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ベトナム人の彼女と馴れ初めと1ヶ月②〜デート編〜完


こんにちはST.アロンです

今回は私のベトナム人女性の彼女『T』との初デート「東京」についてお話ししていこうと思います。

最初の出会いや、経緯などが知りたい方は、上のリンクから前回の記事で確認してみてください。


さて、前回の話の続きから、、、、


ベトナム人との飲み会が終わって電車に乗り込んだ私のfacebookに『T』からのメッセージがありました。

T;「今日はありがとうございました」とのこと。

この辺は日本とさほど変わらない習慣だと思い、早速わかりやすい日本語で返事を返します。

俺;「ありがとうございました。楽しかったよ。また会えたら、次は僕が日本の楽しい場所を案内するよ」

こうして何通かメッセージをやりとりした後、メッセージを取り合わない日が何日か続きました。

しかし、『T』のことが気になった私は思い切って『T』に連絡してみることにしました。

俺:「お元気ですか、学校の勉強は大変だと言っていたね、僕に手伝えることがあったらなんでも言ってね」

すると

T;「ありがとうございます。課題がいっぱいで困っている。300字で「80年後の私を」日本語で教えて」

何を言っているのか、、、

ちょっと考えて、課題で80年後のビジョンのような物を日本語で書かなければいけないのだと察し、納得した私は、

俺;「任せて、すぐに書くね」

日本人のことを、いや、私の事を知ってもらいたい。情けない事は書けないという使命感に駆られた私は

次のような文章を送りました。




80年後の私

 私は未来のことを考える事が大好きだ。

なぜならそこには無限の可能性があるから。


80年経った私は103歳になっている。生きているか、死んでしまっているか、そんな事は今の私にはわからない。

しかし、その頃には当然、両親は天国へ行き、未来出会うであろう、私の息子も娘も私の元から巣立っている頃だと思う。


でも、きっと寂しくはないし、孤独でもない。


何故なら未来の私は、愛する妻と、大きな家に住み、たまに散歩をしたり、映画を見たり、犬を飼ったり、毎年の正月には親戚中で集まって食事をしたりしていると思うから。

103歳になっても幸せを求め、周りの人や家族を笑顔にできる、

そんな80年後の私であってほしい。





、、、、、、我ながら頑張ったと褒めてあげたい。

今思い返すと、日本人の私の文章で良かったのだろうかと不安になるし

ましてや、この課題の真相について未だ本人に尋ねてはいないが

もしかすると、課題など、、、、本当は、、、笑


なんて考えすぎかもしれない。


さて、そこからと言うもの毎日連絡を取り合い

二人の距離はだんだんと縮まり

私が、ある日デートに『T』誘おうと決意する。


俺;「今度東京で遊ぼう」

T;「ええ、本当に、二人なの?」

俺;「本当だよ。なんで」


というようなメッセージを繰り返し、、

いなんとか東京で焼肉を食べることが決まった。

あとでTに聞いたところ、日本人よりも二人で会うデートに対するハードルが高いらしく、悩んだという。

また、作文を含め、Tは、私が「誠実な男性」だと思ってくれたらしく、これがデートに行く決め手になったのだとか、、、、。


東京で夕飯を食べ、落ち着いた場所に移動したい私たちは「代々木公園」へ行き、公園のベンチに座りお互いのいろいろなことを話した。

雨が降ってきて、一緒の傘に入り、

機を逃さないようにと、焦った私は


「私の恋人になってほしい」なんともストレートなセリフを告げる。


→これは何人でも共通のことだと思うが、外国人と話す際、言葉の壁がある分、あれこれ言い回しを考えたりしなくなる。無駄であると序盤で感じるし、何より伝わることが一番だからだ。


そして彼女は何度も「恋人」の意味を確認したり、「本当ですか?」と聞いてきた


私も外国人と付き合う事は初めての経験だし、彼女も同じだという。

今考えるとあの時Tはなんとなく不安だったのだろう。

でも精一杯の笑顔で「いいですよ」と言ってくれた。


こうして、この瞬間私たちは付き合うことになった。


今でも思うのだが、ベトナムの彼女に限らず私の友達のベトナム人たちは、日本人の私からみると、いい意味で「ピュアだ」。男女の恋愛経験などもそうだが、思考全般が清い。別に自分を悪人だとは思わないが、日本人の私が持っていないものを彼らはたくさん持っている。

きっとだからTを好きになったのだと思う。



〜読んでいただいた方、ありがとうございました〜

これからも、Tとの近況報告などをNOTEに乗せていければと考えています。

今はTとの毎日がとても楽しいです。

同じような境遇で悩んでいる方がいましたらアドバイスになるかわかりませんが、気軽にメッセージください。また質問なんかも答えていければと思います。

それでは、またお会いしましょう!!!!













日々ポップな詩を描いています。とあるバンドでフロントマンをやっていたり、あなたも私も、人生は何があるかわかりませんよ^^