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スタートアップ投資TV初コラボ!会社売却道場の登場!

今回は会社売却道場を運営する、ブルームキャピタル宮崎さんの出演会をまとめました!

宮崎さには、ライブドアの詳細やM&Aによる事業拡大についてお伺いしております!

▼目次
元ライブドアのアドバイザーが伝授!!成長する会社の特徴とは?
【企業拡大のポイント】M&Aの買い手側がとるべき戦略!
○宮崎淳平 株式会社ブルームキャピタル-代表取締役社長
HP▶︎https://www.bloomcapital.jp/index.php
YouTubeチャンネル▶︎https://www.youtube.com/channel/UCnqtBrpq2qeWFstvazzRaJQ
Twitter▶︎https://twitter.com/j_miyazaki
Facebook▶︎https://www.facebook.com/jumpei.miyaz...
早稲田大学政治経済学部卒業。
株式会社ライブドア ファイナンス事業部及びライブドア証券株式会社投資銀行本部にて勤務。
ライブドア・グループにおいては、M&Aアドバイザリー業務に従事し、多くの種類の先進的M&Aを経験。
また、同時に様々なプライベートエクイティ投資案件、
転換価額修正条項付転換社債型新株予約権付社債等における資金調達案件、及びファンド組成及び運営を経験。
その後、2006年より株式会社セプテーニ・ホールディングス(インターネット広告代理店、JASDAQ上場企業)へ、
投資/M&A部門責任者として入社。同社では、グループにかかる投資戦略策定、
M&A実施、ファンド投資プロジェクト、海外投資/M&A等を主導。
2010年より投資銀行出身者で立ち上げたブティック系投資銀行である株式会社社楽に事業開発担当責任者(IT業界担当)として入社。
M&Aアドバイザリーや企業再生を手がけ、オリジネーションに強みを発揮。
インターネット・コンテンツ・メディア・エンターテイメント・ゲーム・ITといったTMT領域を中心として、
環境・ヘルスケア領域、アパレル領域等の案件も遂行。
また、韓国・中国・シンガポールを中心としたアジア案件にも精通し、多くのネットワークを保有。

元ライブドアのアドバイザーが伝授!!成長する会社の特徴とは?

株式会社ブルームキャピタルとは

株式会社ブルームキャピタルは、売主側に特化してアドバイスを行うことを特徴にされているそうです!
売主側に特化する理由として、M&Aを行う上で必ず利益相反が起き、両方にアドバイスができないため、売主側に特化されているそうです!
また一般論として、M&Aの交渉で売り手と買い手だと買い手が有利なことが多いため、売り手が1番魅了的に感じる買い手と交渉ができるようにするために売り手に特化してアドバイスをされているそうです!

ライブドアとは

ライブドアは創業2〜3年で上場を果たし、最終的に年間3桁億円単位の営業利益を稼ぐようになったそうです。ライブドアの1番の稼ぎ頭だった事業は、プロ野球参入や日本放送を買収しようとするなどのM&Aだったそうです!
社名のライブドアもライブドアという会社を買収して、会社名を変更されたそうです。宮崎さんが入社された時は近鉄球団を買収しようとしていたそうです。その後、2004年にニッポン放送を買収しています。ニッポン放送を買収することで、ニッポン放送が保持していたフジテレビの株式も一緒についてきたそうです!
成長していく中で上がった株価で株式交換を行い、会社をどんどん買収していったそうです。その後2006年1月に強制捜査が入り、状況が厳しくなっていきました。

ライブドアと起業家

ライブドア全盛期の年代の方は、ライブドアに影響を受けて起業される方が多かったそうです。ライブドアに憧れて起業する人も増え、ベンチャー業界の裾野を広げる効果もあったそうです!

