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予定はどこまで正確であるべきか

会社で新しいことをやろうとしたとき、
企画書やプロジェクトスケジュールを計画すると思います。

以前の会社では計画の承認が取れるまでに
3か月かかるということがありました。

作成した計画にも不備があったとは思いますが、
考えられるパターンをすべて
計画に落とし込むのはものすごく効率が悪いと思います。

そもそも3か月あれば、何かしら
成果物を作れたはずです。

今のご時世、外部環境の変化が恐ろしく速いので、
計画立てるのに3か月もかかっていたら、
周りの方が変化していて、
計画の前提が崩れたりします。

計画を立てることも大事だとは思いますが、
まずはスモールスタートで開始できる方法がないかを
検討してとにかくスタートさせるのが重要です。

かなり前の話ですが、
IaaSが世に出始めたころは、
日本の企業もAWSやAzureのようなサービスを
構築しようとしていました。

その当時、計画に数か月かけて、
大規模な設備を投資してしまっていたとすると、
コストの回収ができないといった企業もあったんじゃないかと思います。

結果論になりますが、
スモールスタートで始めて、
早めに顧客を囲い込んで、
徐々に拡大させていくということが
できていたら日本にもクラウドベンダーが
できていたんじゃないかと思います。

また、失敗したとしても
スモールスタートであれば、
撤退もしやすいです。

準備しすぎてチャンスを失うよりも
早めにスタートして柔軟にプロジェクトを進められるような
スキルが今後は必要になってくるかと思います。

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