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ビール屋さんが教えるお酒にぴったりなおつまみレシピ #おうちで晩酌

近頃は飲み歩くこともすっかりなくなってしまい、静かな街の雰囲気にも慣れてしまいました。行きつけのお店をはしご酒していたあの頃がちょっぴり懐かしく感じます。


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はじめまして!大阪の心斎橋にあるクラフトビアバー、スタンドうみねこの料理担当(そして大酒飲みの)あみです。
休みの日は昼から飲むのが決まりごとになってしまいました。美味しいビール、それにぴったりなおつまみ、そして一緒に飲める友達…この3つがあれば人生は豊かである、と私は確信しております!最近は出歩けないので家で一人飲みも板についてきましたが…!

みなさまも最近は外食に行く機会が減り、おうちでの料理に飽きてきた頃ではないでしょうか?私も自分の料理はついつい同じ味付けになってしまうのです。外に飲みに行ってお店の料理食べたいですよね。

おうち時間が長くなっても、ビールを飲んだり、料理を食べている時間はいつも楽しく美味しい気持ちでいたいものです。

みなさまのおうちでの生活が少しでも楽しいものになればと思い、うみねこでお出ししている、気づいたらビールを2杯も3杯もいっちゃうような、(もちろん私も経験済み)おつまみレシピをおすそ分けさせていただきます!

お酒のために生まれたジャガバター。

今回の #うみねこレシピ はジャガバターです。ご紹介するジャガバターを一言で表すと奇跡の二人が出会ってしまったジャガバターですね。
みなさまはどんな時ジャガバターを食べますか?私はBBQをする時、そろそろお肉に飽きてきたなぁ、というタイミングでジャガバターを食べます。アルミホイルに包んで網の上に置き、ホックホクになったその瞬間にバターを落とし込むのが大好きです。こういう、なんか違うもの食べたいなって時にちょうどいいんですよね。早くBBQも行きたいですね。お肉だけじゃなくて魚介、特にサザエの壺焼きなんかもBBQで食べたいです。醤油、垂らします。みなさんはBBQで何を焼きますか?
あ、話が逸れちゃいました。戻します。

今回のレシピの所要時間

BBQへの熱意を確かめ合ったところできになるジャガバターの所要時間は7分です。
しかも嬉しいのが食材はすべてスーパーで揃うものです。そして手間もかかりません。今回のレシピなんて、鍋、使いません。つまり洗い物少ないです。…嬉しいですね!

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動画で予習


さて!どうやって作るのでしょう?
短く簡単に動画で解説しておりますので、ぜひご覧ください。調理しながらでも見やすい動画になっております!

https://youtu.be/U3Pfxwjz_kM

調理中の写真です。うわー!バター溶け出しちゃってますよ。調理中、何度ここでもう食べてしまおうか、と思ったことか…。この後、このジャガイモはとあるものに乗られるんですよね。とあるものが乗る瞬間をぜひ皆様と一緒に見届けたいです。

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お店のおはなし

詳しい分量の前に、お店のおはなしです。

【スタンドうみねこ】

2018年8月に大阪心斎橋で、大阪・西成のブルワリーDerailleur Brew Works の直営店としてオープンしました。
Derailleur Brew Worksのクラフトビールをはじめ、国内のマイクロブルワリーのビールのみ取り扱っております。
店内は4坪ながら10タップのドラフトビールを取り揃えており、国内外のお客様は一度乾杯すればもう仲良し、連日来てくださるお客様も多くいらっしゃいます。
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542-0085 
大阪市中央区心斎橋筋2-2-11 小川心斎橋ビル1階
080-8157-9017



【スタンドうみねこはなれ】
隣のビルの3階には20タップのドラフトビールとボトルビールを取り扱う姉妹店「スタンドうみねこはなれ」も週末の隠れ家として営業しております。はなれではお料理も充実しております。
そしてそして2020年6月には京都・河原町で「スタンドうみねこ コト」がオープン予定です!

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542-0085 大阪市 
心斎橋筋2-2-10 新日本三ツ寺ビル3階
06-6575-7939

詳しい情報はSNSで発信しております。

スタンドうみねこ
https://www.instagram.com/stand_umineko/?hl=ja
スタンドうみねこはなれ
https://www.instagram.com/beersnack.umineko/
落ち着きましたらみなさまお越しをお待ちしております!



分量はこちらからどうぞ!

