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【愛車紹介②-4】ZX-6Rの推しポイントその4

ドーモ、すたーだすとです。
今まで結構マニアックに6Rの推しポイントを語ってきたけど、今回で推しポイントについては一旦締めたいと思います(読者も飽きてきただろうし←)。

今回の推しポイントは、ズバリ排気量!
「4気筒636cc」これが6Rの推しポイントです💪

2014年モデルのエンジン
ここに夢と希望と汗と涙が詰め込まれている、多分

世の中には、1,000cc未満のバイクは乗る意味ないと考えるナンシーなおじさん達も生息しているらしいけど(実際に遭遇したことはないけど)、この636ccという中途半端な排気量に少しでも共感できる人は多分仲間。というかこの記事を読んで共感してくれ。

6Rはカテゴリー的には600ccスーパースポーツという区分に属している。我々日本人からすれば、カテゴリー自体が「600cc」という中途半端な排気量帯であり、さらにそこに「36cc」がプラスされてる訳だから、中途半端の中の中途半端な排気量と言っても差し支えないだろう。

そもそも 600ccという排気量は、欧州ではミドルクラスという扱いであり、日常使いからサーキットまで幅広く活躍する、人気の高いカテゴリーらしい。正直ほんとかよと思うけれど、「バイクの系譜」曰くNinja650が欧州で超人気だというので信じよう。

パワー感や使い勝手の面では日本でいうところの400cc的な立ち位置なのかもしれない。それに欧州では1,000ccほどのパワフルなバイクになると保険料が爆上がりするらしいので、金銭的な意味でも「丁度良い」のかもしれない。

また調べたところ、国際的なバイクレースである「ロードレース世界選手権(通称MotoGP)」の中のMoto2というクラスや、「スーパーバイク選手権(通称SBK)」と併催される「スーパースポーツ選手権(通称WSS)」にて1,000ccに次ぐ排気量帯として600ccのSSがエントリーできるらしい(Moto2についてはワンメイクレースのみで、2019年以降はトライアンフの3気筒765ccのみ)。WSSにおいては6Rも何度か優勝を果たしているゾ。
レースの話は正直ややこし過ぎるので一旦割愛。
欧州目線で見れば人気の高い排気量でのレースだから、レースに憧れて自分も同じ車両を買おうっていう気になるのではないかなぁと。
メーカーから見ればレースで活躍すれば売上に直結するわけで、まさにWinWinな関係と言える。
まぁ、最近は600ccレース自体廃れてきているらしいけどね(笑)

レース車両の6R
カワサキと言えばやっぱライムグリーン

何が言いたいのかと言うと、600ccのSSは大型排気量の中では小さい部類になるけど、決して面白味に欠ける排気量ではないということ。
確かにリッターSSに比べれば低速からの異次元な加速感は薄いかもしれない。しかし回していけば身のすくむような加速感を味わえるし、最高速だって200km/h以上は余裕で出せる訳だから、大型バイクとしては十分な(公道では過剰な)ポテンシャルを持っていると思う。
それにリッターSSとの決定的な違いは、回そうと思えば上の方まで回せること。流石に公道ではレブリミットまでは回せないけれど、低ギアであれば、例えば高速の合流等で異次元の加速感を味わいつつ、脳天をぶち抜くような甲高い排気音を楽しめるってわけ。
少なくともリッターSSよりは、公道で回せる回転数が高いと思う。サーキットでしか回せないよりかは、公道でも多少回せる余地がある方が良いよね?なに、ブン回せなくても速い方がいい?まぁ気持ちは分かる。

そしてこの6Rは600ccクラスから一足はみ出た636cc。なんで650ccにしなかったんだって最初は思っていたけど、50cc、00ccに拘らないバイクも多く輩出されている昨今、この6Rにとっては「+36cc」(厳密には+37cc) が必要十分な数字だったんだろうと思う。
この「付加価値」のおかげで、既存の600ccに比べて低速域における扱いやすさが格段に上がっているのではないかと感じる。レースは専用車両に任せて、大多数のユーザーが使う公道での利便性を取った6Rには、一見中途半端な排気量ながらも、既存の価値観に囚われない唯一無二の楽しさ、親しみやすさがある。
6Rにとっては公道が主戦場。カテゴリーは最早600ccスーパースポーツではなく、「公道スーパースポーツ」とか「公道レーサー」で良いんじゃないかな(適当)。
※公道では制限速度を守りましょう。

次に、忘れちゃいけないのが4気筒エンジンだということ。近年排ガス規制の影響で4気筒バイクが減っているけど、そんな中4気筒の火を消さずに頑張っているのが我らがカワサキ。なんと250ccや400ccまで復活させてしまったのは流石としか言いようがない。
バイクには単気筒から6気筒くらいまでエンジンの種類があり、個人的にはどのエンジンも良さがあると思っているけど、バイクと言えばやっぱり4気筒がしっくりくると思います。それは何故かというと、「音」が全てを物語っている。バイクの「音」と言えば、「ブンブン」とか「ブォンブォン」という擬音が思い浮かぶ人が多いのではないかと勝手に思っていて、まぁ中には「ドコドコ」とか「ドゥカドゥカ」の人も一部いると思うけど、少なくとも日本においてはかつて一世を風靡したバイクの多くは4気筒エンジンであり、「ブォォォオオオオオン!!」と高回転まで突き抜けるサウンドは4気筒ならではで、それに闘争心を掻き立てられ、バイクに魅了された若者が多かったんじゃないかなと思います。
あと「直列4気筒」とか「直4」っていう言葉の響きもなんかかっこいいよね(語彙力)。

そんな4気筒である6Rの排気音を聞いて欲しい。

先に断っておくと、これは公道不可のマフラーの為、そりゃあ音が良いのは当然なんだけど、安心してください。純正マフラーもだいたいこんな感じです(大嘘)。
正直に言います。純正は流石にこれより低音だけど割りと良い音です、信じてください!何でもしますから!(何でもするとは言っていない)

純正のみで良い動画がなかったので、車検対応のBEETマフラーとの比較動画を拝借。確かにBEETの方が抜けが良く迫力があると思うけど、純正も結構しっかり唸っていて割りと良い音。
運転していると、6千回転以上は音もスピードも一気に迫力を増してくる感じに、ライダー側も闘争メーターと戦闘力が爆上がりしてくる高揚感が堪らない。あぁ、今すぐ6Rに乗りてぇ(末期)。
個人的には2気筒も単気筒も好きなんだけど、この雄叫びは4気筒じゃなきゃ味わえないだろう。

長くなってしまったのでまとめると、「4気筒636ccは最高だぜ!」これに尽きる(超適当)。
とにかく百聞は一見に如かず。皆も今すぐカワサキプラザに印鑑を持って向かってくれ👊

お前こんな適当な締め方で会社の稟議書ちゃんと通るの?と思われる方もいるかもしれないが、6Rの推しポイント紹介は一旦終了。次回は閑話休題、6Rを購入検討していた時の話でも書こうかなと思います。では✌️

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