が近づいてきた。

あの時、こうしておけば良かったなんて
思わない選択をしたい。

未来から今を振り返る時に。

#あの選択をしたから

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