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無駄な時間を過ごす人が世の中に多い理由

曠日弥久(こうじつびきゅう)
→ 無駄に日時を費やし、事を長引かせること。

即決ということは本当に重要なことだ。

私は常々、即レスを心がけるようにしていて、仕事をしたことがある人はそのことを理解してくれているはずだ。

なぜ私はこの部分を徹底するようになったのか。

それは、社会人という立場になってスピード重視という概念が身体に染み付いているからである。

即レスを心がけている理由

私はよくレスがはやいと言われる。

そう言われることに対して悦に浸る部分も少なからずあるが、ここには明確な理由がある。

それは、私が理由で物事が進むスピードが遅くなることを徹底して避けたいからの一心でしかない。

そしてこれは仕事もプライベートも問わず徹底している。

もちろん、重要な打合せや会議があったり、Wi-Fiの弱い飛行機の移動中などのときは難しい場面もある。

けれども、基本的にどんなに遅くても1時間以内でレスをするように心がけている。

あなたには、こんな経験はないだろうか。

例えば、誘われて食事に行こうとなったとする。

そんな場面で決めなければいけないことは、日時と場所だ。

これをなかなか連絡して来ない人がいたとしたら、お店を押させることができない。

誘った側は少なからず、美味しいとか雰囲気がいいと思ってもらえるような場所を準備しようとするだろう。

それなのに、なかなか相手からの連絡が来ない。

となると、スケジュールもお店も押さえられないとなる。

こうして生まれるのは、相手に対する小さな不信感である。

世の中にいる魅力的な人のほとんどは、とても忙しい人で、自分の1秒とは全く価値が異なることを理解していない。

そんな人たちの時間は、とても貴重であるというリスペクトがない。

となると、いい関係が築けることなどないことは理解してもらえると思う。

もしあなたにそういう傾向があるとすると、失礼ながら仕事ができない人だと言い切らせてもらおう。

私の周りで仕事ができるという人は、漏れなくレスが異常にはやく的確だ。

アドバイスをそのまま受け入れない人

時間を無駄に過ごさないための心構えとして、刺さったアドバイスをそのまま受け入れることを徹底するということも重要だ。

どういうことかというと、あなたのことを想って、親身になってアドバイスをしてくれた人がいたとしよう。

それをどれだけ素直に聞き入れることができるかということである。

これはできているようで、できていない人が案外多いのでしっかり読んでもらいたい。

まず、アドバイスをもらえるという立場に対しての感謝がない人が多い。

自分のことを想って、わざわざなにかしらの助言をしてくれているにも関わらず、それを鬱陶しいとしか感じないタイプの人のことを言っている。

確かにアドバイスには耳の痛いことを言われる場合もある。

けれども、それをズバズバと言ってくれる人は実はあまりいない。

というのも、世の中の大半の人はあなたになど全く興味もなく、なにか始めようと思うといっても軽く受け流されるだけだろう。

それを少しでも親身になって聞いてくれて、そこに助言をくれることは相手がエネルギーを使ってくれているということだ。

そんな貴重な助言を肯定的な意見や助言は受け入れられても、否定的な部分については拒否反応を示す人が多い。

ここに信用関係を築けない大きな理由がある。

というのも、常に逆の立場のことを考えればいいのだが、あなたが助言する立場だったとしよう。

あなたの助言を素直に全てを聞き入れてくれた人がいたとしたら、その人を継続的に助けようと思わないだろうか。

ましてや、自分の助言によって上手くいかなかったなどということがあれば、こちらの責任になってしまうので、引き続き必死になってサポートするだろう。

もっというと、自分の助言を素直に全て受け入れてくれた人がいたとしたら、その人のことを純粋に人として好きになるはずだ。

これを多くの人ができないから不思議だ。

相談があるからといって、こっちが真剣に助言をしたにも関わらず、動かないという人が圧倒的に多い。

もはやこの状態は論外なのだが、まずはとにかく動く人になるべきなのである。

