見出し画像

ビール屋さんが教える、お酒にぴったりなおつまみレシピ #おうちで晩酌

すっかり夏の陽気が続き、熱中症や夏バテに注意しなくてはいけない季節になってきました。パワーの出る料理を食べて今年の夏も健康に乗り切りたいですね。

画像1

こんばんは。大阪、心斎橋のクラフトビアバー、スタンドうみねこの料理担当(噂通り大酒飲みの)あみです。急に暑くなってきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
ところでみなさまの趣味は何でしょう?
私はサイクリングをすることです。きっかけはちょうど10年前のゴールデンウィークに、友人4人で10代最後に思い出を作ろう!ということになり、当時住んでいた奈良から京都の金閣寺までママチャリで行ったことです。完全に若気の至りではありましたが、1日で往復140キロ走り、目的地の金閣寺についた頃はスカッとした気持ちと達成感でまわりの目も気にせず大号泣しました。日帰りで行ったのでかなりヘトヘトにはなりましたが、無心で自転車を漕ぎ気持ちがスッキリすること、汗をかく気持ちよさの虜になり、ロードバイクを買い、奈良県内はもちろん、再び京都、神戸、大阪へといろいろなところへ自転車でいきました。学生の頃は、奈良から神戸へ朝から行って、夕方に奈良へ戻り、そのままバイトへいったりしていました。体力の化け物ですね。今も体力には自身がありますが、きっとこの時期に培ったものですね。大阪市内に住む今でも、毎年高校野球の時期には自転車で甲子園へ見に行きますね。よく「つかれないの?」と聞かれることがありますが、自転車に乗ることで気持ちをリセットすることができいい気分転換になるのです。

夏を乗り越えるおつまみ

今回ご紹介する #うみねこレシピ は名前だけで美味しそうな、スパイシーガーリックシュリンプです!このレシピ、夏を元気に乗り越えるスタミナがつく食材ばかりで作られているので、是非晩酌をしながらスタミナをつけて、暑い夏を乗り越えていただきたいです。
「アリシン」というニンニクに含まれる成分は、鉄分やビタミンB1の吸収を手助けするそうです。更に加熱すると、糖質の代謝を高めて体内でビタミン B1を蓄積させます。「アホエン」という疲労を回復する成分が血液をサラサラにする効果かあると言われています。海老など魚介類のタンパク質に含まれる「グリシン」というアミノ酸の成分が睡眠の質を高め、寝苦しい夏の体力回復にもってこいなのです。暑い夏にも負けなさそうです!

今回のレシピの所要時間

食材が我々に与えてくれるありがたい効果を確認できたところで、気になるガーリックシュリンプの所要時間は約20分です。さくっとアツアツ香ばしいおつまみができるのはうれしいですね。

動画で予習

さてさて、どうやって作るのか気になってきました。詳しい分量の前に、動画で予習しましょう。短く簡単に説明しておりますので実践の前にぜひ一度ご覧くださいませ。

https://youtu.be/UDJmyK7wjDY

画像10

調理中の写真です。ニンニクのいい香りが写真からも漂ってきますね…!
そういえばイタリアに住んでいた頃、意外にニンニクが苦手なイタリア人が多くてびっくりしました。やっぱりキザな男はニンニクの香りも気にするのでしょうかね?イタリア人とキスする機会は無かったので確認は取れなかったですが…。
一方私はニンニクのホイル焼きも全然気にせず食べてしまうタイプなので、もしイタリアのキザ男とキスしてたら嫌われてたかもしれないですね。では詳しい分量を見ていきましょう!

お店のおはなし

詳しい分量の前にここで一旦CMです。うみねこのご紹介です!
【スタンドうみねこ】
2018年8月に大阪心斎橋で、大阪・西成のブルワリーDerailleur Brew Worksの直営店としてオープンしました。
Derailleur Brew Worksのクラフトビールをはじめ、国内のマイクロブルワリーのみ取り扱っております。
店内は4坪ながら10タップのドラフトビールを取り揃えており、国内外のお客様は一度乾杯すればもう仲良し、連日来てくださるお客様も多くいらっしゃいます。

画像2


542-0085
大阪市中央区心斎橋筋2-2-11 小川心斎橋ビル1階
080-8157-9017


【スタンドうみねこはなれ】
隣のビルの3階には20タップのドラフトビールとボトルビールを取り扱う姉妹店「スタンドうみねこはなれ」も週末の隠れ家として営業しております。はなれはお料理も充実しております。
そしてそして2020年6月には京都・河原町で「スタンドうみねこ コト」がオープン予定です!たのしみ!

