横浜中華街の調理師の給料

横浜中華街で一年半ほど働いた時の話をさせていただきます。今から5年以上も前なので今とはズレがあるのですが、わたしは新人だったので手取りでだいたい165,000円でした。まあまあ貰ってるほうなのか、少ないのか多いのかはみなさまの見解にお任します(笑)


さて、一年半もいてそこそこ充実していたのですが、人間関係という壁にぶち当たります。まぁ、よくあることですね(笑)それまではわりと良好な関係を築けていたのですが、ある日から無視されることとなりました。きっかけは、僕が誘われていない飲み会に行かなかったからです。誤字では無いですよ(笑)


誘われていない飲み会にいかなかったから嫌われた。


なかなか変なワードですね。でも事実なんでしょうがないです(笑)そこから無視されるようになり、徐々に病んでいきました。ある日行きたくなくなり行きませんでした。社会人として失格です。でも、あれから何年も経った今ではあの時の判断は間違ってはいなかったと勝手に思ってます。正直ベテラン中のベテランばかりで、鍋を振るポジションにはあと何年も必要だと感じましたし。老舗の伝統というか、決まり事のようなものがありますから、窮屈に感じることも多々ありました。


そこからすぐに横浜駅の近郊にある比較的新しい中華料理店へと面接を受け入りました。そこがまだ居る今の職場になります。それまでは前菜、板場などを少しかじるぐらいしかやってきませんでしたが、今では6年ほど居るのもあって厨房の業務はほとんど問題なくこなせます。今の職場には感謝しかありません。なにせ、色んなところで挫折しまくったこんなヤツをここまで育ててくれたのですから。


結論

人間関係は大事ですが、あの時中華街の店で人間関係良好なまま続けてしまってたらと思うとゾッとします。たぶん。今だに何もかもが中途半端な料理人(技術面が)になってたとおもいます。我慢しない事が長期的に見たら大事な事もあるという事を知りました。


ちなみに、給料も今の方が増えました。中華街はベテランがずっと辞めずに居るので、下の人間の給料は上がらないのだと勝手に解釈しています(笑)

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