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ここ半年くらいでこれはすごいな〜と思ったAIツール5選

2024年に入ってもう6月ですね。はやいはやい。
なんとなく試してみたAIツールをメモ的にnoteに残し続けていて、ある程度のことでは驚かなくなったわたしですが、それでも日々進化するAIをいじっているとたまにハッとすることがあります。

この激動の数ヶ月を振り返ってみたいなとふと思い、せっかくなのでその中でも特にすごいなと感心した5つのツールを紹介したいと思います。


高性能ディープフェイク動画作成AIツール「FaceFusion」

FaceFusionは顔認識技術を利用し使いたい顔画像を別の動画に合成して、顔を好きなように変更した動画を生成することができるAIツールです。

変更したい顔の画像と顔を変更したい動画を入れてスタートボタンを押すだけでできる

これ、使ってみると本当に驚きます。あまりに簡単にそしてクオリティ高くディープフェイク動画を作れちゃうからです。
記事はこちらです。👇

ひと昔前まで、フェイススワップなんてかなり高度な技術だったのですが、いまとなってはわたしみたいな趣味でAIいじってます〜なんて人でも無料で一瞬でポチッとするだけでできちゃうのが驚きです。

もう画像も動画も信用できません。本物は自分の目で見て確かめないとわからない。技術の進歩は本当にすごい。
こんなのが個人でつくれちゃうんですよ??
皆さんにもぜひ試して頂きたい!(しかし悪いことには絶対に使わないで欲しい!)

LLMアプリ開発プラットフォーム「Dify」

Difyはオールインワンのワークスペースで視覚的に生成型AIアプリを作成、何百もの独自/オープンソース LLM とのシームレスな統合ができちゃうプラットフォーム。
しかも、オープンソース!LLMもローカルで構築すれば全部無料でやり放題なツール。これもすごい。

一瞬で自分用のLLMが作れちゃう

Difyを紹介した時の記事はこちら。👇

Difyはオープンソースなのですが、クラウドホスティングもあります。
ちょっと試してみたいな〜くらいであればクラウドのほうに登録しちゃって試しにいじってみるとかでもいいかも。無料で結構遊べます!

試すだけなら無料の範囲でできそう

ローカルで構築しちゃったほうがプロの毎月59ドルが浮くと考えるとめちゃくちゃお得感あるのでわたしはローカルに構築して遊んでます!🤑

Difyはまさにオールインワンプラットフォームで、AIワークフローのオーケストレーションやプロンプト作成、RAGパイプライン、エージェント機能、LLMOpsなどを一つにまとめています。
複数のツールを学ぶ手間が省け一貫した環境で開発が進められるし、UIもわかりやすくて初心者でも簡単に使いこなせるのが良いところ。
なによりオープンソースなので、開発者コミュニティの力を活用して常に最新の技術を取り入れているので今後の活躍にも目が離せません!

promptでappを開発「Create.XYZ」

ただいまものすごい勢いでアップデートも進めている、プログラミングの知識がなくても、AIを利用して簡単にWebサイトやアプリケーションを作成できるサービスを展開しているCreate.XYZ。これもすごい。

えらいサービスですよ、なんたって3行くらいの文章書いたらwebアプリ完成しちゃうんだもん。驚きですよ。
Create.XYZを紹介した時の記事はこちら。👇

グラミングの知識なしで簡単にウェブサイトやアプリケーションを作成できるっていうのはまた一歩違う世界線に入った感じがしました。
コーディングとか、プログラミングのやり方が一気に変わりそうな予感すらしてしまいます。

言葉で画像編集できちゃう「CosXL Edit」

これは逆に思ったより話題になってなくて不思議なんですけど、CosXL Editはいままでのものと比べてもかなりの高精度な画像生成ツールです。
言葉の理解の精度がかなり高く、ツールからの指定範囲がなくとも言語のみで適用箇所を理解し再生成してくれるのです。一度ぜひ触ってみて欲しいです。

紹介した記事はこちらです👇

こんなにすごいのに知名度がないのはなぜ??不思議です。
似たようなものが他にあるから?それにしても精度の高さは段違いと思いました。

元画像にマテリアルイメージ画像一枚で反映させる「ZeST」

このZeSTは単純にいじってて楽しいものでもあったので紹介します。
マテリアル画像を元画像に適用できると言った使い所が限られるツールですが、トレーニング不要でサクッとできちゃうのがいいところ!

紹介記事はこちら👇

Photoshopとかでもできなくないってのはあるのですが、一気にざっくりやってくれるという手軽さが◎です!

番外編:LLMを比較し評価するChatbot Arena

これはツールとはちょっと違うのですが、紹介しておきたかったので番外編をつくってしまいました。Chatbot Arenaです!

Chatbot Arenaは大規模言語モデル(LLM)を人間の好みに基づいて評価するバトル形式のオープンプラットフォームで、ユーザーはざまざまなモデルと対話しどちらのモデルがより良い応答をしたか投票することで、モデル間のランキングが形成されるというもの。

紹介した記事はこちらです👇

色々なLLMを比較しながら評価できるというのは他にない体験です。
評価プロセスやランキングの計算方法などを公開していて、他の人々が分析を再現したりプロセスを理解することが可能になっている点も素晴らしい👍
最近のLLMの情勢がわかるのが良いですよね!
集合知って大事です。私も積極的に参加しています☺️

結局この半年も驚きっぱなしだった

2024年に入って半年が経ち、日々進化するAI技術に触れてきたわたしですが、振り返ると驚きの連続でした。どれも個性豊かで革新的なツールばかりです。
かつては専門知識が必要だった技術をここ最近一気に一般のユーザーでも簡単に扱えるようになってきました。

この半年で特に感心したのは、LLMを活用したツールやプラットフォームが増えてきたことです。Difyのようなオープンソースプラットフォームを利用することで、プロ仕様のアプリケーションを無料で試せる時代になったのは、本当に夢のよう!去年では考えられない進化です。
Create.XYZやCosXL Editも、プログラミングや画像編集の敷居を大幅に下げてくれました。もはや魔法の域に達しようとしている感まであります…!

みなさんもぜひ、お時間があるときにこれらのツールを試してみてください。新しい発見がきっとあるはず。
そして技術の進化と共に私たちの生活や仕事のスタイルも変わっていくことを楽しみにしながら、一緒にその未来を見届けましょう〜〜🌐

どんな未来になるのかな〜

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