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『自伝を書けるぐらい、楽しい人生を送りたい』 静岡在住30代。人生最後に食べたいものは…

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『自伝を書けるぐらい、楽しい人生を送りたい』 静岡在住30代。人生最後に食べたいものは、マヨネーズたっぷり付けた鶏の唐揚げ。揚げたてがいいな。

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  • suguruのつぶやき部屋

    地方での暮らし、仕事中に起こった出来事…自分の身の回りに起こったことや考えたことを文章にしたいと思います。

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    自伝を書くときに、ここを読み返そう。

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    tasug家に巻き起こる様々なエピソードを、クスッとしちゃう感じでまとめています。全世界のクスッを求めるクスリスト達よ、このマガジンへ集うがよい!!

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    10年ぶりに読書にハマっている私が、ネタバレを避けながら本の魅力を伝える修業の場。

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ポケモンGOは、疲れ切って飽きまくった子供を宝永山GOさせる

木曜日に、「次の土曜日、宝永山に登ろう」と長男(6)に言ってみた。 日々のランニングで体を動かすことに目覚め始めている私は、家族で唯一付き合ってくれそうな息子をターゲットにしている。 その日は、笑顔で快諾してくれた。その日は…。 登山当日、海底の岩のような顔をした少年が起床してきた。これから行くのは山頂なのに…。 なにやら、あまり乗り気ではなさそう。 「なんか景色すごそうだから行こう」という全く刺さらなそうな弱パワーワードを彼に贈り、なんとか乗車させることに成功。 ときどき

    • みんなの図書館、最高じゃん。

      僕の住む静岡県富士市に、私設図書館ができた。 焼津市の「みんなの図書館さんかく」から始まって、今や全国至る所にある通称みんとしょ。壁に設置された本棚の1区画にそれぞれ月額料金を払っているオーナーがいて、自分の棚に好きな本を置いている。利用者は自由に本を借りることができるという仕組み。最高ですよね。どちらにとっても。 つい先日、何年かぶりに本を借りようと市立図書館に行ってみた。(当たり前だけど)読み込まれてクタクタになった、とんでもない量の本が並んでいる。ちょっと気持ち悪くな

      • 空とタープと彼の背中

        • 藤本タツキ「ルックバック」をネタバレなしで薦めるね

          藤本タツキ作品に、なぜこんなに引き込まれるのか。 ファイアパンチ、チェーンソーマン、読切掲載だったルックバックも何とも言えない魅力がある。上映時間58分のこの映画で、全身にそれをぶっかけられた感覚がある。びっしょびしょである。 まず、キャラクターの言葉や言動にリアリティが溢れていて、ほんとかわいい。女の子のかわいさというより、人間のかわいさ。努力、成長、喜び、醜さ、悲しみ…冒頭から最後まで僕の心が動かされてしまう台詞やエピソードのオンパレードでした。 ストーリーというか、展

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          35歳、半分っぽいから思い返す

          妻が信じられないぐらい美味いミルクレープを買ってきてくれた。明日は僕の誕生日。もう35歳が終わる。人生のうちの半分感がある、35。 僕はいつか自伝を書きたいという野望がある。でも長い時間生きてきて、だいぶ昔のことを忘れてしまっている。年少のときバラ組だったことは覚えているが、中二のクラス担任が誰だったかは思い出せない。ちょっと、半生を振り返っておこう。書きます。 頭の中によく消える消しゴムがある僕だけど、自分とか人が涙を流した思い出はちゃんと残るみたい。 彫刻刀で机を削

          35歳、半分っぽいから思い返す

          「ながら聴き」は捗る、雑談系Podcast!

          車移動。洗濯物を干す、取り込む、たたむ。食器やフライパンを洗う。公園をランニングする。これらは僕の日常の羅列なんだけど、ぜんぶがあまり集中しなくてもいい行為で、耳がとっても暇。そんなとき、「ながら聴き」にピッタリなのがPodcast。 Podcastを聴いている人の8割以上が、僕と同じく「ながら聴き」をしているらしい。耳空いてるじゃんって、なるんだろうね。そのうち鼻の穴も空いていることに気づいて、綿に染み込ませたいい匂いを嗅ぎ始めるんじゃないかとさえ思う。ながら嗅ぎ。 未来

          「ながら聴き」は捗る、雑談系Podcast!

          日曜朝没頭活動-ラン風呂サウナ-

          毎日毎日、仕事やら家庭やらいろいろある。いろいろが溜まっていくと頭の中がゴチャゴチャするから、僕は週一でリセットしている。日曜朝没頭活動と今名付けた。 溜めることって、とっても良くない。洗ってない食器、業務日報、LINEの返事…溜めて良いことなんて一つもない。頭の片隅に残っていないで、早くおうちに帰りなさい!と言いたくなる。日常生活にまつわるいろんな感情も、一旦忘れてリセットする。絶好のタイミングが、日曜朝。前日は土曜だし、まだ月曜まで一日ある。精神の余裕的観点から考えると

          日曜朝没頭活動-ラン風呂サウナ-

          ひとりメシより家族メシ

          今まで食事をした回数を数えてみた。 今35歳だから、仮に30年で一日3食としよう。 30年×3回×365日=32850回 ものすごい回数、僕はごはんを食べている。歯とアゴと胃腸が健康でいてくれることが、急にありがたく感じる。3万回なんて、他に自分の身体使ってやることでパッと思いつかない。 ごはんをひとりで食べることが、それなりにあった。カレーもラーメンも、まあ普通に美味い。美味いけど、なんだか味気ないのはなぜだろう。味があるんだか、ないんだか。 下宿していた大学生時代、山