成長する会社の特徴

成長する会社の前提としてマーケットが大きいことが1番重要になるそうです。上場を目指すだけの場合はある程度のマーケットサイズでも問題はないですが、上場後も成長するにはマーケットが大きいことが重要になります!
またベンチャーから大成功した(利益が50億円以上になった)会社の8割が上場してから3年以内に数十億円〜300億円の資金調達を行なっているそうです。他の方が伸ばしたいと感じる企業の株価が上がり、その株価で資金調達が行えるようになるといったサイクルになっています!

今と昔の企業の違い

昔と今の違いとして今の方が情報が取集しやすく、成長する環境や多様な資金調達方法も確立されています!
また企業が成長するポイントとして、周りからの強いサポートがあることが重要であると仰られていました。
ライブドアは社員や社長が優秀だっとこともありますが、周りのライブドアをサポートする方達の推進力がすごかったそうです。

その他にも、ライブドア事件がなければライブドアはどうなっていたかについてもお伺いしております!

ぜひご覧ください!!!

👉動画はこちら

【企業拡大のポイント】M&Aの買い手側がとるべき戦略!

M&Aの企業拡大で気を付けること

M&Aの企業拡大で気を付けることとして、しっかりDDを行うことが重要だと仰れていました前提として財務や法務もチェックはしますが、財務や法務は最低限行なっていれば、ある程度はわかるそうなので、重要となってくるのはビジネスDDとなってくるそうです。この会社は本当に事業計画通りに進むのか、シナジーはあるが、おぼろげな状態になっているところを数字に落とし込む必要があるそうです!
シナジーを考えるポイントとして、どのくらいのキャッシュフローが生まれるのか、売り上げがどのくらい伸びるのかを見極めることが重要になります。

ライブドアからマネするべきポイント

ライブドアから真似するべきポイントとしてメディア戦略をあげれていました。ライブドアのように球団買収などで社長が有名になり、世の中の認知に繋げることで株価や資金調達に良い影響があるため、ライブドアのようなメディア戦略を参考にしてみるのは良いと仰られていました。しかしライブドアのケースは少し特殊なケースであるため、同じ切り口で良いというわけではなく、ライブドアのような切り口も考えてみることが重要であると仰られていました。またM&Aに対する投資のアグレッシブさも真似するべきポイントとして挙げられていました!

インターンからの入社について

新卒で入社されたのは宮崎さんともう1人の方の2人だけだったそうです!
当時の面接では、起業していた事と統計学や企業価値評価に興味があることを話したところ内定をいただけたそうです。内定をいただいた翌日に企業評価価値のリアルオプションという手法ついて解析しろという指示を受けたそうです。

M&Aで外部のリソースを使うべきか?

外部のリソースを使う前に社内でチームを組成することの方が正しいのであれば、社内でチームアップするべきだと仰られていました!
社内でチームアップをせず、外部のリソースを使う場合、買い手の場合、M&Aのソーシング自体は色々な会社と話していけば良いそうですが、買い手の視点絶対外してはいけない視点は、M&Aの企業拡大で気を付けることでも挙げられたビジネスDDをしっかり行う事です。可能であれば自社で行う方が良いと仰られていました。コンサルに依頼する意義は買い手の経営者側が第3者のプロ中のプロに事業を評価を行なってもらい、善管注意義務を取締役として果たしていることを示したり、第3者の意見を取り、意思決定をしたという記録を株主や証券市場向けに残すといった要素の方が大きいそうです。そのためビジネスの中身を細部まで把握するためにも社内でチームアップをしてM&Aを行うべきだと仰られていました!

その他にもライブドアが自社でデューデリしている理由についてもお伺いしております!

ぜひご覧ください!!!

👉動画はこちら

また今回は買い手再度でのお話でしたが、売り手再度のお話に関しましては、会社売却道場さんのチャンネルで公開しておりますので、ぜひそちらもご覧ください!

【ベンチャー経営者とM&A①】ベンチャー企業とVCの経営者目線の質問に答えます!ライブドアネタも

【ベンチャー経営者とM&A②】売主にとってのM&Aにおける大切なポイント

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