画像3


542-0085 大阪市
心斎橋筋2-2-10 新日本三ツ寺ビル3階
06-6575-7939


詳しい情報はSNSで発信しております。
スタンドうみねこ
https://www.instagram.com/stand_umineko/?hl=ja
スタンドうみねこはなれ
https://www.instagram.com/beersnack.umineko/
落ち着きましたらみなさまとお会いできるのを楽しみにしております!




詳しい分量はこちらからどうぞ!

画像4

材料
赤海老      …4尾
にんにく     …1片
赤唐辛子     …1本
クミンシード   …小さじ1
カイエンペッパー …適量
塩胡椒      …少々
オリーブオイル  …大さじ1
レモン      …1個
パクチー     …1袋

作り方

画像5

①にんにくはみじん切りに、唐辛子は中の種を取り除きます。
みなさま、唐辛子が辛いのはもちろんご存知だと思いますが、辛いのは実は中の種だってことはご存知でしたでしょうか?ペペロンチーノを作る時も唐辛子は使いますが、(イタリア語で唐辛子はペペロンチーノ)実際調理する時、辛くなりすぎないように、ほとんどの料理人は中のタネを取り除いてから調理します。種ごと全部入れてしまうと、ヒーヒー行ってしまうような激辛なペペロンチーノができあがります。過去2度位誤って唐辛子をくちにいれてしまったことがありますが、冗談なしで15分くらい水飲み続けましたね。もちろんヒーヒーヒーヒーいいながらです。

画像6

次に海老の下処理をします。爪楊枝を背中の殻の間にいれ、背わたをとります。そして塩でぬめりを取り、片栗粉を眩い揉み込み、水ですすぎます。ちなみに私が寿司のネタで一番好きなのも赤海老です。ブリンとした食感で甘いを感じるのが最高ですね。そしてビールで流し込むと尚良、ですね。

画像7

③フライパンにオリーブオイル、にんにく、唐辛子を入れて火にかけます。ニンニクを焦がさないように気をつけましょう。焦げてしまったらオイルに苦味がついてしまいます。一度苦味がついてしまったら元には戻らないので初めからやり直しになってしまいます。いきなり強火で炒めるのではなく、弱火でじっくりと香りを移していきます。私がイタリア料理を始めた時に勉強に使った本、落合務さんの「イタリア料理の美味しい約束」にも、ニンニクはゆっくり火を入れる、と書かれています。こちらの本は、イタリア料理本ですが、私は料理の豆知識などはこの本から学びました。料理に興味のある方は一度読んでいただいたら、料理についての面白い知識がたくさんのっていますよ。

画像8

④オイルにニンニクの香りがついたら、しっかり水気を切った海老を入れ、塩胡椒をふります。片面ずつしっかりと焼き、火が入り綺麗なピンク色になれば裏返し、もう片面も焼きます。両面焼いたらクミンシード、カイエンペッパーを加え全体に絡めたら完成です!

画像9

⑤盛り付けにくし切りのレモンとパクチーを飾りましょう。
うーんニンニクの香りと香ばしい海老、そしてスパイスとパクチー、最高ですね。出来立て熱々の時に食べてしまいましょう。ビールのお供にぴったりな組み合わせです。すみません、私ならきっとお先に調理中にのんでしまいますね。家で料理していると高確率で料理中に飲んでしまいます。

みなさまいかがでしたでしょうか?ちょっぴり辛くてニンニクの香りがたまらないスパイシーガーリックシュリンプ、これはこれはビールの手が止まらない一品ですね。みなさまもぜひお試しいただいて、きっと今年も猛暑であろう夏を乗り切りましょう!

ところでみなさまの好きなおつまみは何ですか?コメント欄にて書いていただけましたら嬉しいです!

さてさて次回の #うみねこレシピオクラとトマトのサブジです。うんうん、次回もビールにもってこいなおつまみですね。お楽しみに!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?