ベンゾジアゼピン系の離脱症状②(断薬回4)

◆ベンゾジアゼピン系が必要な人ももちろんいます

どーも、僕です。

断薬に関するブログでは主にベンゾジアゼピン系ーー僕は抗てんかん薬であるリボトリール(ランドセン)を飲んでいます。てんかんではないのですが、「ジャーキング」といって、眠りに落ちる直前に体がビクッなる症状で寝つきがひどく悪いので、その症状を抑えるためですーーの断薬についてお送りしています。

ベンゾジアゼピン系は通常、2~4週間(6週間だったかもしれません)のあいだの処方がすすめられています。逆に言うと、それ以上はそもそも推奨されていないということですね。

このあたりは「断薬回のブログの第1回」の中で触れているように、インターネットで『ベンゾジアゼピン それはどのように作用し』と入力してみてください。有名な『アシュトン・マニュアル』の日本語訳を読むことができますし、そこに詳しく書かれています。

ーーこの数年、医学系の雑誌でベンゾジアゼピン系の危険性がよく書かれています。それを読んでいて感じたのが、ベンゾジアゼピン系が100%悪く、いいところが全くないように受け取ってしまうことです。

なぜなら、僕が読んだ4~5の論文では「確かにベンゾジアゼピン系が必要な人もいます。ただ~」というように書かれていて、「ただ~」の長さが数百から数千字書かれているからです。でも、本当に必要な人もいるみたいなので、そのあたりは信頼できる医師にご相談ください。

では僕のベンゾジアゼピン系断薬体験の続きです。

◆ふらふらして歩けなくなりました

僕はリボトリールを飲み始めてビクつきが劇的に改善しました。そして数カ月たって医者から「睡眠はしっかりとれるようだからリボトリールを減らしましょう」と言われます。

元々1mmしか飲んでいませんでした。2020年時点では、リボトリールは1日に6㎜までOKと(たしか)法律で定められているので、僕が飲んでいる量の1mmは少ない方だったのでしょうね。

僕は医師に断薬を告げられ、段階的に少なくするのではなく、一遍に全部減らしました。←医師の判断です。

そして翌日地獄を見ます。

結論から言うと、まるで他人の体のように、あるいは手足が木の棒になったように、体をうまく動かせなくなったのです。

歩いていると、自分の足に関節がないような感覚に襲われ、歩いていても安定感がなく、倒れそうになりました。

もしこの時に運転でもしようものなら、僕は確実に事故を起こしていたことでしょう。そのくらい、自分の体が自分の体ではないようにうまく操れなかったのです。

ーー体がうまく動かない、木の棒で出来た体になってしまったような感覚になるーー

これが僕が体験した離脱症状の1個目です。そしてもう一つ、脳に関するものもありました。2つ目の離脱症状に関してはまた次回お送りしますね。

それでは今日もぐっすり眠れるといいですね。おやすみなさいませ。また明日。

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