ジタバタして欲しい。

ただし、ここからが重要なのだが、助言どおりにジタバタすることを心がけるべきなのである。

中途半端にオリジナリティを入れる必要はない。

言われたとおりをそのまま素直に真っ直ぐに受け入れて行動に移すということをやるべきなのである。

上手くいかないからアドバイスをもらったわけで、アドバイスをした側の人は全てを飲み込んだ上での助言をしているわけだ。

そこによくわからないアレンジやオリジナリティは不要なのである。

くり返すが、アドバイスや助言を受けた場合には、全くそのとおりのことをやることが最も信用関係を生むことに繋がる。

ここはしっかりと頭の片隅に置いておいて欲しい。

否定から入る弊害

それから、これも私が何度も何度も主張していることなのでウンザリだという人もいるかもしれないが、無駄な時間を費やすことを少しでも避けたければ、否定から入ることをやめることだ。

人は自分のわからないことや知らないことに対峙すると、不安な気持ちが大きくなる。

その気持ちからどうしても守りに入ってしまうという傾向にある。

となると、否定してしまうという言動を取ってしまう。

否定するという言動について、そういう心理が働いてしまうことは理解できる。

ただ、これはやめるべきだ。

その時点で思考停止してしまうし、老害というカテゴリに入っていくと思った方がいい。

私はstakという機能拡張モジュール型のIoTデバイスの企画、販売、運営をしているという自己紹介をした際に、相手の顔を見れば、大体その後の会話がどういったものになるか想像がつく。

それくらい数多くの人たちの前で説明してきた自負があるし、こちらが相手にしなければいけない人がどういう人なのかも把握しているつもりだ。

明らかに頭の上に「?」が浮かんでいるのが見える場合には、早々に話す内容を切り替えるし、現時点で長居することはないだろうという判断をする。

というのも、そういった違和感を覚えた場合のほとんどは、その後に否定的な意見や質問が多く寄せられることを知っているからである。

もちろん、自分たちのstakという商品が完璧だとか思ってもいないが、無駄な時間を割く余裕というのがないのである。

ただ、可能性を感じてもらえる人たちに対しては全力で、stakのこと以外にも会話をすることで、少しでも先方にメリットがあるように努めるようにしていく。

これが、小さな信用を積み上げていくことに繋がるのである。

最初から否定された場合、拡がりが一気になくなってしまうことにもっと意識を向けるべきなのである。

否定から入る人には新しい情報が入ってこなくなる。

となると、5年も10年も前からあったものに気づかず、それこそ無駄な時間を過ごしてしまうことになるのだ。

まずは試してみる。

どれだけ抵抗があっても、ノリで試してみた上での否定的な意見は議論になるので問題ない。

そういうスタンスを1人でも多くの人が持てれば、もっともっとあらゆるカテゴリでビジネスチャンスは拡がるはずだ。

まとめ

今回の内容のようなブログは本当に何度も何度も同じようなことをくり返し書いていると思う。

毎日読んでもらっている人には、またその主張かと飽き飽きしている人もいるだろう。

けれども、定期的にこういった内容を投稿しなければいけないと思うようになったのだ。

というのも、鮮度の高い過去に話をしたことがない内容を話すことも当然大切なのだが、初めて私と接点を持つ人の方がまだまだ圧倒的に多い。

となると、植田 振一郎(うえだ しんいちろう)という人物がどういう考え方をしているのか、そのあたりを明確にすべき必要がある。

その上で、そういう考え方や意見もあるなと共感してくれる人と私は仕事を一緒にしていきたい。

是是非非でコミュニケーションを取れる人が本当に大切だということを誰よりも痛感していると思っている。


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植田 振一郎 Twitter

株式会社stakは機能拡張・モジュール型IoTデバイス「stak(すたっく)」の企画開発・販売・運営をしている会社。 そのCEOである植田 振一郎のハッタリと嘘の狭間にある本音を届けます。