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海外大学で寮生活をするメリットとデメリット【オーストラリア体験談】

どうも!オーストラリアで寮生活をエンジョイしている、うたねです。

『寮生活に憧れているけど、実際そんなに良いものなのか心配…』なんて悩みはありませんか?

今回は、オーストラリアで1年半寮生活を送っている私の観点から、海外大学で寮生活を送るメリットとデメリットについてご紹介していきます。 

メリット⒈ 世界各国の人との出会い

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やはり寮生活のメリットといえば、国籍・性別の枠組みを超えた、人との出会いではないでしょうか。寮に住むことで、国内の大学生はもちろん、沢山の留学生とも交流を図ることが出来ます。寮のダイニングホール(食堂)では、文化や政治に関する議論も頻繁に行われており、非常に刺激的な日常を送ることが出来ます。

メリット⒉ 寮ごとのイベントが激アツ

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私がいる寮では、毎月色々なイベントが行われています。皆で映画を見るムービーナイトやハロウィンでのコスプレナイトなど、学業の合間に息抜きが出来るよう工夫されています。また、毎年9月にはホテルや国会議事堂を貸し切って、一年の目玉イベントとなるフォーマルパーティーが行われており、海外ならではの雰囲気を味わうことが出来ます。他にも、寮対抗のダンス・合唱・スポーツの大会が行われていたり、寮の仲間と共に楽しく過ごすことが出来ます。

メリット⒊ 情報量・住人同士の助け合い

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私がいた寮にはアカデミック・メンターという制度があり、学部の先輩に勉強を見てもらえる制度がありました。エッセイの添削や分からない問題の解説など、教授やチューター以外にも頼れる存在がいるのは大きいですよね。また、逆に日本語を履修している学生からインタビューや添削をお願いされることもあります。住人同士、友達同士で困っているときに助け合いが出来るのは素敵なことですよね。

メリット⒋ 授業への移動時間・交通費の節約

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ほとんどの寮はキャンパス内に位置しているため、授業に向かうまでの移動時間と交通費を節約することが出来ます。毎日バスや電車に揺られて通学するのもアリですが、やはり教室の近くに住めるのは便利です。

ただし、寮生活には数多くのメリットがある一方で、デメリットも無視出来ません。ここからは、実際に寮生活を送ってみて私が感じたデメリットを挙げていきます。

デメリット⒈ 共有スペース

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寮にもよりますが、私がいた寮では、シャワー・トイレ・洗濯室は共有でした。そのため、自分の使いたい時に使われていたり、汚かったりすることも正直多々あります。どこも清掃員の方が殆ど毎日掃除してくれていますが、使い方のマナーが悪い人もいるのが現状です。

デメリット⒉ うるさい隣人

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寮の部屋は1人部屋なので、ルームメイトの汚さやうるささを気にする必要はありません。しかし、寮によっては隣の部屋との壁が薄いため、隣人がうるさいとかなり聞こえます。寮内では22:00以降は静かにするように規定されていますが、お酒に酔ってガンガン音楽を鳴らしたり、朝2:00程度まで騒いでいる人もいたりするので、ストレスが溜まることもあります。隣人がどんな人になるかは運次第ですが、うるさい人やソリの合わない人が来る可能性も、念頭に入れておくと良いでしょう。

デメリット⒊ 盗難が稀に起こる

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実はこれまでに寮生活を送ってきて、何度かモノが盗まれた話を耳にしています。私の友達はパソコンや、厳重に鍵をかけていたのにも関わらず、高級な自転車を盗まれたことがあります。また、共有の冷蔵庫にいれていたバースデー・ケーキが一口残さず食べられていた…なんてことも3度くらいありました。忘れ物が当たり前に返ってくる日本では想像し難いですが、寮内にいても取られるものは取られるので、自分の持ち物は責任を持って管理することが大切です。

まとめ

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今回の記事では、寮生活の良い点と悪い点を振り返ってみました。
いかがでしたか?あなたがより寮生活に憧れを抱いたか、少し敬遠するようになったかは分かりませんが、私は寮生活にはデメリットを上回る出会いや経験があると思っています。

確かにうるさい隣人や共有スペースの使い方に気が滅入ることはありましたが、人生でまたとない経験になったことに間違いはありません。もし海外大学で寮生活を送ろうか悩んでいるなら、是非私にその背中を押させてください!

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