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差別する心はどこから生まれるのか

どんな人にも差別する心の目は存在している

誰かを可哀想がったり哀れんだりするのも
やはり差別する心なんだと思う

生まれつきの事に対して優劣をつけ
自分を上に置く

魂から見れば愚かしい在り方だけれど
この世界ではそれが当たり前だ

そうする事で安心して
自分の存在価値を感じるように
教育されて来ている

若い頃はこの社会に蔓延する
差別する心に腹を立てていたけれど
今はああ差別心が酷い人たちは
大人になる過程で心の目が
酷く悪くなっちゃったんだなと思う

幼い子供の頃は心の目が開いていたのに
どんどんと閉じていき ついには
ほとんど見えなくなっている

生命の内側にある輝きを見失って
外側ばかりを気にするように
矯正されて行った結果が
差別の蔓延する社会を作り上げてしまった

動物や植物や鉱物たちは
もっと内奥にあるものを
感じながら生きている多次元的存在だ

人間は彼らから教わることが
たくさんある

最近岩や樹木が語りかけてくる
気がするのでよく会いに行っている

彼らこの世界のポータルであり
形を超えた世界と繋げてくれる存在だから

左脳は全てをカテゴライズして
生命の繋がりから自分を分断し
自らを守っているつもりになっている

それはこの世界への恐れから来ているのだ
だからこそ 私たちは自分の内側に
安らぎを取り戻す必要がある

芯から安らいでいる時
お腹から笑っている時
人は恐れたり差別したり出来ないから

私たちが誰を差別する時
自分を差別しているのだ

それは見せかけの安心の裏で
さらなる恐れを生む

自然界と対話して
自らのポータルを開こうと思っている



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