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『自伝を書けるぐらい、楽しい人生を送りたい』 静岡在住30代。人生最後に食べたいものは…

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『自伝を書けるぐらい、楽しい人生を送りたい』 静岡在住30代。人生最後に食べたいものは、マヨネーズたっぷり付けた鶏の唐揚げ。揚げたてがいいな。

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  • suguruのつぶやき部屋

    地方での暮らし、仕事中に起こった出来事…自分の身の回りに起こったことや考えたことを文章にしたいと思います。

  • suguruの家族ばなし

    tasug家に巻き起こる様々なエピソードを、クスッとしちゃう感じでまとめています。全世界のクスッを求めるクスリスト達よ、このマガジンへ集うがよい!!

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    自伝を書くときに、ここを読み返そう。

  • 死んでもネタバレしない本紹介

    10年ぶりに読書にハマっている私が、ネタバレを避けながら本の魅力を伝える修業の場。

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ポケモンGOは、疲れ切って飽きまくった子供を宝永山GOさせる

木曜日に、「次の土曜日、宝永山に登ろう」と長男(6)に言ってみた。 日々のランニングで体を動かすことに目覚め始めている私は、家族で唯一付き合ってくれそうな息子をターゲットにしている。 その日は、笑顔で快諾してくれた。その日は…。 登山当日、海底の岩のような顔をした少年が起床してきた。これから行くのは山頂なのに…。 なにやら、あまり乗り気ではなさそう。 「なんか景色すごそうだから行こう」という全く刺さらなそうな弱パワーワードを彼に贈り、なんとか乗車させることに成功。 ときどき

    • 違和感が好きで

      他人の行動に対して、何かが引っかかることがある。違和感を感じる、というやつです。世の中、違和感だらけ。そう感じるってことは、自分の価値観に合わないことがたくさんあるんだよね。 ・車の窓からゴミを捨ててる人がいた。 ・計画にやたら口出ししてきたのに、友人に予定をドタキャンされた。 ・アパートが断水したとき、友人が管理会社に鬼のように詰め寄った。 ・ネットの陰謀論を妄信している母親。 最近の違和感データを収集してみると、「ああ、この逆だったらいいのに」と心から思う。 ・ゴミ

      • いい夫婦関係の秘訣って、なんじゃろか

        「夫婦がうまくいく秘訣って、何ですか?」 結婚して退職するという、会社の後輩に聞かれたことがある。夫婦状態の僕を見たことも、妻に会ったこともないだろうに。僕の身体から、家庭がうまくいってる雰囲気が出ているのだろうか。あの時は思ったことをそのまま伝えたけど、もう一回ちゃんと話すつもりでここに書いてみる。 僕と妻は、全然違う。 僕が一番大事にしているのは自分、妻は自分以外。 妻がよく使う言葉「自己中」、たぶん彼女の価値観に最も合わないもので、その代表格が僕。ある行動を指摘されて

        • かわいい子は高所へ上げよ-フォレストアドベンチャー蓼科-

          4の段の練習をする長男。どうしても、ししち、しは、しく、がスッと出てこない。「苦手なとこだけ繰り返しやってみれば」と声掛けすると、涙目になる。すごく長男らしい、日常でよく見る彼の姿。 次男は4歳。身長は頭一つ周りの子より大きいけど、トイレにひとりで行ける確率は20%。足踏みしながらズボンをおさえて、「パパ、トイレ一緒に行こう」って言うのがかわいい。 今回二人を連れて来たのは、フォレストアドベンチャー蓼科。長野県茅野市、東急リゾートタウン蓼科もりぐらしの中にある、森の中で冒

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          ナマケモノは、遠くへ旅立った

          「やるべきことが残っている」 一日が終わったときに、こんな状態だったらどうですか?僕は、気持ち悪いから終わらせたいって思う。または、どうにかして明日やろうってなる。 この気持ち悪さは、僕にとってエネルギーなんです。例えば今日だったら、 ・転職先の必要書類を準備する ・ランニングする ・デジタルマーケティングの勉強をする ・長野旅行の計画をする と、僕のグーグルカレンダーには書いてある。上二つは無事に終わって、下二つに取り掛かる。そんな午後三時。すごく順調だよね。合間にこの

          ナマケモノは、遠くへ旅立った

          他人の有休消化期間の心配してくるやつ、人生楽しんでない説

          一か月後、僕は転職する。今は30日ほどある有給休暇を使っている最中。まさに、人生の夏休み。ワクワクしかない、と僕は思うのだが、なんだかそうじゃない人もいるみたい。 「一か月も何するの?奥さん仕事、子どもは学校でしょ?」 家族バイアスがひどい。家族とすごしたり、出かけるのはもちろん楽しい。それは、たぶんあなたも僕も同じ。休みが決まって、ソッコー旅行の予約を取った。でもさ、ひとりの時間だって楽しいやん。読書したり、ランニングしたり、ネトフリ観たり、サウナ行ったり、勉強したり、

          他人の有休消化期間の心配してくるやつ、人生楽しんでない説

          転職に必要なのは、勇気?

          「すごい勇気だね、30代後半で転職なんて」 自分の倍ぐらい生きている人に言われた。とりあえず、「勇気!勇気!」とおどけてみる。絶対そうじゃないのに。そう思いながら、その人に自分の言葉で話すのを放棄した。 強くて悪い魔王に立ち向かうには、勇気がいる。怖いもんな、みんなビビってるもんな。転職にも勇気がいる?別にいらないと思う。勇気を出さなきゃならん転職なのであれば、しない方がいい。希望をもって、次の仕事選ぶんだよな。じゃあ必要なのは、きっと覚悟だ。 「絶対こうなる」「今までで

          転職に必要なのは、勇気?

