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灼熱に恋してる(池治)

『灼熱ニ声』の稽古初回、稽古場ブログにこんなことを書きました。

"中之島春の文化祭に向けてエールを贈る作品に生まれ変わらせよう、トップバッターとして文化祭を盛り上げる作品を創ろう"
"この作品は「応援」をテーマに、観た人の中から無限の活力が湧き出してくるようなそんな作品にします"

稽古場ブログ第一回目

『灼熱ニ声』は「応援」がテーマということで、文化祭に持っていく作品にはぴったりやなと思ったんです。お祭りですし、トップバッターですし、この文化祭をドカーンと盛大に盛り上げられるなあと思ったんです。

いよいよ本番だぜ!お祭り!!

でも、僕がこの作品を最初にやりたい!と思ったとき、実は全然そんな事考えて無くて。
ほんまはな~んも考えて無くて、ただただ単純に「面白そう」「楽しそう」そう思ったから選んだんです。ほんとにそれだけでした。

ぼく

今回は演出として関わっていますが、普段は主に役者として舞台に関わっています。高校生の時から演劇を始めて、今年で舞台8年目。
三日坊主は当たり前、熱しやすく冷めやすい、物事が長く続かない僕にとって8年ってのはとんでもなく長い期間熱し続けてるわけです(当社比)。
じゃあなんでそんだけ続いてるかっていうと、楽しいからなんです。お芝居が。僕が芝居を続ける原動力はどこまでいっても「楽しいから」です。

椿さん(左)、なんきちこさん(真ん中)、白井さん(右)

『灼熱ニ声』。この作品は、ホンマに楽しい。声を枯らして叫び、肉体を滾らせ躍動し、でも暑苦しいだけじゃなくてどこか温かさも感じる。……なんて素敵なんだろう。僕の好みにドンピシャです。チャップマンの170kmストレートがストライクゾーンのど真ん中に突き刺さる感じです。

谷屋さん(左)、鍋海さん(右)

それから。ダンスとか演劇とか日常会話とかでもなんでもそうやと思うんですけれど、楽しそうにしてる人を見てたらこっちまで楽しくなっちゃいませんか?ぼくはそうなります。なので、とにかくまずは僕自身が楽しもうというのをコンセプトにずっと稽古を重ねてきました。

小野さん(左)、白井さん(再)(右)

だから。『灼熱ニ声』には、中之島春の文化祭2023で上演させて頂く『灼熱ニ声』には、僕の「楽しい」がパンッパンに詰まっています。
詰め込みすぎそうになったら先輩方が優しく修正してくださるので、僕は思う存分フルスイングできました。谷屋さん、小野さん、白井さん、鍋さん、ばっきーさん、なんきちさん、裏で暗躍してくださるZさん。ほんま皆様のお陰です。感謝してもしきれません。

稽古初日、全員集合

チャップマンのど真ん中ストレートをフルスイング。果たしてどこまで飛んだやら。はたまたバットに掠りもしなかったか。

長々と書き連ねましたが、僕が言いたいことはシンプルです。

我々は全力で皆さまを、他劇団様を、中之島春の文化祭を応援します!!!!

皆様に少しでも楽しんでいただければ幸いです。僕たちの灼熱をご賞味くださいませ。

”応援する者は、応援される者より強くなければならない”

『灼熱ニ声』

2023/5/5 池治徹也

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