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写真を撮られるのがずっと苦手

もともと写真を撮られるのが好きではない。
いくつか理由がある。
人見知りで恥ずかしがり屋の性格。
自分の見た目に自信がない。
写真に撮られた姿を見てますます実感した。もちろん芸能人やモデルのようにかっこよくもなければ可愛くもない。
友人と一緒に撮った写真も、なぜ友人は綺麗に撮れているのに、私はこんなにぼーっとした無様な姿なのか。
学生の頃の劣等感やしっ難しい時期に、他人との写真を比較してますます写真が嫌になってくる。
それに自分の見た目に自信がないうえに、第三者から自分の写真に対してああだこうだからかいの言葉を言われるのも写真嫌いに拍車をかける。
別にこの人たちの評価を気にしなくてもいいだけの話だが、自分に自信がないから素直に評価を受け入れてしまって落ち込む。

集合写真であれば同級生だけでなく先輩や後輩、その保護者に至るまで不特定多数の人に見られる。
ただでさえ苦手な写真。
集合写真や証明書用の写真、できれば撮りたくないが撮らなくてはいけない時、ちゃんとしなきゃとか失敗が許されないと思ってつい力が入り、どっかのプロレス団体のポスターの方々みたいにカメラを睨みつけた写真になってしまう。
最近になって多少リラックスした表情で写っても問題ないことに気づいたが、それでもやはりカメラの前では身構えてしまう。

ちなみに、正直なところプリクラも苦手だ。
友人から撮ろうと言われて撮りに行ったものの、ここでもカメラの前に写る自分の姿が好きになれない。
変顔なんてとんでもない。
可愛いおもしろいと感じるどころか、より自分が醜く見えてくる。
それに大抵は写真を撮って終わりではない。写真を撮った後に「らくがきコーナー」と言われる場所で、名前を書いたりキラキラした飾りをつけたり写真に色々とデコレーションをしていく。
こういうところで書かれる字というのは達筆であることを求められない。
字体を多少くずしても丸っこい字で書くことが大事。
らくがきしている間、嫌でも自分の写真の姿が目に入ってくる。
でも、とりあえず何かを書かないと楽しくないのかな?と友人に思われて空気が悪くなる。
まあ自分の写真を見る機会が増えてくると目が慣れてきて、写真の自分の姿を見ていてもなんとか耐えられるようになってくる。
だが、それでもやはり写真に写ることにはいまだに苦手意識がある。
集合写真だとか身分証明用とかの写真となると、ふざけずにちゃんと写らないといけない意識に駆られて、ついカメラをにらんだような怖い顔になってしまう。

いっそのこと、モデルさんやカメラマンさんだとか、その道のプロに少しでも写真うつりをよくする方法を教わりたいものだ。

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コパまんじゅう
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