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プロブロガーに憧れた生徒たちの現実

前回の記事の続きになる。

プロブロガーから学んだこと。

プロブロガーから同じ教えを乞うても
全員が全員プロブロガーになれていないという現実がある。

全員がプロとして成功するというのはありえない、
そりゃあそうだとなるかもしれないが
ブログが売れる売れないにしても
教わったことを守り続けるのはキツいという現実があるようだ。

今回は手厳しい話になるが
ブロガーたちの現実というものをここで述べていきたい。

大体のブロガーがWordPress代金の支出の方が高い。

私もプロブロガーなる存在を目指して躍起になっていたが
Google AdSenseでの収益はならなかった。
AdSenseはユーザーが広告踏んだ残高の合計値が8000円以上になって
ようやく手元に収益が手に入る仕組みだ。

私がWordPressを年間で運用してた時は
サーバーとドメイン代で2万円強/年での出費だった。

2万強というのは一番安いプランでこれである。
ブログを書けども書こうども、それがアクセスにつながらず
どうしても出費の方が高くついてしまったのだ。

アクセス検索に強いWordPressとはいえ
収益に全くつながらないようであれば
年間を通してみると赤字でしかない。

5年10年というスパンで続けられる起業家が減少しているというが
WordPressで続けられるブロガーもやはり右肩下がりのようだ。

気になってブログ見に行ったら
いつの間にかサイトつながらなかったり……。

ブログ更新を検索エンジンにアピールするために量産される雑記。

売れてないブロガー仲間のブログを見てると雑記が多い。
私自身も記事を量産して空振りに終わった経験があるからいうが
たとえどんなに美辞麗句をならべてあっても雑記は読まれない。

検索エンジンは年々賢くなっている。

今日は何キロランニングしただとか……
学んだことはなんだとか……
記事数稼ぎのために書いたような内容薄い雑記は
まず検索に引っかからないしページ離脱率も高い。

仮にヒットしたとて、内容薄い雑記は
何より読んでる時間がもったいない。

ブログにアクセスしにくるユーザーは雑記でなく
自分の課題を解決する情報を求めてるからだ。

本当にブログだけで飯を食えてる人は一握り。

何人もの人がブログ講座を受けて
その中でブログで飯を食えてる人は一握り。

直接関わったか否かに関わらず50〜100人くらいブロガーを見てきたが
その中でブログだけで収益を獲れている人は
私はたった1人しか知らない。

あとは元々個人営業なのでブログ以外のコンテンツが収益源になってるか
ほぼ雑記連打に終わっていて
更新が止まっているサラリーマンブロガーの二極化だ。

師匠の教えを守っている人はその人くらいで
他のブロガーたちは更新が滞ったりして
ブログが長続きしていない現状がある。

サラリーマンブロガーが多く
大体は平日業務で手一杯なのが現状のようだ。

ブログを毎日更新するというノルマに心折れる現実。

ここが一番肝になるところ。

毎日平日9:00〜18:00の時間の枠組みで働いているとして
通勤途中とかそれ以外の時間でブログに時間を割く。

毎日残業あるかもしれないし
それ以外の時間でブログを書いて更新するというのは辛いものだ。

これは私も経験したことがあるから言えるんだが
毎日更新しようと思うと、平日は1行書いて終了、
というので精一杯。

平日は残業込みでの時間を想定しないといけないし
平日の仕事をおろそかにするわけにはいかない
平日は基本5日だから早く寝ないといけない

そんなわけでブログだけに時間を割くわけにはいかない。

サラリーマンブロガーの辛いところだ。

学生ブロガーも探せばいるのかもしれないが
そういった話は聞かない。
学生の段階でプロに学ぼうという人を見たことないせいだと思う。

自営業であればブログは商品紹介で必要になるが
サラリーマンブロガーであれば
更新頻度が落ちたり、閉鎖もやむなしと考える。

ブログやSNSでキャッキャしている人も
平日フタを開けるとしんどい思いをしている人が多いのが現実のようだ。

私が関わったブロガーでも
「仕事辞めたい」っていってたり、病んでる人もいた。

ブログを毎日書いてた頃の私がそうだったからわかる。

終わりに・ブログを自分のためにどう活かしていくか?

上記ここまで述べさせてもらった。

ブログを自分のためにどう活かしていくのか?
というところが結局肝になる。

自営業は自社紹介でやむをえないが
サラリーマンブロガーの場合は

「なんでブログを保有するのか?」
「ブログ立ち上げてまで伝えたいことってなんなの?」
という話になる。

「自分の成長記録をつけるため」だったら無料ブログでもいいし。

自営業みたいに自社製品があるわけでなし
となると書く理由もうすっぺらいものになってしまう。

毎日好きなことを書こうとするとわりとしんどいのだ。

苦しんでるサラリーマンブロガーが多いのは
教える人がすごすぎて、師匠を間近でみてきたからこそ
師匠を理想として追い求めてしまって
現実に目をくれず地に足がつかない。

うまくいかない人たちは師匠の幻影を追いすぎて
理想と現実の狭間で苦しんでるように見える。

理想を掲げるのは大事なことではあるが
まず目の前の現実に目を向けてほしい。

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