シェア
いけだ
2024年5月12日 00:22
踏み出した足は、頼りない爪先を先頭に 地面に触れた瞬間、砂の様に崩れ落ちた 人生は、どうせそんなもんだって思った 鈍色に光る窓の外で、未来が僕を見ている でも僕は外に出ないから、その声を知らない 慣れ親しんだ地獄で ずっと生きていくんだ 僕は一人だから、すぐ倒れちゃうから 自分の人生について考えようとすると 頭の中が真っ暗になっちゃうんだ 誰も助けてくれない 僕も助けてや
2024年5月5日 00:14
掌を額に当てる刻、俄に緊張が走る内心でつい謝りながら触れた僕の汚い手形が君の肌に付かないだろうか後ろめたいのは自分が嫌いなせい出口の無い迷路の真ん中で蹲る君が居ないと分からない忘れようとした何度も忘れようとした何にも感じない振りもした辛くない、悲しくないって笑ってる振りも沢山した僕には君が居ない僕が望んでも君は存在しない僕のゴールは君だからずっと迷路から出られない