見出し画像

京滋摂食嚥下を考える会ってどんな会?

皆さん、いかがお過ごしですか。

暮らしの中に”笑顔”と”感動”を!
言語聴覚士の八田です。
私は、在宅療養されている方のお家に訪問して、リハビリテーションを提供しています。

私は普段の訪問の仕事以外に、地域での活動をしています。
今日は、「京滋摂食嚥下を考える会」の紹介をしたいと思います。

京滋摂食嚥下を考える会ってどんな会?

「京滋摂食嚥下を考える会」は、「京都」と「滋賀」の医療関係者・介護関係者による多職種連携の集まりで、有志の会です。

「いつまでも、食事を楽しめる京都、滋賀」をモットーに活動しています。

活動内容は、バラバラだった嚥下食の呼称に対し、病院と次の療養先で、共通連絡票を使用し、情報交換を促すことから始まりました。勉強会・講演会を開催し、摂食嚥下障害についての理解や普及を図っています。

「京滋摂食嚥下を考える会」顧問の荒金英樹先生です。

荒金先生は、普段は消化器外科医です。また、病院ではNST(栄養サポートチーム)のチェアマンでもあります。巷では、変わった外科医と呼ばれています(笑)

摂食嚥下障害による誤嚥性肺炎患者の急増に伴い食の支援の重要性を感じるようになり、京都府、滋賀県の多職種、多施設の有志のメンバーと「京滋摂食嚥下を考える会」を設立、運営されています。

口癖は、「歳をとっても、うまいもん食いてぇじゃねぇか。」です(笑)

荒金先生の情熱が、たくさんの人に広がり、色んな方の食の可能性が広がっていると思います。

今年の年次大会は中止です。

毎年7月に、年次大会をしています。
今年はコロナウイルス感染のため、来年に延期となりました。

昨年の会の様子です。
子どもから高齢者まで幅広い食支援をテーマに開催されました。

・大阪の歯科医師の松野先生から「ゼロからヒャクを地域で支えるために『ゼロ』から始める子どもの食支援」のご講演がありました。松野先生は、たくさんのお子さんの食支援をされています。

・佐々木淳先生から「超高齢化社会における栄養ケアのあり方」のご講演がありました。東京で約4500名の在宅患者さんをみておられる、在宅医療の分野で活躍されています。


・「出汁を活用した嚥下調整食の工夫」として、あすかい病院の調理師辻秀治さんから、実際に嚥下調整食を作るレクチャーも受けられました。辻さんの料理は本当に美味しいです。美味しい嚥下食最高ー!!

・展示コーナーでは、とろみを自動でつけてくれるカップ飲料の販売機や京介食プロジェクト(和菓子・お酒・豆腐・お茶・食器)の試食試飲もありました。

地域での活動も、私のnoteでも紹介していきたいと思います!「京滋摂食嚥下を考える会」は、Facebookやっています。是非、フォローお願いします!

↓こちらをクリック!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?