見出し画像

Purpose Update Partyをやってみた。

自分のパーパスをいったん言葉にはしてみたものの、なんかもやもやする。自分に腹落ちするパーパスになっていない。自分が何を大切にして、どう生きていきたいのか、その答えは必ず自分の中にあるはず。自分の中で一生懸命考えて、考えて絞りだそうとするけど、出てこない。もしかすると、パーパスは自分ひとりだけの力で掘り起こす必要はないのかもしれません。他者の力を借りて、パーパスをアップデートすることもきっとありです。今回、他者の力を存分に借りて、甘えて、私のパーパスをアップデートした「Purpose Update Party」について、お伝えしたいと思います。

パーパスをアップデートしてみたいと思った理由

  • 自分で言葉にしてみたパーパスに対し、「しっくり感」を持てていなかった。自分の義務感になってしまっている気がして、「そうなんだけど、そうじゃない」って思っていたこと。

  • 自分が、何のために、誰のために、何をしたいのかをちゃんと伝えられる人になりたいと思っていたこと。

この2つが、私がパーパスをアップデートしてみたいと思った理由です。

自分なりに言葉を練り直してみたり、手段や対象を考え直してみたりしてみたけれど、なんだかしっくりこない。

ちなみに、私のVer.0.1〜Ver0.3パーパスはこれ。

Ver0.1
「THIS IS MEをまっすぐ応援!未来にワクワクを」

Ver0.2
「ニホン全体、happyな共鳴を生み出すきっかけをポジティブにつくる」

Ver0.3
「ニホン全体、ポジティブにhappyな共鳴を生み出し続ける」

Ver.があがるにつれて、しっくり度はなんとなくあがっている気がしたけど、それでもまだまだもやもやが残る、という感じでした。

パーパスをアップデートする方法

自分のパーパスをアップデートしたいな〜ともやもや悩んでいたところ、こんな方法があるよ〜と小針さんから教えていただきました。

教えていただいたのは、未来の語り場でもご一緒しているグラフィックカタリストの松本花澄さんのnote。わたしと同じようにパーパスをアップデートしようとしていたのでした!

パーパスは自分ひとりで考えなくてもいい

これまで色々な人からヒントを得つつも、基本的には自分の力でパーパス言語化にチャレンジしていた私は、部のマネージャー向けPurpose Carvingで「他者との対話の中でパーパスを言語化すること」にすごく可能性を感じていました。

他者からの問いに答えながら自分の中にあるものを掘り起こしていくこと。

自分では思いつきもしないような言葉を他者からもらうこと。

自分ひとりで考えるよりも、深く自分の中に潜ることができ、しっくりくる言葉を遠くまで探しに行くことができそうだと感じた私は、他者との対話の中で自分のパーパスをアップデートしたいと思うようになりました。

松本花澄さんのnoteより

他者との対話の中で自分のパーパスをアップデートする

そうか、他者の視点やコメントや問いかけの力を借りて、パーパスをアップデートしていいのか。目から鱗が落ちたようなきぶん。

私もまつもとさんが行ったように、「他者との対話の中から自分のパーパスをアップデート・磨いてみたい!」という気持ちがむくむく湧いてきました。

まつもとさんも「もんまさんのパーパスアップデート会やりますか!描きますよ!!!」と言ってくださり(歓喜)、わたしの新たなPurpose Update Journeyが始まりました。

Purpose Update Partyとは

まつもとさんという強力な助っ人を手に入れてしまった私は、どのようなパーパスアップデートの場にしようかな、と考え始めました。

公開形式ややり方はすべて自分におまかせしてくださったので、まつもとさんが行ったパーパスアップデート会(可視カフェ×Purpose Carving)の内容を参考にしつつ、もんましおりオリジナルのパーパスアップデートの場をつくってみたいなと思いました。

「他者の力を借りながら、パーパスをアップデートする」とは?

