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三菱UFJキャピタル田口順一氏〜スタートアップ投資TV初の銀行系VC登場〜

今回は三菱UFJキャピタル田口さんの出演会をまとめました!

三菱UFJキャピタルのファンド概要についてや、銀行系VCの特徴などについてお伺いしております!

▼目次
VCを目指したきかっけは子供の頃! 外部採用からキャピタリストへ
【三菱UFJキャピタル】多様なステージを徹底サポート!投資を決める3つのポイント!
【銀行系VCの活用方法】銀行系VCを選ぶべきタイミング!融資を受ける際のメリットも?!
○田口順一 三菱UFJキャピタル株式会社-投資第二部部長
HP▶︎https://www.mucap.co.jp/
Facebook▶︎ https://www.facebook.com/junichi.tagu...
早稲田大学商学部卒業後、デロイト・トーマツ・コンサルティング(現アビームコンサルティング)にて業務改善コンサルティングに従事。
2001年11月よりダイヤモンドキャピタル(現三菱UFJキャピタル)にて
IT(製造・ソフトウェア)からサービス業まで
幅広い領域のベンチャー企業への投資業務に従事。
リーマンショック以降は、X-tech、メディア・コンテンツを中心に
シードステージからレイターステージまで投資を行っている。

VCを目指したきかっけは子供の頃! 外部採用からキャピタリストへ

田口さんの遍歴

田口さんは大学卒業後、監査法人系のコンサルティング会社に入社されています。学生時代からVCやベンチャーを支援する会社に入りたいと考えられていたそうですが、新卒で入社できるベンチャー支援業務を行なっている会社は限られていたそうです。そのため将来ベンチャーサポートに携われる可能性があるコンサルティング会社に入社されました!
コンサル会社4年目時に、三菱UFJキャピタルが外部採用を始めた事をきっかけに、三菱UFJキャピタルに転職されました!

VCを目指したわけ

田口さんは子供頃、歴史小説を読むことが好きで、特に軍師の小説が好きだったそうです。そのため、企業の参謀やお手伝いをする仕事がいいなと学生時代に思っていたそうです。その後、様々な業種について調べていくと、伸びる会社を手伝うことが楽しそうだと感じ、VCという業種に興味を持たれ目指されるようになったそうです!

VC挑戦のタイミング

山口さんが就職されたコンサルティング会社はベンチャーサポートの部署があったそうですが、新卒では配属されていませんでした!
ベンチャーサポートは1人で何でもやらなければならず、未経験の新卒では難しいといったこともあり、大企業向けのコンサルで3年程経験を積んでから部署移動をさせてもらうといった話で入社をされたそうです!
しかし入社後に組織再編があり、ベンチャーサポートの部署が別会社に吸収合併されたそうです。そのタイミングで別会社の方に異動もできると伝えられたそうですが、それであれば転職と同じと感じられ、VCに挑戦をされたそうです!

投資した企業家について

過去20年間のキャピタリスト歴の中で、前半は様々な企業へ投資をされてきたそうです。大企業のスピンアウトのものづくりの会社や研究開発を行う会社といったように領域を絞らずに投資をされていたそうです!
リーマンショック以降は山口さんの分野にフォーカスして、BtoBのDX分野のサービス分野とBtoCのコンテンツやメディアといったBtoB、BtoCの2つの分野を中心に現在は投資をされています!

20年間続けられている理由

山口さんが20年間キャピタリストを続けられている理由は、好奇心が旺盛で新しいものが好きなことと、ゼロイチにチャレンジする起業家がすごく魅力的で一緒に話していて面白く、自分の好きなことができて、いいなと思える人と一緒に働けるからと仰られていました!

その他にも、若手のキャピタリストに期待することについてもお伺いしております!

ぜひご覧ください!!!

👉動画はこちら

【三菱UFJキャピタル】多様なステージを徹底サポート!投資を決める3つのポイント!

三菱UFJキャピタルの概要

現在投資を行なっているファンドは250億円サイズのファンドで、また100億円はライフサイエンスに特化して投資しており、その他の領域に150億円投資を行なっています!
期間の10年の内、最初の2年で投資を行い、ある程度投資を行うと追加投資分を残して、次のファンドを銀行とまた建てるといった流れになっています。1社あたりの投資金額は1000万円〜5億円くらいと幅が広く、シード・アーリーからレイターステージまで幅広く投資を行なっているそうです。
会社全体で1年間で70社〜90社ほど投資をされているそうです!

1社あたりのMAX投資金額

上限の目処値は5億円と決まっているそうですが、5億円を超える場合は別のプロセスがあるそうです。過去の会社の事例では数十億投資をしているケースもあるそうです!

どんな投資先がある?

三菱UFJキャピタルは、東京、名古屋、大阪に拠点があり、投資担当はプレイングマネージャーを含めると42名在籍されているそうです!
ライフサイエンスに特化した投資チームなども存在するそうですが、基本的には個々のキャピタリストの興味領域や銀行からの紹介の案件であったり、上場できる業種であれば幅広く投資をされているそうです!

