STAD_CDO

2021年8月に個人事業主として国内初の『DX認定』を取得したSTADのCDOです。 …

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2021年8月に個人事業主として国内初の『DX認定』を取得したSTADのCDOです。 ITエンジニア、新規事業、AI人材育成支援の専門集団STADを起業しました。 『DX』情報を配信していきます。DX展示場: https://door.ntt/GkA4pLA/dxmuseum

最近の記事

第5回 『DX』と基幹システム刷新

最近、STADに各社のDX担当、情報システム部門の方から 「基幹システム刷新でベンダーに依頼したがDXになっているのか不明。」 「基幹システム刷新で構築したベンダーが引き受けてくれない。」 「ベンダーが現行システムを作り直す、パッケージ製品入れると  言ってくるが本当にそれが正しいのか不明。」 等々の声をいただき、相談にのっています。 相談の際に私達が最初にきくことは 「なぜ、基幹システム刷新をしたいのですか?」です。 そして、その答えの多くは 「サーバ保守が切れるから」「

    • [寄り道]失敗しないDX?

      最近「失敗しない〇〇」のようなWeb記事だったり 「DX失敗したくないのですがどうすれば?」と相談いただくことが 多くなってきたと感じています。 失敗を回避しようとしている時点で「DX」のスタート地点にたてないかと。 「DX」の目的はVUCAの時代に立ち向かうため、今までの手法が通用しないため、生き残り、さらなる成長に向けデジタルを活用しトランスフォーメーションすることです。 新しい形に変革していく道のりは挑戦の連続です。つまり失敗の連続でもあります。このため最初から失

      • 第4回『DX化?』『DX化でコスト削減?』 とは

        『DX化』ってなんだろうと思うときがあります。 デジタルトランスフォーメーションはデジタル変革と言われることも あります。 そうすると『DX化』=デジタル変革化となります。 変革化とはなんでしょうか。 さらに、『DX化でコスト削減』というのも見かけます。 今回は、この言葉が『DX』か『偽DX』か考えてみましょう。 改めて以下の3要素で確認してみましょう。 ・内部エコシステムの変革 ・デジタル技術を利用 ・競合優位性を確立すること 1つめの内部エコシステムの変革がともなう

        • 第3回 簡単な『偽DX』の見分け方

          簡単な『偽DX』の見分け方の前に まずは前回お伝えした以下の3つを思い出してください。 ・内部エコシステムの変革 ・デジタル技術を利用 ・競合優位性を確立すること 思い出しましたか? この中で今回は【競合優位性を確立すること】に注目します。 では、本題の見分けかたですが、 『DX』といってくるベンダーに対して、そのサービスやその製品で 「自社の競合優位性をどうやって確立するのか?」 をきいてみてください。これだけです。 ここで、明確な答えがでればそれは『DX』に

        第5回 『DX』と基幹システム刷新

          第2回『DX』とは

          まずはオーソドックスに『DX』とはを説明します。 DX(デジタルトランスフォーメーション)の定義/経済産業省 企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること ここで押さえておいてほしいのは以下の3つ ・内部エコシステムの変革 ・デジタル技術を利用 ・競合優位性を確立すること まず

          第2回『DX』とは

          第1回『偽DX』にだまされるな!!

          対象読者:『DX』に疑問を持っている方      『DX』担当者      『DX』のすすめ方がわからない方 『DX:デジタルトランスフォーメーション』は重要な概念で企業や個人にとっても理解すべきものとなっています。 しかしながら社会が『DX』を十分に理解できている状況ではないため、 顧客のためではなく、商売の道具としてのみ『DX』を利用する企業が 数多く存在しています。 これらの企業が『偽DX』を広め単なるデジタル化や 活用しきれない高価なAIやパッケージ導入だけで

          第1回『偽DX』にだまされるな!!