情熱を傾けられるものを見つけられなくてもそれはそれでいいんじゃなかろうか(池治)
本日の稽古場ブログは池治徹也が担当いたします。
よろしくお願いします!
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今回の作品は学校が舞台。部活に励む生徒とそれを取り巻く先生たちが描かれているので、他の劇団員が担当した稽古場ブログにはそれぞれの学校の思い出が綴られていることが多いです。
僕もそれらを読んで初めてみんなの過去や考え方を知ったりもしたのですが、
僕はそういった、何か学校について語りたいことがある事自体がとっても羨ましく思えます。
なんにもなかった学生時代。
僕の小・中・高・大は特段話すような事が本当になんにもありません。
鬱屈した日々を過ごすわけでもないし、かけがえのない思い出が出来るほど楽しめたわけでもないし。
まあ楽しいのは楽しかったんですけれど。ただなんとなーくふわふわとした日々を過ごしていました。
だから皆が学生時代について何か書くことがあるのがすごく羨ましいなと強く思います。
きっと、僕の演じる「森良平」もそのような感じだったのかもしれません。
彼は作中でこんな事を言っています。
うん。分かる。羨ましいよな。
森を演じる上で最も大切にしたいセリフ。
池治と森とを繋ぐ架け橋となるセリフ。
この1文に彼の過去が詰まっています。
でも僕はこうも思います。
情熱を傾けられるものを見つけられなくてもそれはそれでいいんじゃなかろうか、と。
確かに過去を振り返って「あん時◯◯してたらなァ」とか、今周りを見て「あいつほんまキラキラしてんなァ」とかいっぱい思いますけど、そこは楽観的に視て。
むしろこれからキラキラしたり情熱を傾けられるもの出会えるかもしれないしと思うとワクワクしてきちゃいます。伸びしろです。
だから、例えそういったものを見つけられなくてもそれはそれでええんちゃうかなと思う23歳の池治でした。
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ステージタイガー松原公演
「SWITCH」
◾︎日時
3/23 14:00
◾︎場所
松原市文化会館
◾︎料金
入場無料
◾︎チケット
https://ticket.corich.jp/apply/304190/
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