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QRコード決済サービスはPayPayとSuicaの組み合わせが最強な理由

一世風靡(いっせいふうび)
→ 風が吹き草木がそれになびくようにその時代の沢山の人が従うこと。

キャッシュレス決済の現状

日本政府の後押しもあって、日本でもようやくキャッシュレス決済という言葉が浸透し、少しずつ生活の一部になってきたように思う。

これは本当に歓迎すべき世界で、2025年の大阪万博までにキャッシュレス決済比率を40%にするというKPIを掲げている。

2020年のキャッシュレス決済比率は29%となっている。

つまり、ようやく3人に1人がキャッシュレス決済をするという状況に近づきつつあるということだ。

この29%というのは前年比3%増ということなので、伸びが少ないようにも感じるかもしれない。

ただ、民間最終消費支出が5.5%減少ということなので、着実に伸びていることがわかる。

キャッシュレス決済の種類とシェア

1.クレジットカード
2.電子マネー
3.デビットカード
4.QRコード

29%の人が使っているキャッシュレス決済の内訳が上記で、クレジットカード決済が約25%と圧倒している。

残りの5%弱を電子マネー、デビットカード、QRコードの3つの決済が競っている形である。

電子マネーの代表例はSuicaやPASMO。

デビットカードは使いすぎないように預金内から決済する方法。

ここ数年の成長が著しいのは、QRコード決済。

QRコード決済の種類とシェア

今回のターゲットはQRコード決済で、大々的にキャッシュバックキャンペーンを謳っていたので、様々な種類があることは知っているだろう。

とある統計データによると、認知は93.9%、内容理解は71.5%、利用経験は47.4%となっている。

1.PayPay:43.1%
2.d払い(NTTドコモ):18.2%
3.楽天ペイ(楽天ペイメント):15.4%
4.au PAY(KDDI):12.1%
5.LINE Pay(LINE):4.6%

TOP5のサービスとシェアはこんな感じである。

QRコード決済の現況

QRコード決済が日本でも浸透してきた理由は、中国の影響にあるといっていい。

AlipayやWeChat Payが、あっという間に中国で浸透した理由は至ってシンプルだ。

大掛かりなレジの決済システムやバーコード管理をしなくても、QRコードを読み取ればいいという簡単な方法が最適解だということに気づいたからだ。

そして、日本で圧倒的なシェアを確保したPayPay。

ソフトバンクグループの資本力と営業力を活かし、QRコード決済サービス戦国時代をあっという間に制した。

2021年10月を目安に、事業者側に手数料が発生することから多くのお店で使えなくなるのではという議論がある。

私の見解は一時的には使わなくなる事業者があるかもしれないが、対応していないお店は廃れていくだろうというものだ。

消費者目線に立たないといけないし、決済手数料という概念を敵視する経営者は無能だからだ。

現金主義がもたらす弊害の方が圧倒的に多いことを理解していない人は時代に置いてけぼりになる。

QRコード決済サービスはPayPayとSuicaの組み合わせが最強な理由

さて、ではなにを使えば日々の生活が便利でお得に過ごせるかを実例を用いて書いておこう。

私と同じ環境に近い人は是非、試して欲しい。

・現金(特に小銭)を持ち歩きたくない
・コンビニはセブンイレブンを使うことが多い
・Uber Eatsを使うことがある
・タクシー移動することがある
・Softbank(ソフトバンク)ユーザ
・資産運用に興味がある

結論からいうと、PayPayとSuicaの2つの組み合わせが最強だ。

もっというと、PayPayをメインでSuicaをサブ的なキャッシュレス決済としての利用だ。

その背景にはソフトバンクグループの域がかかっているという大人の事情があるのだが、あやかるところはあやかればいい。

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私のPayPayのボーナス運用の画面キャプチャだが、勝手に70%以上の運用をしてくれている。

もちろん変動はあるが、なにもしなくても利用に応じて運用額が増えていったり、マイナンバーとの連携で5,000円もらえたりする。

お金が大好きな人が多いので、これはインパクトが大きいだろう。

PayPayは毎月50回使うと、0.5%の還元率が付与されて1%が還元されるようになる。

50回は使うことがないと思うかもしれないが、様々なところでの支払いを連携すればあっという間だ。

ちなみに私の先月の利用回数は80回を超えていた。


例えば、コンビニはセブンイレブンを使うという人はセブンイレブンアプリとPayPayを連携すればいい。

水やお茶を1本買っても1回の買い物になる。

コロナの影響で、食事はデリバリーを使う機会が増えたという人は、Uber Eatsの支払いがPayPayでできる。

それから、タクシー利用をするときはDIDIを使えば、これまたPayPayと連携できるので便利だ。

DIDIのいいところの1つは、タクシーを利用すればポイントも貯まる。

まだ、使ったことがない人はクーポンコードに「DTNT6D5P」を入れてもらうか、TwitterにDMをもらえたら1,000円のクーポンを送る。

また、ソフトバンクユーザであれば、ソフトバンク・ワイモバイルからまとめて支払いが可能でワンタップでチャージできるのもいい。

他にもクーポンがたくさんもらえたりとお得なことしかないのに、セブンイレブンで未だに現金で支払っている人が信じられない。


とはいえ、若干の弱点もある。

チャージするための銀行連携ができなかったりといったところはある。

まあ、このあたりは時間の問題で連携が進むだろう。

そんなときのために、Suicaをサブ的に使うことをオススメしている。


私としてはキャッシュレス決済で日々の生活を過ごす人が大多数を占めるようになって欲しいので、きっかけはお金が増えるという認識であってもいい。

さあ、現金を持たずに街に出かけよう。


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植田 振一郎 Twitter

株式会社stakは機能拡張・モジュール型IoTデバイス「stak(すたっく)」の企画開発・販売・運営をしている会社。 そのCEOである植田 振一郎のハッタリと嘘の狭間にある本音を届けます。