おうち時間は、家族の食事時間

我が家には中2と高2の息子がいます。
専業主婦の期間が長かったことと、その後は時短パートで
働いているので子供達の食事には時間をかけてきました。
作ることもそうですが、一緒に食べることにも時間を
かけてきたし、食事の空間を大切にしてきました。

そして、コロナ禍で家族の時間が増えました。
部活がない、習い事がない、パパが在宅。
自然と家族揃って食事をする機会が増え
朝も夜も一緒という、昭和のような食事風景になりました。

そうなると、忙しくてなんとなく食べていた食事から
今までより時間をかけて味わえるようになり
子供達からメニューのリクエストが多くなってきたんです。
毎日、食べたいものがどんどん出てくるみたいで
夜ご飯の献立がいつからか予約制になっていました。

作る方としては、食べたいと言われたものを作るので
楽になった。食費と相談しながら買い物をして、なるべく
順番通りになるように作るようにしています。

子供からの「食べたいものを作りたい」

子供達も大きくなり、包丁やガスが使えるようになってきたので
最近は「食べたいから作るわ」ということが増えました。
何かの教科書かと思うほど熱心に観ているYouTubeが料理の先生で
材料の切り方、作り方、盛り付け方まで教えてくれるそうです。
私はLINEで送られてくる材料表の食材を買い揃えるだけ。
(子供に買い物に行かせると破産間違いなし!なので・・)
あとは、iPad片手に黙々と調理してくれます。

長男は、台湾まぜ麺、めんたいクリームパスタ、手羽元の甘辛煮
次男は、チャーハン、たこ焼き、冷しゃぶサラダ、バナナケーキ

私が作る一食を、代わりに作ってくれます。

「美味しい!」「ありがとう!」が自然に言える

もう何年も、当たり前のように家族にご飯を作ってきた。
私は、作るのが当たり前。
そして家族は、食べるのが当たり前。になっていたかもしれません。
だけど、子供達がご飯を作ってくれるようになって
その考えが少し変わりました。
子供達は本当に楽しそうに作っています。
そして、「美味しいよ!最高!」と言うととても嬉しそう。
食事を作って食べてもらう喜びや
「美味しかった。ごちそうさま。」を聞ける喜びを
思い出させてくれました。

最後に

子供達にご飯を作り続けてきた十数年間。
その子供達が今、私たち親のために食事を作ってくれる。
家族を思って作ってくれる、その気持ちは本当にあたたかい。
私が毎日子供達を思って作っているこの気持ちは
きっと届いているはず。
だって、子供達の食事は私たちを思ってくれているから。

だから私は明日も明後日も、心をこめてご飯を作ります。
子供達から教えてもらった、思いをこめて作ることは
必ず伝わる、そして幸せな気分になれると。

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