見出し画像

ミルボン入社7年目、広報の目線からつづるnote

ごあいさつ

はじめまして!
美容室で販売しているヘアケアメーカー「ミルボン」で広報を担当している星と申します。

ミルボンという会社名は初めて聞く、という方も多いかと思います。
私たちは美容室専売品、つまり美容室を通じてお客さまにヘアケア製品を販売したり、美容室にカラー剤などを提供している会社です。

私は2016年に研究職として入社し、おもにスタイリング剤の開発を4年経験したのち、広報へと異動してきました。
現在、広報として取材対応、企画戦略、オウンドメディアの運営などを行っています。

広報に異動してきてから日々、商品情報や社内の取り組みを伝える仕事をしていますが、ずっと胸に秘めていたことがありました。

「もっともっとミルボンに関するいろんな情報をみなさんに伝えたい」

社員から人気のミルボン製品の話や、仕事の中であったちょっとおもしろいネタ話、私がミルボンらしいと感じた社風などなど、オウンドメディアに載せるほどの内容ではないけれど誰かに伝えたいという想いから今回noteを立ち上げることにしました。

これまでのお仕事

ここからは私のこれまでの歩みを簡単に紹介させていただきます。

1.研究職編

2016年に研究職としてミルボンに入社。
そこから私はおもにスタイリング剤の開発を担当し、4年間で以下3つの製品開発に携わりました。

・デビュー作 ジェミールフラン アレンジスプレー
・1番苦しんだ分、一生忘れられない達成感を得た ジェミールフラン ヘアベースメイクシリーズ
・研究職最後の思い出で最高の完成度 DOOR シャイニーオイル

入社3年目で担当したジェミールフラン ヘアベースメイクシリーズ

研究職時代を振り返ると、つねに走り続けていたような感覚です。
「製品開発」と聞くと華やかなイメージがあるかもしれませんが、実際はトレンドを生み出す美容師さんと共に、最高の1品にたどり着くまで何十、何百という試作を重ねる日々。
品質の安全性、安定性に問題がないか繊細で地道な確認作業の繰り返し。製品完成というゴールまでもうすぐ!と思っていても、ここで何か問題が生じたらまた1からやり直し、なんてことも日常茶飯事です。

正解がない中で、0から1を生み出す仕事の苦しさに、「誰でもいいから私の手をとって正解の方向を示して…」と何度思ったことか分かりません。
ただ逆を返せば、入社1~4年目という若手が、これほど苦しむまでに自由な裁量・権限が与えられていたということだと思います。
上司の意見に従い進めるだけの仕事なら、これほどの苦悩は経験せずに済んだでしょう。
(もちろん悩んでいるときは、上司や先輩が相談に乗って助けてくれます)

自分で考え、悩み、若手でも“いち研究員“という立場で接してもらい、仕事にチャレンジできていたからこそ生まれた苦悩。そして完成した製品は、それまでの苦しみをすべて達成感に変えて、私の中に「自信」として積み重なってくれています。

2.広報編

2020年に広報へ異動してからは、取材対応、企画戦略、オウンドメディアの企画運営などを担当しています。

これまでに広報で企画してきた一例はこちら!

・ミルボン初!メディア向け事業説明会
「美容室に行きたくなる」気持ちをつくれる企画はないだろうか?と考え生まれた、「髪」がテーマのエッセイ記事連載『HAIR IS POWER』
・「美しさ」をテーマとしたショートフィルム企画「MILBON AWARD」&「MILBON BEAUTY MOVIES」

オウンドメディアでは俳優の別所哲也さんと対談させていただいた記事も公開中

研究職だった私がなぜ、広報に異動してきたかという話は、またおいおい語らせていただくとして…

外から”広報”という仕事を眺めていたときには、「取材対応をしたり、メディアの人と繋がれたりする華やかな仕事だな~」という月並みな感想でした。しかし、いざ自分が配属されて仕事を始めてみると、広報の仕事の本質は「人と人」「人と企業」を繋ぐ裏方仕事であり、社内によく目を向けていないと務まらない仕事だと実感しました。

会社の中にはみんなに伝えたい情報がたくさん散らばっています。有象無象の情報を単に発信するだけでは伝わらないし、魅力と捉えてもらうことができません。
私たち広報は、画像をトリミングするように伝えたい情報を選んで切り抜き、魅力的に映るように整える役割を担っています。
(もちろん切り抜きしても情報が正しく伝わるように細心の注意を払っています。)

ミルボンという会社の理念や魅力を伝えること
メディアや一般顧客の方からの声やイメージを社内に届けること


ミルボン社員と一般顧客という2つの目線を常に持ち続けながら、企業や人をつなぐ役割を果たしていると思っています。

まだまだ広報初心者ですが、どうやったら企業と人をつなぐことができるかな?と楽しく脳内会議をしながら企画を練っている日々です。
企画した事例についても、また近々noteに書けたらと思っています!

これから

ミルボンに関するあれこれを、個人的な視点でのんびりと書いていきたいと思います。
ミルボンが好きな方から特に美容に興味はないけど…という方まで、『こんな話を聞いてみたい!』なんて言っていただける日がいつかくるかも、なんて夢も見ています。

みなさんも一緒にミルボンを覗いてみませんか?
どうぞよろしくお願いします。

この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?