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【Google広告】クリック数の最大化ってどうなの?

皆さまこんにちは!
寒暖差の激しい時期ですね...いかがお過ごしでしょうか?

今回はGoogle広告の自動入札戦略の1つ、「クリック数の最大化」についてお話しようと思います。

■クリック数の最大化とは?


ほぼタイトル通りですが、予算内でクリック数を最大化できるように入札単価を自動的に調整する入札戦略です。
キャンペーン単位で適用されるため、広告グループ・キーワード・プレースメントなどの入札単価を個別に設定しなくても良いので、
大幅な工数削減に繋げることができ、その分の時間をレポート集計・分析などにあてることができます。

クリック単価の上限も設定することができるので、想定外のクリック単価で配信されることを防ぐことができます。
必要に応じて別の自動入札戦略に変更することもできますし、「個別クリック単価制」に切り替えることも可能です。

■どんな時に使うのがおすすめ?


結論から申し上げると、広告運用の初期段階で使用するのがおすすめです。
広告アカウントを新規作成して日が浅い、広告出稿が初めてで不安...という場合に使用しても良いかと思います。

例えば「個別クリック単価制」で細かく入札単価を調整したために、
かえって見るべきポイントが増えてしまい、「半日が入札単価の調整で終わってしまった...」ということもしばしば起こる事があります。

かくいう私もかつてはキーワード単位で入札単価を設定し、
1,000個以上のキーワードそれぞれに入札単価をつけて調整をしていた時期がありました。
朝からキーワード単位でレポート集計をし、夕方頃にようやく入札単価の調整が終わる...という日々でした。
しかし現在はそこまでしなくても良いようになりました。機械学習の精度が向上したためです。

もちろん「個別クリック単価制」もタイミングによっては効果的な場合があります。
広告アカウントやキャンペーンを立ち上げたばかりでそもそもデータが蓄積されていない場合には個別クリック単価制の方が良い場合もあります。
「個別クリック単価制」→「クリック数の最大化」→他の自動入札戦略を検討といったように徐々にアカウントを育てていくのが良いかと思います。

また「クリック数の最大化」は入札単価調整のタイプを変更できる自動入札戦略なので、
自分で入札単価調整しながら自動入札戦略を使用したいという場合でも有効な自動入札戦略かと思います。

出典:入札単価調整について

■「クリック数の最大化」の注意点


冒頭でお話したように、「クリック数の最大化」は予算内でクリック数を最大化できるように入札単価を自動的に調整する入札戦略です。
クリック数を最大化するよう働きかけることはできますが、コンバージョンを増やすのにはやや不向きな自動入札戦略です。
コンバージョンが獲得できないわけではないですが、コンバージョンに合わせて最適化されないということを踏まえた上で使用することをおすすめします。

ですので、ある程度コンバージョン数が蓄積されたアカウントやキャンペーンでは他の自動入札戦略を使用した方が良い場合もあります。
これはまた別の記事にてお話できればと思います。

■最後に


今回は「クリック数の最大化」についてお話しました。
私自身は「クリック数の最大化」の自動入札戦略がとても好きで、よく使用する自動入札戦略です。
もし使ったことがないという方がいましたらぜひ使ってみてくださいね。

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