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色読みテスト

 色読みテストというものがある。



 色の名前を言っていくだけなのだが文字が色の名前になっているのだがその色で描かれていないのがミソ。
 ついつい文字を読んでしまいそうになって手間取ること請け合いだ。
 このテストリハビリの一環でSTさんによくやらされていたテストだ。
 できない訳ではないのだがやはり間違えることも多々ある訳でそんな自分が嫌になってあることを思いついた。
 色の名前を英語で言うのだ。
 赤で描かれた青と言う文字なら赤と答えるのが正解なのだが青と呼んでしまいがちだからREDと答えるのだ。
 これなら文字を読まずに色だけで判断できるからやってやった気になっていた。
 担当のSTさんはなんとも言えない渋い顔で、まあ良いですけど、などと言われた。
 繰り返す時には英語はやめてと言われたからフランス語で答えてやった。
 ま、出てくる色は赤、青、緑、黄くらいなものだからそれくらいなら知っているし。
 やっぱりなんとも言えない顔をされたからたまに織り交ぜながらテストを受けていたものだ。
 ま、反則には違いないしリハビリにはなってないから注意されるのは当然なんだが日々同じリハビリを繰り返していると飽きるからこんな感じで遊んでいた。
 久々に今やってみたら時間かかるんでやんの。
 劣化してる?

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