10/29 霧
朝からドイツ語の授業があったので外に出たけど、あたりは一面霧に包まれていて10m先もはっきり見えないほどだった。ミュンヘンに比べてフライジングは北側の山のほうにあるので、教室までは普通に坂道だし、冬は天気悪いし一限なんて本当にとるもんじゃない。
どう考えてもキャンパスとは思えない道を進むこと15分、利用しているジムの一階が教室だった。噂には聞いていたけど、先生が常にこっち(生徒)を当ててくるのでいつ何時も油断できない。たまたま座った席が友達の韓国人スンヨンと、その友達の中国人ユンミン、アゼルバイジャン人のルギアの3人でみんないい子だったのでよかった。先生は授業が終わる最後までルギアの名前を覚えることができなくて申し訳なさそうにしていた。
2時間半の授業のあと、食堂で軽くご飯を食べた。ビーガン向けの料理はとても安く、1€とかで食べられる。学生証にあまりお金が入っていないことを知っていたので、ビーガン用のチャプチェとハッシュドポテト、そしてサラダをプレートにとって席についた。
友達がミーティングがあるからとzoomを繋ぎ出した。働いている塾の社長のセクハラがひどいらしく、友達と証拠を集めているらしい。タチの悪いことに彼は法律に強く、裁判しても勝てそうにないらしい。みんな色々あるなと思って、昨日の続きで大学紹介のパワポを作る。
その夜はハロウィンが近いので、かぼちゃ堀りのイベントがあった。スンヨンとミンジュも来ていたので、一緒に作ることにした。こういうイベントでなんとか可愛いカボチャにしたいという思いはアジア人が一層強い気がする。わたしの作品を見てほしい。
バングラデシュ人のシムが興味津々で、ポテト食べながら色々アドバイスをくれた。うますぎて「お前これが卒制か?」と言われた。
わたしがピカチュウの耳をどうやって固定するかを悩んでいると、セドリックが先細に研いだ枝を持ってきてくれて「これを両方にさして固定したらいいよ」と教えてくれた。お前ってやつは…( ; ; )
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