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【材料】(1人前)
じゃがいも…1個
バター  …10g
イカの塩辛…適量

みなさま…ついに奇跡の2人の正体がわかりましたね。
そうです。イカの塩辛だったのです!ええー!あの単体でものすごい力を発揮するイカの塩辛を、もう入る余地のなさそうなジャガバターと一緒に食べるんですか?!と初めて目の当たりにした時塩辛に向かって叫びました。みなさま、想像できますか?塩辛とバター、喧嘩しないですか?きっとみなさまの心の声はこう言っていることでしょう。それでは一つ一つ作り方を見ていきましょう。

作り方

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①じゃがいもは水で土などを洗い流します。料理用のたわしなどあればそれを使いましょう。芽があれば取り除きます。
ジャガイモはメークインのような長い形のものよりも、男爵いものように丸っこい形のものを選びましょう。
ちなみに男爵いもはホクホク粉質メークインは煮崩れしにくい粘質なのが特徴です。好みによって同じジャガバターでも使い分けしても面白いかもしれませんね。

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②じゃがいもをラップでくるっと包み、電子レンジに入れます。熱が逃げないようにラップを止めている面を下にしましょう。写真くらいのジャガイモの大きさで600Wで5分チンします。私の場合出来上がりが楽しみで何回も電子レンジの前をうろついてしまいます。こんなに長く感じる5分ってありますか?!他に何にも手につかないくらいに中の様子が気になりますが、待っている間に準備しないといけないものがあります。

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③そうです。待っている間に奇跡の2人、バターと塩辛の準備をしましょう。
バターは有塩、無塩とございますが、お酒のおつまみとしては、有塩バターがオススメです。やっぱり塩気が強い方がお酒がグイッと進みます。塩分がきになる方はもちろん無塩バターでも大丈夫ですよ。

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④じゃがいもの大きさによって加熱時間は違いますが、竹串がスッとはいればオッケーです。まだ固いなーって時はさらに30秒ずつ追加で加熱していきます。個人的には握りこぶしくらいの大きめなジャガイモ食べたいので、その場合は元から6〜7分程度に設定しておいてもいいかもしれないですね。ラップをとった瞬間、蒸気がフワー!っと出てきますので、火傷にはご注意ください。

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⑤ジャガイモに火が通ったら、深めに十字に切り込みを入れます。切り込みを入れるのと同時に、ちょっと隙間を開けておきましょう。何の隙間ですって?例のアレを挟むためのものですよ…。

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ここからが重要な場面になりますので、みなさま精神を統一させてバターを挟みます。挟んだ瞬間なのに!もう溶け始めて美味しそうです…!はぁ。このままかぶりつきたくなるのをもう少しだけ我慢してください!ここでかぶりついたら今までの5分はじめからやり直しですよ。お気をつけください!お気をつけください!!

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⑦そしてここで登場するのが奇跡の組み合わせ、イカの塩辛です!ついに姿を現されましたね。お2人出会ってしまいました。豪快にかけちゃってください。私だったらスプーン5杯はいっちゃいますね。5杯いった上に追い塩辛までしちゃいそうです。

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⑧はい!完成です!パセリなどの緑系のものをふりかけるとまた見た目も綺麗ですね。パセリはいろんな盛り付けに使えるのであれば他のお料理にも使えそうですね。ちなみにピンクペッパーもあればめちゃくちゃ盛り付けに使えるので、パセリとピンクペッパー、一家に一セットお勧めいたします!


シンプルなジャガバターも美味しいですが、ホックホクのジャガイモにジュワーと溶け出したバター、そこにイカの塩辛の塩気がプラスされて…まさに多幸感に溢れる一品です。塩辛とじゃがいもとバターを一気に口に放り投げてもよし、また塩辛とバターで食べてよし、塩辛とじゃがいもで食べてよし、より晩酌が楽しくなる一品です。
そして酒飲みとして、こんなにも簡単に本格的なおつまみもパパッと作れるんだ!ただの酒飲みじゃないんだぞ!という自信にもつながればと、心から願っております。現状が落ち着いたら、ぜひお友達との家飲みの時に作ってみてください!家飲みでこの奇跡のジャガバター出てきたら、感激しちゃいますね。

最後までお読みいただきありがとうございました。さてさて次回の #うみねこレシピ は、ハニーマスタードベーコンです!お楽しみに!

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