本当にありのままの、嘘のつかない自分で、まっすぐ自分に向き合いたいなと思ったので、その場は、最もわたし自身が素直な自分でいられるような空間をつくる必要があるな、と思いました。私の心理的安全性が一番。

ふと、浮かんだのが、友人のつぼちさん。
私が今まで出会った中で、最も傾聴の才能がすばらしいな〜と思っている方です。つぼちさんの傾聴は、つぼちさんとお話しているのに、なんだか自分と話している気分になるんです。つぼちさんは、私自身から出てくる言葉を大切にしてくださり、誘導は一切なく、「ゆっくり丁寧に自分自身の気持ちに向き合う時間を与えてくれる人」だと思っています。そんな感覚が、まるで温泉につかっている気持ちになるので、別名「つぼの湯つぼちさん」ともいいます。笑

※つぼの湯つぼちさんのご利用案内です↓

そんな、つぼちさんとパーパスを磨く時間を一緒に過ごしていただきたいなと思って、お願いしたところ、快くOK!と言っていただきました。

グラフィックカタリストのまつもとさん。
つぼの湯つぼちさん。
もんましおりのパーパスアップデートのメンバーが集まりました。

まつもとさんのパーパスアップデートと同様、自分のパーパスアップデートのプロセスを他者に公開してみることは、もしかしたら誰かにとってポジティブな影響を与えられるのではないか?と思っていました。対話の様子を聴いてもらって、気づいたことや思ったことは自由にコメントしてもらう。それは、私自身へのギフトや気付きにもなる(うれしい)と思ったし、参加者からみた他者(=もんま)のパーパスアップデートのプロセスを聴いてみることにより、参加いただいた方にとっても、何かしらのギフトを与えることができるかも?どうなるかわからないけど、そうしてみようと思ったのです。

対話の場の公開の範囲は、最初はごく近い仲間だけに声をかけようと思っていました。でも、まっすぐ自分に向き合いながら話す私自身のSTORYが、誰かの心を動かすこともあるかもしれない、そう思い、自分の「知り合い」の範囲を少し広げて声をかけてみることにしました。

もうひとつ背中を押されたのが、たまたまこのタイミングでパブリック・ナラティブを知ったことです。

人が行動を起こす時、そこには必ずストーリーが生まれます。また、人が動くためには、まず心が動かされるものです。

なぜ自分が行動を起こしたか、自身のストーリーを語って聞き手の共感を呼ぶこと(=Story of Self)。聞き手と自分自身が共有する価値観や経験といった“私たち”のストーリーを語り、コミュニティとしての一体感を創り出すこと(=Story of Us)。いま行動を起こすことについてのストーリーを語ることで、共に行動する仲間を増やすこと(=Story of Now)。これらが有機的に組み合わされた、人の心を動かす物語を、パブリック・ナラティブ(公で語る物語)と呼んでいます。

https://communityorganizing.jp/co/info/

今回、私自身のStory of Selfをする時なんじゃないか?となんとなく思って、勇気をもって、すこし広い「知り合い」に声をかけてみました。

みんながその場で集まり、同じ時間を共有する、ちょっとしたパーティーみたいだな、と思って、「もんましおりのパーパスアップデートの会」を「Purpose Update Party」と名づけました。

Purpose Update Partyの内容

Purpose Update Partyへのご招待

私が「いっしょに時間をすごしてほしいな」という方々を頭に思い浮かべて、招待状をその方々にお送りしました。

当日どれだけの人が集まってくれるのは、予想もつかなかったけど、聴いてみたい人が聴いてみたい場になればいいなと思いました。

Purpose Update Partyの目的

ー何をするの?

私がこれまでどんなことをしてきて、どんなことを大切にしていきたいと思っているのか。私のPurposeを磨いていきます。

ーどういう方法で?

グラフィックカタリストのまつもとさんと、つぼの湯つぼちさんと、対話を通しながら私のPurposeをじっくり深掘っていきます。参加者のみなさんには、気になったことや気づいいたことをチャットで自由に書き込んでもらうう形式としました。

ー目的は?

  1. 自分(もんま)のPurposeを磨くこと
    ①大切にしていること(価値観・wantto)の言語化・アップデート
    ②大切にしていきたいこと、ありたい姿(goal)の言語化・アップデート

  2. 対話を通しながら、他者の力を借りながら、パーパスを磨く・アップデートするプロセスを公開し、参加者のみなさんにとっても自分のパーパスを考えるきっかけを作る。

なにが起こるかわからないけど、もっと素敵なわたしたちに気が付けるような時間になればいいなと思って招待状をお送りしました。

Party Programはこんな感じ

ーはじめに
 自己紹介とPurpose Update Partyの説明をします。
ーPurpose Update Party
 他者との対話を通してわたしのPurposeを磨きます。
ークロージング
 ふりかえりと参加者とフリーディスカッションをおこないます。

このようなプログラムで「もんましおりのPurpose Update Party」がはじまりました。

Purpose Update Partyの様子

なんと当日65名もの方が集まってくれました。個人のもやもやぐるぐる話(しかも2時間という長丁場w)にこんなにたくさんの方が集まってくれると思わなかったので、本当に本当にありがたくてしあわせだなあと思いました。