          ひとりメシより家族メシ

          柔軟剤を使わなくても、誰も気が付かない

          朝6時に洗濯物を干したい! 明日の僕が気持ちよくベランダに立てるように、夜の間に洗濯予約をしておく。登場人物が僕しかいないが、家族のみんなは洗濯機のスイッチングを僕に一任してくれている。我が家の洗濯機は、洗剤と柔軟剤が自動投入されるタイプ。各タンクに詰替え用の液体を入れる必要がある。 そう、誰も気づいていないのだ。二週間前からずっと、柔軟剤のタンクが空であることに。 柔軟剤の隣の、洗剤タンクの昔話がある。ある冬の寒い時期、洗剤の補充を2か月ぐらいしていないことに気がづいた。

          柔軟剤を使わなくても、誰も気が付かない

          ウソつきたぬきとムスコと道徳

          ウソについて考えてみました。 冒頭部分の文章だけ、刻むように力強く書かれた紙。そしてそれを持つ小2のムスコ。「何書けばいいかわかんない」と、道徳の宿題に悩んでいる。 ある物語(ウソつきたぬきの話)を読んで思ったことを、これからの生活にどんな風に役立てられるか考える、そんな宿題みたい。道徳だねぇ。 僕「この話を聴いてどう思った?」 ムスコ「ウソをつき続けるのは悪いと思った」 僕「つき続けるのが?1回ならいいの?」 ムスコ「んー、1回でもよくないなぁ」 僕「ムスコは、ウソ

          ウソつきたぬきとムスコと道徳

          明日、ダイドーの自販機で当たりを引くあなたへ

          数字が揃うともう一本! 唯一無二、ダイドーの自販機だけが持つおまけシステム。 この異常に暑い6月、クーラーガンガンに効いた事務所にいるのに喉が渇いた僕は、徒歩25秒の場所に設置された自販機に向かった。コーヒーとか炭酸とかじゃない!とにかく麦茶をゴクゴクしたい!目やら喉やらを血走らせ、ダイドーの商品が陳列された白い箱の前に辿り着く。 この時代に電子マネーが使えないの、なんだか愛おしい。現金140円を投入し、麦茶の下のボタンを押す。 「ガタンッ」 「ピーー!」 取出口を見つ

          明日、ダイドーの自販機で当たりを引くあなたへ

          朝3時に起きるやつ流 早起きのコツ

          朝活したい。朝活したいのに、布団は毎朝僕を優しく包み、6時30分までベッドから抜け出させてくれない。自分の根性のなさと布団の悪魔のような包容力に困り果てていたところ、素晴らしい先生が現れた。 会社のハタチくんは、特に目的なく朝3時に起きるらしい。アラームなしで、遅くても5時には目が覚めるとのこと。すごい…日常に早起きが染みついている。僕には辛くて大変な起床という行為を、彼は呼吸をするようにやっている。早起きの第一人者である彼に、コツを二つ伝授してもらった。 21時には寝る

          朝3時に起きるやつ流 早起きのコツ

          ホームワークは家でやらない!

          ムスコがひとり絶望していた。英会話教室のホームワークで動画視聴があるのだが、5月はたったの1回しかやらなかったらしい。自己申告のやったよシールが1枚しか貼られていないキレイな台紙は、彼の絶望感を深めている。「人生終わった…」みたいな顔で、天井を見上げている。 ムスコを庇うわけではないが、ホームはワークするのに向いていないと思う。僕が会社から持ち帰った仕事を家でやり遂げた実績は20回に1回ないし、息子は本当に気が乗ったときしか自分から英会話の動画視聴をしない。そりゃそうだ。ホ

          ホームワークは家でやらない!

          不愛想で手際のいい店員とわたし

          ラーメンショップ(以下ラーショ)って全国に300店舗あるらしい。 静岡だけじゃないんだね。今日は雨が降っていて昼休み運動できないし、ネギみそラーメンが食べたくなったので近くのラーショに向かった。 ラーショの入口は、大体引き戸。ガラス戸なので、外から丸見え。真ん中がオープンキッチンになっていて、カウンターに囲まれている。ガラガラっと入ると、店員が三人いた。元気なおばちゃん、ラーメン作ってる兄ちゃん、不愛想な姉ちゃん。12時少し前で、店内はやや混み。食券を買って、近づいてきたお

          不愛想で手際のいい店員とわたし

          7歳男児の「note書きたい」が叶うまで

          子どもの興味関心は、ひょっこり突然顔を出す。 わがムスコ7歳は、僕がnoteで何かを書いていることをある日知った。そして、自分について書いた文章が『今日の注目記事』に選ばれ、100以上のスキを貰ったことが嬉しかったみたい。その後も僕の書いたものを読んでは、クスクス笑って楽しんでいるようだった。 読書が好きで、活字によく触れているムスコ。同時に、人気者になりたいという気持ちを秘めている彼。学校では自分をあまり出さないけど、実は「TikTokで顔出ししてバズりたい」という野望を

          7歳男児の「note書きたい」が叶うまで

          やさしいおすすめのすすめ

          先週読んだ小説がおもしろかったので、妻にすすめた。本屋大賞を獲った、『成瀬は天下を取りに行く』という本。 「ネタバレしないで、どこが良かったのか教えて」と即興PRを求められる。主人公がとってもまっすぐな女子中学生で、ほかのキャラクターも魅力的で良かった。ただそれだけなんだが、説明が物足りなかったらしく、ふーんという反応だった。 「おもしろかったからあなたも読んで」「どこが?」「ふーん」という尻つぼみな流れ。僕のおすすめ熱量は、徐々に空気中に分散していった。 思い返してみると

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