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1歳半の赤子に振り回されつつ読むことを止められなかった『暇と退屈の倫理学』が教えてくれた「そうか、私は退屈していたのか…!!」という衝撃的事実
そうか、私は退屈していたのか…!! 小学生男子と1歳半の赤子に振り回され、日中は乳を吸われトイレを急かされ家事もままならぬ暮らしで「暇」を渇望しているんだけども、まさかそれでもこの状況が「退屈」に深く関わってるだなんて思いもよらなかった。この本を読むまでは。 「退屈」の反対を「充実感」と言い表してみればわかりやすいかもしれない。 退屈といえば「なにかすること」を探してしまう、なんだか手持ち無沙汰というか、宙ぶらりん感というか、落ち着かない感じを思い浮かべる。「なんかヒマ