投資をする際の検討期間

大体3ヶ月〜4ヶ月ぐらいが標準的な検討期間になるそうです!
ただこちらの投資検討期間は、ケースバイケースでコロナ期間で少額の投資であれば3週間程で投資を行うことも可能だと仰られていました。
しかし田口さんは短い間に返事をすることが、必ずしもいいことではないとも仰られていました。お付き合いを続けて、ディスカッションを重ねながら相性が見えてくるので、ファイナンスニーズがあり、クロージングはもうすぐですといった状態よりも、少し前の段階から相談をいただけるとありがたいと仰られていました!
田口さんの過去の事例でピアラ社に投資をされたのは、初めて飛鳥さんにお会いしてから3年後のことだったそうです。付き合いが長かったことで起業家と投資家の間でギャップがなかったそうです!

投資をした後の関わり方

ライフサイエンスの分野は積極的にリードを取られており、ハンズオンの割合も高いそうです。銀行系VCはフォロー投資がメインだと思われがちですが、一部積極的にリードを取り支援をされているため、ハンズオンにも力を入れていると仰られていました!
全体的に見るとハンズイフで、営業紹介やお悩み相談など困ったことがあった時やアドバイスを求められた時に相談に乗るといったケースの方が割合に的には多いそうです!

代表的な投資先は?

VRのライブ配信プラットフォームを運営しているVARK社が最近面白いと思っている投資先だと仰られていました!
B Dash Campで代表の加藤さんとシードラウンド時にお会いされたそうです。その時は売り上げもなく、VCが決まっていないという状態だったそうです。しかし田口さんは事業内容は面白いと感じており、また加藤さんのパーソナリティー的にもこんな若手の起業家を応援したいという気持ちになり、初回投資をエンジェルラウンドで出資されました。その後、gumiやANRIなどから出資を受け大きく成長されていったそうです!

投資をする際の見極め方

シード段階は人が9割だと仰られていました!
その上で強いて挙げるなら、巻き込み力、成長率、思考の深さの3点を見られているそうです。
巻き込み力は投資家を含め、初期メンバーとして行動力があるメンバーを巻き込み、周りに応援団を増やしていくことができる方はすごくいいなと仰られていました。成長率は先月話したところをどれだけ実現できているか、そこの成長率が高ければ、今後壁にぶつかっても乗り越えていける社長になれると考えれているからだそうです。思考の深さは市場のニーズや攻め方、顧客のペインなど様々な要素をどれだけ深く考えれているかはある程度感じる部分があるため、巻き込み力、成長率、思考の深さの3つを見るようにされているそうです!

その他にも、C向けの代表的な投資先についてもお伺いしています!

ぜひご覧ください!!!

👉動画はこちら

【銀行系VCの活用方法】銀行系VCを選ぶべきタイミング!融資を受ける際のメリットも?!

銀行系VCの実態

VC業界では金融機関同士は比較的仲が良く、メガ3行のキャピタルが一緒に投資をすることもあるそうです。山口さんが担当されている投資先でもそのような事例は何社もあり、担当者同士の仲もいいそうです!

1行か複数 どちらが良い?

金融グループが違うと顧客基盤や営業紹介先も異なるため、複数の銀行系キャピタルから出資してもうことは問題ないそうです!

銀行系VCを活用するには

三菱UFJフィナンシャルグループ内で担当者が複数いるため、ターゲットを明確にした営業資料があれば、担当にスムーズにお繋ぎすることは可能だと仰られていました。たくさんの事業会社とのチャンネルはあるため、新しいことを大企業でやろうといった部署と繋ぐこともされているそうです。
数を当てるには、分かりやすい営業資料のBtoBの会社がよく、チャレンジングなことを取り組まれている会社に関しては、その領域に興味を持っている事業会社の部署が紹介の対象になるそうです。

IPO準備時のメリット

種類株の発行時の定款のチェックや新株予約権のスキームなど早めに準備をしておくものがあるため、グループ会社の三菱UFJ信託銀行に連れていきチェックを行い、後で問題にならないように支援をされているそうです!
また主幹事証券選定でもグループ会社に三菱UFJモルガン・スタンレー証券があり、新規を見ている担当者をピンポイントで連れてきて相談に乗ってもらうといった活動もされています!

エクイティと融資の関連性

融資はあくまで銀行側の判断になるため、融資の判断に関わることはないそです。ただ企業の融資の審査をする時に、色々な判断ポイントがあり、その中の成長性に関していえば、グループのVCが投資を行なっている場合はプラスポイントになるそうです!
未上場でステージが進んだ企業であれば、30億円ほどデッド性の資金を銀行から調達したケースもあるそうです。逆に早いステージで資金繰りが苦しい企業を支援することは難しいそうです。

銀行系VCを選ぶ理由

オールドエコノミーをDXで変革するようなテーマの時はオールドエコノミーのペインやそれを成し遂げるための障害など、その業種にたくさん付き合いのある金融グループにも一部知見があるため、業種への理解をしやすいそうです。違う目線で顧客のニーズを理解する手助けをするという部分で、銀行系VCを入れる意味があると仰られていました!
銀行系VCでもステージが早い企業に投資をするキャピタリストやステージB以降に投資をするキャピタリストなど様々なキャピタリストが対応しているそうです!
また地方の中小企業などに対して信頼度を獲得するために、名前の知れた銀行系VCを入れておくのは明確なメリットになるとも仰られていました!

その他にも、銀行とキャピタルの連携についてもお伺いしています!

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最後までお読み頂きありがとうございました!

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