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詩 箱

箱がある。
ただの箱である。
そこらじゅうにあり、
誰でも中を覗ける箱である。
なぜなら、それは
箱だから。
もしも開けてはならない箱が
あるとするなら、
それは恐らく、
もはや箱ではない別の
何か別のものだろう。

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