読書好きの娘との攻防~小学生の本選び~
娘(小5)は本を読むのが好きなようです。
転校してから学校の朝読書の時間が減ったのが大層不満とのこと。
思い返せば、幼いころから絵本を読むと良いだろう、というざっくりした心持ちで買いそろえた絵本たち。私の好みで古本屋さんで購入したものが多いのですが、ちょっと貸し出しができるんじゃ?というくらいの冊数となりました。
それらを読み聞かせるうちに、自然と自分で読むようになり、今では「本が好き」というより「本を読むことが生活の一部」という感覚になっていると思います。
実際、「好きなことは何ですか?」と聞かれたときに「本を読むことです」とは答えていないようです。「本を読むのは好き嫌いじゃなくて息をするようなものだから。」とかなんとか。詩人?笑
そんな娘の幼いころからのお気に入りは「天使のかいかた」。
超かわいい!し、文字も少なめなので1年生からおすすめです。
そんな娘が自粛期間につらかったのは、図書館が閉まっていること。
本は予約したものを受け取りに行くことで借りられるのですが、パラパラとみて文字の大きさ、振り仮名の感じ、装丁の好みなんかで選ぶので、タイトルを見て予約するのは無理!ということでした。わかる。
いまだに近所の図書館は書架に立ち入ることができないそうなので、本不足で困っています。
とりあえず、定期的に届くのはクレヨンハウスのブッククラブの本。
でもこれも学年相応のものが届くので、時間があれば1日で読み切れるらしい(読むのも早いと思う)。上の学年のものを届けてもらうこともできるようだけど?と聞いてみたけど、そうなると6年生向けで学年別のブッククラブは卒業となるので(あとは「大人向け」とひとくくり)、来年読む本を取っておくために5年生のものでよい、と。
慢性的な本不足を解消すべく、電子書籍を解禁したこともありましたが、ちょっと読むのに時間がかかるし、読みたいものが見つけられない。ということで、私の文庫本から数冊貸し出してみることにしました。
私も図書館で借りることが多いので、手持ちの本は古本屋さんの掘り出し物。東野圭吾さんとか、結構読みやすいものも多いですが、小学生が読んでいい内容のものかどうかは確認が必要です。
何冊もある中、東野作品からは2冊、掘り出して見つけたものから3冊、貸してあげることにしました。
白夜行なども面白いですが、小学生が読むのはちょっと早い…。疾風ロンドとか、雪山三部作とかなら良さそうですね。
掘り出し物の3冊はシリーズもの。
音高に通う高校生たちの青春と葛藤を描いた物語。これも同級生の妊娠などが描かれており、ちょっとアレかな。と思うのですが、ちょうどヴァイオリンを習っているし、勉強以外で進む道もあるのだという参考になるかと感じています。
貸した本のうち、数冊はすでに戻ってきてしまっています(読み終わったらしい)。漢字も難しいものがあるだろうに、なかなかの健闘ぶり。
暑いけど学校行っている間にブックオフとか足を運んで文庫本仕入れてこようかな。文庫本は児童書よりは安価なのでいいけれど、私が下読みする必要もある(読ませて良いものか内容を確認する)ので、一長一短。
私も本は読む方だと思うのですが、小説は特にリラックスして読みたいので、なんだか悩ましい問題です。
娘の本棚がぎゅうぎゅうで、新しい本棚をおねだりされているほど。
そのうち、そのぎゅうぎゅうの本棚から愛読書をご紹介しますね。
記事を読んでいただき、ありがとうございます。