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【欧州の国境】コロナによる規制の現状/ピークを更新。ドイツから最新情報#3

再度、非常事態宣言

10月も終わろうとしている今、ヨーロッパでは再び非常事態宣言が各国で出されたいます。

フランス
非常事態が2020年10月14日の宣言されたフランスでは、17日より最低4週間続き、パリを含む9都市で発令されています。21時以降、朝6時までの外出が禁止され、違反した者には罰金が課せられるとのことです。ただし仕事や急病などの理由がある場合は除外されます。

スペイン
10月25日、スペインでは非常事態を宣言し、6ヶ月間(2021年5月まで)の発令予定とのことです。ただしこれには議会の承認が必要で、月に2度ほど(15日毎)見直しが行われ、状況によっては2021年の5月以前に解除される可能性もあるようです。現状ではまず2週間の発令となっています。スペインではカナリア諸島を除く全土で23時から朝6時までの外出が禁止となり、宣言された同日から発令となりました。

チェコ
10月22日より、チェコはロックダウンを発動しています。11月3日までは観光客の受け入れもしないとのことです。屋外では最大2人までしか会うことは禁止されています。さらに、食料品店、薬局、ドラックストアを除くお店は閉めるなどの制限が設けられています。また、飲食店、バーや夜の営業がある店は、20時以降の営業を停止する必要があります。

スロヴェニア
同じくスロベニアでも感染者の増加によって、10月24日から厳しい制限が設けられています。小売店や宿泊業、幼稚園や学生寮、また美容系のサービス業も営業をしてはいけません。飲食店に関しては、テイクアウト用にのみ、飲食の販売を行って良いとのことです。

ベルギー
新型コロナウイルスの更なる感染拡大を防ぐため、ベルギーでも10月19日からカフェやバーの営業が禁じられているようです。また、レストランに関しては22時まで、テイクアウトやデリバリーでのみ営業が許可されています。他にも深夜から朝5時にかけては外出禁止令が出されており、日中はなるべくリモートで働くことが推奨されています。クリスマスも近いですが、クリスマスマーケットの開催も中止にするとのことです。

ドイツ
厳しい規制で新型コロナウイルスの更なる感染拡大を抑制するため、各国で再びロックダウンが行われています。そんな中、ドイツでも南に位置するベルヒテスガーデナー・ラント郡がロックダウンとなっています。
10月20日から14日間の外出制限が設けられており、正当な理由がない限り、外出が禁止されています。学校や幼稚園、レジャー施設、飲食店などは営業を停止しなければいけません。またイベントも禁止されています。

ロベルト・コッホ研究所によれば、現在ドイツ国内では1日あたりの感染者が1万人を超える日もあり、24日には前日に比べて14,579名もの感染者が発覚しています。今後ロックダウンが再び、ドイツ全土で適応される日も覚悟する必要があるかもしれません。


まとめ

フランス、スペイン、チェコ、スロヴェニアやベルギーなど、ヨーロッパ各国で非常事態が宣言され、それに伴ってロックダウンをしている国が存在します。ドイツも感染者数は増えており、ロックダウンになる可能性は十分にあるように思われます。

以上、ドイツより現状をお伝えいたしました。


参考記事:

ロベルト・コッホ研究所 Covid19 ダッシュボード

MDR「再びチェコで非常事態宣言」

Reise Reporter「ヨーロッパのこれらの国々が再びロックダウン」




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