【医療】早い段階でパイプを作っておく

医療が訪問診療ではなく通院だった場合、少々不便なことや不都合な事があります。
なるべく自分がいなくても回る介護環境を作りたい方で、訪問診療をまだ契約しない方は、せめて訪問看護を週1回だけでも契約することをお勧めします。

訪問看護を契約するメリット
・服薬管理、血圧、酸素飽和度など基礎的なチェックを都度して頂ける。
・万が一の時、電話1本ですぐに駆けつけて頂ける
 (24時間対応を別途契約した場合)
・住環境を知っておいて頂ける(段差や庭、台所など)
・主治医との間に立って連携を図ってもらえる
・ケアマネさんが作るケアプランに組み込まれるため、看護師さんにもケアプランが共有されスケジュールを把握して頂ける。
・短時間の診察では気をつかって言えない事も、自宅で1回30分や1時間話をする機会があると些細な相談もしやすくなる。
・医療サービスとの併用となり、他の介護保険利用サービス費も医療費控除の対象となる。


訪問看護や訪問診療を契約しないデメリット
・主治医が在宅の様子が全くわからない
・夕方や外来時間外に「軽い怪我をした」などの電話があった時に病院に連れて行けず困る。
・本人の状態に反して通院をこなしてしまうと(家では寝込んでいるのに家族が付添い、タクシーで病院に来たなど)、悪化していることを見逃してしまう事がある。
・体温、血圧や血中酸素などの基礎的な確認が全くされず、重要なターニングポイントを見落とす可能性がある。


訪問診療や訪問看護のメリットがわからず「当てはまらないなぁ」と、なんとなく契約しなかかったために後悔した事がありました。

・プロに診て頂いている安心感
・日頃からの情報共有
・万が一の緊急対応

介護だけでなく医療も契約すると、要介護者だけでなく離れて暮らす家族にとっても心強い環境になります。

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