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【SNS運用担当者向け】SNSマーケティングの開設時のポイント・戦略

皆さまこんにちは!

企業がSNSを上手く運用できれば、会社やサービスの知名度が上がって、より多くの顧客を獲得することができます。
アカウント開設は簡単にできますが、そこからどう運用していくのか、何から始めていいものか分からないというSNS担当者も多いようです。

メリットを生み出すSNS運用を行うためには、事前に社内で決めておくべきことがあります。今回は、企業がSNSを始めるときのポイントや戦略についてご説明していきます。

■企業がSNSを運用する目的

企業がSNSで公式アカウントを運用する目的は、大きくわけて以下の2つがあります。
①ブランドの認知拡大
②販売促進・売上アップ
 
目標が曖昧だとSNSを運用すること自体が目的になってしまい、結果につながりません。目的によってアカウント全体のコンセプトや投稿するコンテンツを決め、一貫性のあるアカウント運用をしましょう。

目的が決まったら、説得力をもたせるために適切なKPI・KGIなどの数値目標を設定し、効果測定を行っていきましょう
 

■ターゲットの設定

訴求力を上げるために「どういった層へ届けたいのか」というターゲット策定も重要です。自社の商品やサービスに最適なターゲット層を定め、ターゲット層に受け入れられやすいコンテンツやトーンで発信します。

そのためには、年齢や性別、SNSを利用するシーンや各SNS媒体のユーザー層も考慮しましょう。

①メインターゲットを決める

既存顧客を分析し、現状自社サービスはどのような層に好まれているのかを確認することから始めます。その後、SNSを運用するにあたり既存顧客と同じ層に訴求したいのか、新たな層に訴求したいのかを考えます。

ターゲット層が定まったら、年齢・性別・職業・年収帯・趣味など大まかでよいのでターゲットの特徴を推測し、それに合わせた情報発信をするようにします。

②ターゲットを設定したら決めること

・投稿時間と投稿頻度
投稿時間もターゲットの特徴に合わせて発信します。SNSは特に情報の流れがはやい媒体で、投稿時間を狙ってユーザーの目に触れる機会を増やす必要があります。
 
ビジネスパーソンならお昼の休憩時間や退勤後の時間、学生なら朝と夕方の通学時間、主婦・主夫なら家事が落ち着いたお昼過ぎのタイミングなど投稿時間を工夫し、ターゲット層が投稿を目にする機会を増やします。
 
また、更新頻度も大切です。先ほども述べたようにSNSは情報の流れが速く、特にX(旧Twitter)は最新の情報が優先的に表示されるため、更新頻度が滞ると投稿がすぐに埋もれてしまいます。定期的な投稿をするようにしましょう。

ただし、似通った内容の連投や宣伝投稿のし過ぎなどはユーザーに好まれないことが多いので、クオリティを保った投稿を心がけましょう。
 
・投稿の雰囲気
ターゲットが受け入れやすいトーンで発信していきます。例えば、ビジネスパーソンであれば落ち着いた雰囲気、学生などの若年層であれば親しみやすさなど、ターゲットに合わせて投稿のトーンづくりを心がけます。
 
また、投稿の雰囲気を合わせましょう。X(旧Twitter)やFacebookであれば文体、Instagramなら写真の雰囲気を合わせるなどして投稿に統一感を持たせることも重要です。投稿の統一感があると個々の投稿から、ユーザーの目を引くことができます。

■各SNSの特徴

目的やターゲット層によって、選ぶべき媒体は変わってきます。各SNSの特徴を押えて、自社の目的に合った媒体を選びましょう。

①Instagram

20代の使用率が高く、他のSNSよりも女性の利用率が高いことが特徴です。ビジュアル投稿特化型、ハッシュタグによる検索が多く、商品の口コミやお店の雰囲気を調べるといった使い方もあり、雑誌のような感覚で閲覧しているユーザーが多いです。

②X(旧Twitter)

年齢層は10代後半~20代の若年層が多く、140文字の文字制限の中、簡潔かつスピーディーな情報発信が行われています。リアルタイム性、拡散性があり最新情報の発信に向いています。他のSNSに比べて情報の速度が速いことも特徴に上げられます。

③Facebook

他のSNSに比べて利用者の年齢層が高いことが特徴です。実名登録制によるユーザー間の強いつながりがあるため、通常の投稿ではユーザーにリーチしないことが多いです。
ただ、精度の高いターゲティング広告があるので、そちらを活用できれば、自社製品・サービスの認知度を上げられます。ユーザーはビジネスパーソンが多いので、BtoB向け商品・サービスの投稿が向いています。

➃YouTube

動画コンテンツでの発信がメインのSNSです。他のSNSに比べて利用者の年齢層が幅広いことが特徴です。
長尺の動画が投稿でき、実際の使用感、大きさなどサービスの詳細が伝えやすいため、Youtuberと呼ばれる方々に依頼をし、商品等を紹介してもらうインフルエンサーマーケティングの市場規模が大きいことも特徴として上げられます。

また、近年追加されたYoutubeショート機能により、InstagramやXで投稿されるような短い動画での情報発信ができるようになりました。
 

■おわりに

SNS運用は立ち上げたらすぐに効果が出るわけではなく、継続していくことが大切です。SNSを効果的に活用することができれば、企業やサービス、商品の認知度を高め、顧客との関係性を深めて新たなファン層を獲得することもできます。

目的をしっかりと定めて、適切な媒体を選択し、KPIに照らし合わせた戦略で成果につなげていきましょう。


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