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【病は気から】お医者さんから聞いたお話


先日、
お世話になっている方が還暦を
迎えられたので、経営者の仲間内で
お祝いをさせていただきました。


その方はお医者さんで、
がんの手術などをされる
外科医として活躍されていましたが、
「西洋医学だけでは限界がある」
と感じ、統合医学を学ぶために
アメリカへ渡られた方です。


統合医学を学ぶ決意をされた
きっかけを伺ったのですが、
とても興味深いものでした。


ある時先生は、患者Aさんから
「私って、がんなんですよね?」
と言われました。


実際にAさんは、
がんが見つかっていたのですが、
当時がんなどの病気は
本人に告知しなかったので、
先生もなぜ知っているのかと
驚いたそうです。


「見つかったがんは本当に初期で、
通常なら見つからないくらい
小さなものですから、手術すれば
何の問題もなく完治しますよ」
と先生はAさんに言いました。


しかしAさんは、
先生がお伝えされた事実を信じず、
「自分はもうダメなんだ」
と思い込んでしまいました。


手術は無事成功し
その後退院されましたが、
思い込みのためか数か月後に
再発し、他界されたそうです。


一方、全身にがんが見つかり、
「もう治らない」と診断された
患者Bさんは、「入院は嫌だ。
死ぬまで好きなことをする」
と言って帰ってしまいました。


それから10年ほど経ったある日、
偶然にもBさんがご存命であることを
先生は知りました。


驚いて検査させてもらったところ、
手の施しようがなかった
がんが消えていたそうです。


治るものでも、諦めてしまうと
治らなくなってしまう。
手の施しようがなかったはずが、
強い気持ちで生き続けている人もいる。


僕はこれらのお話を伺いながら、
メンタルの影響が大きいのだろうと
思っていました。


実際先生は、
「がんは、ほとんどの場合、
メンタルが原因」
とおっしゃっていたのですが、
まさに「病は気から」だなと
納得させられます。


がんを患い、
もうダメだと思われていたのに
治ったという症例は、
知られていないだけで
実はたくさんあるそうです。


「病は気から」を考えると、
健康のためにはフィジカルだけでなく、
メンタルも鍛えておく必要があるなと
改めて考えさせられますよね。


メンタルを鍛えるといっても
具体的にどうすればいいんだろう?
と思うかもしれませんが、
僕は、煎じ詰めれば物事の考え方、
捉え方
だと思います。


よく言われることですが、
ピンチをチャンスと捉えて
前向きに行動できるかどうかで
物事の結果は大きく変わりますよね。


それと、
あまり考えすぎないことも
大事だと思います。


誰しも、生きていたら
「どうしよう…」と思うような
出来事に見舞われることがあります。


そんなときは、
「考えてもしょうがないものは
しょうがない」と思い直し、
「とりあえず寝よう!」と、
意識したわけではありませんが、
僕は自然とそうしてきました。


寝る前には、
楽しいことや嬉しいことなど、
良いことを考えるほうが良いと
言われていますので、
どんな一日であっても寝る前には、
良いことを考えるようにしたいですね。
そうすることで、メンタルは比較的
ポジティブに保っていけるのかなと思います。


…といっても、僕の場合は、
寝つきがとても良いので、
良いことを考える以前に
すぐに寝てしまうのですが…(笑)


何事も深刻になりすぎず、
いつも前向きに捉えられる
自分でいたいですね。



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