![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/109556039/rectangle_large_type_2_a00a06bf13dcc2fadd12b7486d4a04b6.png?width=800)
とあるコミュ障の話1。コミュ障社会人新卒の悩みを解決するのは何か
ある日リーディングで聞いてみたこと。
「私が今後の人生で詐欺に遭わないようにするためにはどうすればいいか」
慎重に行動する。年上の知者を頼る。そして重荷を手放してしまえばいい。
私が東京に来た時であれば、この質問は割と大問題であるが
ある程度重たい問題をかつてクリアしたせいか
割と軽い質問の扱いのようであった。
よくいえば営業トーク、悪くいえば詐欺まで、思考能力が追いつかない自分が
いいようにやり込められていたから
「どうすれば詐欺に遭わなくて済むか」、
割と聞いてみたい内容だと思ったんですね。
藁にもすがる思いだったコミュ障対策
![](https://assets.st-note.com/img/1688082246999-h3j1HcJjWD.jpg)
コミュ障でどうしようもなかった社会人新人時代。
今でいう「陰キャ」というものでした。
話し相手はかなり限定的。話すのが下手。
話すよりメールの方が得意。
対面で、人と目を合わせて話ができない。
この欠点は後年もかなり指摘されてしまった点でもありかなり気にしていました。
この課題をクリアするために、コミュ障を解決する無料相談に乗っかったことが、
営業トークで丸めこめられる歴史の始まりでした。
今でも覚えています。
会社の新人研修でコミュ障ぶりを発揮してしまい
周りの同期とも連携を取ろうとせず、個人プレイばかりをする悪癖を指摘される。
そのことに焦った私はコミュ障を治すために、ネット検索を駆使して
コミュ障を改善するセミナーなど、外部機関を探しました。
結果として割とすぐ見つかって、ある企業主催の
コミュニケーション能力強化セミナーがヒットしました。
無料相談を謳っており、「ここに解決策があるに違いない」と
心底藁にもすがる思いでした。
SOSを出していたのだから。
コミュ障に違いないが、私の決断速度は早く、瞬殺で決まりました。
定時後に東京のこの会社の人とアポ取って、話聞いてもらおう、と。
「この人たちなら俺の話を聞いてもらえる」と、
特に何の根拠もなかったのですが、
都合の良い日程を選んでアポ取るまでは流れるように終わりました。
「誰もコミュ障を解決する策を持ち合わせていない」という孤独感
![](https://assets.st-note.com/img/1688082340535-hTffvvluza.png?width=800)
まぁ正直、なんでこのことを誰にも相談せず、
単独でイキナリ外部の人に相談にいったかって言えば。
会社の同僚も同期も上司も、親兄弟も私の周りの人間は誰も、
仲の良かった友達や他の外部会社の同期も一緒で、
私のコミュ障を解決するスキーム(枠組)を持っていないから。
自分の周り、コミュ障のやついないじゃん、と。
答えは「コミュ障って、そんなの俺だけだから」という一言。
自分がコミュ障であることを危機感として認識した途端、
周りに誰も味方がいないことに気づいた。
誰なら信用できる?誰なら解決策を持っている??
「敵か味方か」で言えば、周りは「敵」だらけだ。
自分がコミュ障と本格的に認識したら、途端に孤独になりました。
自分の趣味もゲームとかどちらかというとオタク趣味だし
周りに理解できる人間もいない。
今更趣味も、コミュ障の性格も変えられない。
思い出せば、完全に詰んでいましたね。
会社辞めるか、コミュ障改善して、なんとか喰らいつくしかない。
答えがあるとすると、外部に行くしかない、
その結論を出すのだけは容易でした。
終わりに
今思えば、周りに味方が誰かいたか?と言えばいたのかもしれないけど、
周りとコミュニケーションできないという
非力感に苛む自分に共感してくれる人間がいるか??
と言えば「ノー」でした。
もしあの社会人新卒時代に戻ったとしても、
やることは変わらなかったと思います。
今更自分の趣味とか性格を変えるのは難しい。
自分のことを知っている誰かに相談せず、
自分のことを全く知らないはずの東京の全く知らない会社に飛び込む。
自分にはそれしかなかった。だから外に助けを求めることにした。
自分のことを全く知らない人たちに相談しても何にもならない可能性はある、
無駄な時間とお金だったというリスクはつきものだが、
共感できる人間がいない、誰も解決策を持っていない、
それを知っていたので、「答えは外にある」という結論を出しました。
今振り返っても、かなり荒っぽい決断だったなと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?