見出し画像

新しいことにチャレンジできない時は…

新しいことにチャレンジしようとするとき…

「どうせ無理でしょ」

「おまえにそんなことができる才能はない」と

内側から自分を責める声が聞こえてきたりしませんか?


あるいは体調を崩したりタイミングを逃したりして

頭ではやろうと思っているのに体がついていかない、

とかいうことはありませんか?


「そんなことやっても無意味」 「人気も人脈もないんだから」

「どうせ失敗するに決まってる」 「諦めたほうがいい」

やってみようかな…というアイディアが浮かんでも

こんな声が大きく響いていたら…

「やっぱり無理だよね…」って

いつのまにか諦めてしまったりしますよね。


また、気持ちはあるのに体が動かない…体調を崩す…とか

やろうと思っていたのになんだかやる気になれなくて

結局できなかった…とか。

新しいことをやってみたい、自分を変えたい、というときに

こういった抵抗が起きることがあります。


自分を否定してくる声。

体や気分の不調で動けない。

これらの出どころは・・・


あなたの潜在意識の中にいる「インナーペアレンツ」です。


「インナーペアレンツ」とは、あなたが子どもの頃に、

周りの親や大人の声を取り入れて作り出した、内なる親です。

自分で作り出しているので、親と離れても、親が何も言ってこなくなっても、

自分で心の中に再現して、自分に制限をかけているのです。

「超自我(スーパーエゴ)」「批評家」「エゴキンマン」という言い方もします。

(名前の付け方が違うだけです。)


このインナーペアレンツが、

あなたの心の中にいる、「インナーチャイルド」(うちなる子ども)に語りかけて、

あなたの内側から湧き起こる本能的欲求やインスピレーション、自分らしさを制御しています。


これがあなたを否定したり批判したりしてくる「声」です。


純粋にワクワクしてやってみたい!と、インナーチャイルドが思っても

「常識的に考えてできるの?」

「経験ないのに無理じゃないの?」

「過去にも失敗したし」

などと、いっけん理論的な理由で押し止めてきます。


いっけん理論的なのですが、よくよく検証してみると、

その理論や「常識」や「経験」は偏っているので要注意なのです。

まずは、「この声は自分の本当の声ではなくて、インナーペアレンツの声だ」と

認識することが大事です。


自分の本当の気持ちと、自分を批評してくる声とを切り分けましょう。

その切り分けができると、

声の言ってることがほんとうなのか検証したり、一旦わきに置くことができます。


もうひとつのインナーペアレンツの働き方として

はっきりした「批判の声」として語りかけるのではなくて

ムード(雰囲気)を支配するパターンもあります。


例えば、家帰ったらお母さんが黙ってるけどなんか怒ってるっぽい。

空気が悪い…怒られないように静かにしとこ…、と、子どもは縮こまって家にいる。

そんなかんじです。


空気感のような、壁紙のような感じで全体を包む気分。自分の背後にいるような感じ。

それは不安感だったり罪悪感だったり。

はっきり批判してくるわけではなくて、気分全体に漂う空気感だったりするので、

意識しにくく気づきにくい。


その状態に慣れてしまっていたりすると、それと一体化してしまっていたりする。

このムードを支配してくる場合、はっきり攻撃してくるわけではないので、

切り分けることがなかなか難しいかもしれません。

だからこそ、批判してくる部分(インナーペアレンツ)と、

批判に晒される部分(インナーチャイルド)を分けて感じることで

自分が本当にしたいことと

それに対して抵抗している部分とを分けられて、

本来進みたいと思っている道へと

スムーズに進むことができるようになっていきますよ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?