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【ヨーロッパ国境】コロナ対策で閉鎖された国境も再び開かれる

ヨーロッパ各国では新型コロナウイルスの影響により、国境警備を強化し、封鎖していました。

ドイツも近隣国と国境を封鎖し、一般には国境を超えることができませんでしたが、コロナウイルスの拡散を抑制するための対策の緩和と共に、徐々に国境も開いていきます。

ドイツの近隣国 チェコ・ポーランド 厳しい国境警備

ポーランドへの入国は、少なくとも6月12日までは例外的なケースでのみ可能とされています。 特別な許可を取得していたり、仕事や学校に通うなど、理由づけられる場合のみ国境を超えることが可能な状態です。 国境を越えて通勤する人は、14日ごとにコロナテストを受け、その結果が陰性であることを証明しなければなりません。

これはチェコ共和国との国境でも同じような状況です。 国境を超える場合、物流や通勤、救急などの例外的な場合にのみ国境が開かれています。

再び開くチェコとポーランドの国境

チェコでは3月中旬から国境を封鎖していましたが、政府は7月に国境を再び開くことを検討しています。 しかし、これはまだ最終的に決定はまだとされていますが、 チェコ外相は「7月にドイツ、オーストリア、ポーランド、スロバキアに国境を開放したい」と述べております。 コロナウイルスがうまく収束に進んでいれば、さらに早い段階で国境が開かれる可能性もあるようです。

なお、オーストリア人とスロバキア人は6月中旬から入国可能になるようです。 ドイツ人は、チェコを訪れる観光客の大多数を占めるため、慎重のようです。 チェコは感染者が少なく、比較的感染者の多い国コラの入国者は慎重に考えたいのではないでしょうか。 チェコ共和国の非常事態は5月18日に終了しましたが、マスクの着用はこれまで通り必要とのことです。

ポーランド政府は6月15日に国境を再開する見通しのようです。 その後、他のすべてのコロナウイルスによって導入された制限は7月1日に解除されるとのことです。 

ドイツの外務大臣であるマース氏はつい最近、ポーランドに再び国境を開くよう訴えたばかりでした。 連邦政府は、6月15日からシェンゲン全地域で自由に渡航が可能になることを目指しています。

未定だった国も徐々に… フランス・スイス

フランスは世界的に見てもコロナによる死亡者数が多い国の1つです。他のヨーロッパ諸国が国境を開く日程や、観光業の再開日程を決定する中、フランスは未定でした。しかし、遅ればせながらも6月16日には規制が撤廃される予定が発表されました。 

国内では5月11日から最初の緩和が実施され、ほとんどの店が再開しているようです。レストランやカフェは6月2日に再び営業を再開するようですが、ウイルスが蔓延しなくなった地域に限られます。 

対照的にルルドの巡礼地やモンサンミッシェル島など、いくつかのビーチはすでにオープンしています。 観光名所は、6月末まで段階的に開放されるとのことですが、 人気の高いルーブル美術館などのような大きな名所の開放は比較的遅くなることが予想されています。

ドイツとスイス間の国境は、6月15日までに開く予定とのことです。オーストリアとフランスからもスイスへ入国することも可能となります。それまでにはホテルの営業も再開している見込みです。

スイスは、遅くとも7月6日までに、イタリアを含む他のシェンゲン協定国からの旅行の自由を回復したいと考えています。

国によって差はありますが、ドイツの周辺各国は6月中旬から7月にかけて、また出入国が可能となるようです。



参考:

BMI: 【感染状況により徐々に国境警備緩めることが可能へ】


fvw:【パンデミックなのに:ドイツ人はこの国へ旅行可能】




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