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みんなのレオ・レオーニ展に行ってきた

新宿にて行われている「みんなのレオ・レオーニ展」。
絵本大好き親子の私たちにはうってつけの展示です。張り切って買っていた前売りを持って参戦です。子どもは無料でした。
子どもも多く訪ねる展示なのに無料なんて。ありがとうございます。

エントランスは自分の好きなレオ・レオーニの作品を書いて木を作るというもの。「スイミー」がダントツですね。私は「アレクサンダとぜんまいねずみ」がお気に入り。国語の授業でやりましたよね。

展示の様子は写真には撮れないので、展示室内の写真はありません。
原画が多数飾られていて、印刷物との違い、紙の重なったコラージュの様子を間近で見ることができました。
目玉のひとつであるスイミーの原画はレオ・レオーニが描いたものに間違いはないものの、出版された本の原画ではないものが飾られていました。色々と解説が書いてありましたが、要約すると「本物はどこかへ行った(なくした)」ということでした。ちょっと残念。

レオ・レオーニや絵本が好きという方も、展示している作品を全て読んだことあるという方は少ないのではないかと思います。
展示室内では、ところどころに絵本が読めるコーナーを作ってくれていたので、子どもと読みながら「いいお話だね」「こういう意味の絵なんだね」など新しい発見ができて良かったです。
息子は会場で「ペツェッティーノ」を初めて読んで気に入ったとのこと。哲学的な話でした。

グッズ販売は展示室の出口と、ビルのエントランスで行われています。
どれもかわいくて子どもたちも夢中で物色していました(お小遣いで買えそうなものがなかなかないという理由もあるのですが…)。

私は姪の誕生日が近いことを思い出し、絵本を一冊。娘が「マシューのゆめ」をおすすめして来たので、そちらにしました。喜んでくれるといいな。

ふたりとも絵本は卒業しかけていて、文字の多い児童書を読むようになってきましたが、自宅にある大量の絵本を処分するつもりはないそうです。
一冊一冊に思い入れもありますし、心の拠り所にもなっているのですね。ちょっとホコリを被りつつもこれからも子どもたちを見守ってあげて欲しいなと思っています。

記事を読んでいただき、ありがとうございます。