こんな感じの3人の対話でPartyが進行します。

つぼちさんともんまが対話し、まつもとさんがその様子を「えほんやく」してお届けする感じ。

満面の笑みすぎる(笑)
まっさらなキャンバスからスタート
対話の様子をまつもとさん目線で描き描き。
どんどん増えていく!
もんまがDJ台に立った!
今回のまつもとさんの個人的大ヒットはここらしい。表情がポイント。
「ニホン」がカタカナなのなぜ?の場面。→個人的にめちゃよい問いだった!
縁を結ぶ=新結合=イノベーション!

そんなこんなで、あっというまに2時間(※全然足りない)が終了!

この回で、パーパスがアップデートされていくというより、自分がこの後、じっくりパーパスをアップデートするためのさまざまな要素が自分の中にとりこまれた気がします。

ありのままで、素直な自分で、他者の問いかけや視点を借りながら、自分の言葉でアウトプットしてみて、それによりみなさんからのコメントや気付きをいただいて、アウトプットしたものをバージョンアップした状態で自分の中に再びインプットする感覚。

ここから自分からどんなアップデートしたパーパスがでてくるのか、まったくわからないけど、いつか気づく気がする。そして、何より、私の話をみんなが愛を持って聴いてくれて、コメントをのこしてくれて、本当に本当にうれしかったです。本当にありがとう。

そんな、私のPurpose Update Partyはこんな感じでした!どどん!

もう・・・ずっと眺められちゃいますよね。
何度も何度もじっくりじっくりみて、私のパーパスって何だろうなあをパーティーの終わった後もぐるぐる考えていました。

After Party

参加者のみなさんにアンケートを書いていただきました。

①Purpose Update Party に参加しようと思った理由
②もんましおりはあなたの目にどのようにうつりましたか?
③つぼちさんはあなたの目にどのようにうつりましたか?
④まつもとさんはあなたの目にどのようにうつりましたか?
⑤Purpose Update Partyに参加して、自分自身に対して気づきや変化はありましたか?

①Purpose Update Party に参加しようと思った理由

ほとんどの方が単純に「もんましおり」という人間に興味を持っていただき参加してくださっていました(笑)また、パーパスがアップデートされるプロセスや掘り下げ方に興味があり、参加してくださっている方もいらっしゃいました。

②もんましおりはあなたの目にどのようにうつりましたか?

③つぼちさんはあなたの目にどのようにうつりましたか?

④まつもとさんはあなたの目にどのようにうつりましたか?

⑤Purpose Update Partyに参加して、自分自身に対して気づきや変化はありましたか?

アンケートを回答してくださった方のほぼ全員が「YES」でした。
みなさんにとって何か有意義にしていただける時間であったこと、本当にうれしく思っています。「やってよかったな」という思いです!

パーパスはアップデートされたのか?

おいおい、もんまのパーパスはどうなったんだよ、アップデートされたのか?という方がいらっしゃると思います。

Purpose Update Partyから時を経て1週間後。
めでたく、もんまのパーパス、アップデートされました!

「わたしとわたしちのしあわせをgroovyにそうぞうしつづける」

これだ〜!!!という、めちゃめちゃしっくり、腹落ち、ラブなパーパスにアップデートされました。

「もんちゃんってクリエイターなんだよね」とか
「ニホンってなんなの?なんでカタカナなの?」とか
「DJ台に立っているわたしのイラスト」とか
「人の素敵なところを見つけちゃう天才」とか
「人を信じる」とか
「人と人とをつなげる」とか
そういうみなさんからのギフトや問いかけが、わたしのパーパスをアップデートする源になりました。


さいごに


みんなと楽しくポジティブに笑顔で生きたい。

わたしが楽しく生きると喜んでくれる人がいるから
わたしが生きるのを楽しんでないと悲しがる人がいるから
だから「楽しく生きなきゃ」ではない。

なによりもわたしが楽しくしあわせに生きたいから。

自分の人生は自分が主人公。

わたしのしあわせをわたしたちのしあわせに。
わたしたちをどんどん広げていく。

みんなといっしょにgrooveしながら、
しあわせを一緒に想像し、創造しつづける。

わたしの新しいパーパスを自分の羅針盤に、
また前に進んでいこうと思います!

そんなわたしのパーパスアップデート体験でした♩
(めっちゃ書いたな!!)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?