          言いたいことも言えないPOISON、長男・バッタ編

          車を降りると、長男が涙ぐんでいた。 さっきまで後部座席で、普通に話していたのに。次男と一緒に、今日課外授業で捕まえたバッタの話を楽しくしていたのに。これから、サッカーの練習に行くんだろ。そのグズグズの様子じゃ、練習にも身が入らないな。そう思い、花壇の縁に腰を下ろして話を聴いてみた。まさかそれが原因だとは、考えもしなかったよ… ぐす…ぐす… 夕方6時前の日が落ち始めた駐車場で、涙を流す長男。このパターンは、小さい頃から何度もあった。「言いたいことが言えなかったとき」反町隆史P

          言いたいことも言えないPOISON、長男・バッタ編

          気合入れずに継続できればサイコー

          「なんでランニング毎日続けられるの?」と尋ねてくる妻。それはまるで、52ずつ本塁打と盗塁を積み上げた超人に、どうしてそんなことができたのか訊くように。 まず、走るのはそんなに辛くないと答える。「前提が違う」とつぶやく妻。 大変だと思っていたら、続く訳ないわな。 ランニングを開始する前の自分をイメージする。着替えをして、シューズを履いて、時計を動かして、走る。気合はどこにも入っていない。「さあやるぞ!」と思って始めることじゃない。 フルマラソン初挑戦の前なんかは、たぶん気

          気合入れずに継続できればサイコー

          みんなの図書館、最高じゃん。

          僕の住む静岡県富士市に、私設図書館ができた。 焼津市の「みんなの図書館さんかく」から始まって、今や全国至る所にある通称みんとしょ。壁に設置された本棚の1区画にそれぞれ月額料金を払っているオーナーがいて、自分の棚に好きな本を置いている。利用者は自由に本を借りることができるという仕組み。最高ですよね。どちらにとっても。 つい先日、何年かぶりに本を借りようと市立図書館に行ってみた。(当たり前だけど)読み込まれてクタクタになった、とんでもない量の本が並んでいる。ちょっと気持ち悪くな

          みんなの図書館、最高じゃん。

          空とタープと彼の背中

          空とタープと彼の背中

          藤本タツキ「ルックバック」をネタバレなしで薦めるね

          藤本タツキ作品に、なぜこんなに引き込まれるのか。 ファイアパンチ、チェーンソーマン、読切掲載だったルックバックも何とも言えない魅力がある。上映時間58分のこの映画で、全身にそれをぶっかけられた感覚がある。びっしょびしょである。 まず、キャラクターの言葉や言動にリアリティが溢れていて、ほんとかわいい。女の子のかわいさというより、人間のかわいさ。努力、成長、喜び、醜さ、悲しみ…冒頭から最後まで僕の心が動かされてしまう台詞やエピソードのオンパレードでした。 ストーリーというか、展

          藤本タツキ「ルックバック」をネタバレなしで薦めるね

          35歳、半分っぽいから思い返す

          妻が信じられないぐらい美味いミルクレープを買ってきてくれた。明日は僕の誕生日。もう35歳が終わる。人生のうちの半分感がある、35。 僕はいつか自伝を書きたいという野望がある。でも長い時間生きてきて、だいぶ昔のことを忘れてしまっている。年少のときバラ組だったことは覚えているが、中二のクラス担任が誰だったかは思い出せない。ちょっと、半生を振り返っておこう。書きます。 頭の中によく消える消しゴムがある僕だけど、自分とか人が涙を流した思い出はちゃんと残るみたい。 彫刻刀で机を削

          35歳、半分っぽいから思い返す

          「ながら聴き」は捗る、雑談系Podcast!

          車移動。洗濯物を干す、取り込む、たたむ。食器やフライパンを洗う。公園をランニングする。これらは僕の日常の羅列なんだけど、ぜんぶがあまり集中しなくてもいい行為で、耳がとっても暇。そんなとき、「ながら聴き」にピッタリなのがPodcast。 Podcastを聴いている人の8割以上が、僕と同じく「ながら聴き」をしているらしい。耳空いてるじゃんって、なるんだろうね。そのうち鼻の穴も空いていることに気づいて、綿に染み込ませたいい匂いを嗅ぎ始めるんじゃないかとさえ思う。ながら嗅ぎ。 未来

          「ながら聴き」は捗る、雑談系Podcast!

          日曜朝没頭活動-ラン風呂サウナ-

          毎日毎日、仕事やら家庭やらいろいろある。いろいろが溜まっていくと頭の中がゴチャゴチャするから、僕は週一でリセットしている。日曜朝没頭活動と今名付けた。 溜めることって、とっても良くない。洗ってない食器、業務日報、LINEの返事…溜めて良いことなんて一つもない。頭の片隅に残っていないで、早くおうちに帰りなさい!と言いたくなる。日常生活にまつわるいろんな感情も、一旦忘れてリセットする。絶好のタイミングが、日曜朝。前日は土曜だし、まだ月曜まで一日ある。精神の余裕的観点から考えると

          日曜朝没頭活動-ラン風呂サウナ-

          ひとりメシより家族メシ

          今まで食事をした回数を数えてみた。 今35歳だから、仮に30年で一日3食としよう。 30年×3回×365日=32850回 ものすごい回数、僕はごはんを食べている。歯とアゴと胃腸が健康でいてくれることが、急にありがたく感じる。3万回なんて、他に自分の身体使ってやることでパッと思いつかない。 ごはんをひとりで食べることが、それなりにあった。カレーもラーメンも、まあ普通に美味い。美味いけど、なんだか味気ないのはなぜだろう。味があるんだか、ないんだか。 下宿していた大学生時代、山

          ひとりメシより家族メシ