見出し画像

文学フリマで買った本③(文学フリマ東京36)

②はこちら

文学フリマって何?って方はこちら

https://bunfree.net/about/

USB売りの少女(まやま だいちさん著)

これは事前のカタログチェックはしておらず、タイトルで惹かれて最初の数行立ち読みし購入した本。
創作って難しいなとしみじみしてしまった本だった。アイデアと掴みはおもしろくて読み進めるんだけど、読後感があっさり薄味でなんとなく物足りなさが残った。最後の中国を舞台にしたお話は最初から最後までおもしろかった。

僕らはみんな冷えている(ナカノヒトリさん著)

これも事前のカタログチェックは無し。通りすがりにあ、去年買っておもしろかった人だ!と気付き立ち読みして購入。・・したら、合同サークルさんだったのですね。と買った後で去年買った本と作者名が違っていることに気付いて理解。なんでこんなんでこの歳まで無事に生きてこられたんだろう。

今日は本題だけで行こうと思ったのにまた話が逸れた。本の感想。
視点と視線と描写が好きだった。人間のややこしさと滑稽さと愛おしさがふんだんに味わえる本。誰もが優しくて面倒臭い、それで良いしそれが良いって思えて少し気が楽になるお話でした。

なんとなくでも、なんとか生きてるわたしたち(ナカノヒトリさん著)

これもやっぱり視点と視線と描写が良かった。こういうなんてことないようで、でも忘れるのは勿体無いような日の輪郭を、こんなにくっきりなぞって残せたらとても素敵な人生じゃなかろうかと思う。


今日はこんなところでした。全部やるのか?本気か?

この記事が参加している募集

文学フリマ

twitterの人に「ブログでやれ」って言われないようにアカウント作りました。違うブログで台湾旅行や入院や手術に関してお役立ち情報書いてます。よかったら見てください。 http://www.ribbons-and-laces-and-sweet-pretty-faces.site