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まさかの尿漏れ! トランポリン

仕事を辞め時間のある私は、最寄り駅のフィットネスクラブに通い始めた。
スタジオメニューが豊富で毎日行ってもあきない。その中に
「一人用トランポリンをハイテンポな音楽に合わせて行う有酸素プログラム」があった。

「なんておもしろそう。そういえばTVで銀座のジムでやっているのを見た。銀座と同じだ~」と、すぐに予約をした。

一人用のため、直径一メートルくらいの円に6本足を自分でつけて完成。
元気いっぱいのインストラクターに「今日が初めての人、手上げてください!」私は思いっきり「ハイッ!」早速、音楽スタート。

「エッッ?、何?、この温かいの?、まさか・・・」

間違いない。尿漏れである。初尿漏れ体験である。しかも、跳ねるたびに、ちょろちょろ出るわ出るわ。だだもれ状態。必死にあそこを引き締めるが、インストラクターの動きに合わせて跳ね続けなければならない。しかも、インストラクターは今日初めての私を大丈夫かどうか見ているようで、目があう。

目があう。。「私の尿漏れに気づいたか?いや、黒のジャージだからわからないはず。」あそこを引き締めることとエクササイズを同時に行い、もう頭の中だけじゃなく、パンツもぐちゃぐちゃ。

「なぜ?何故?Why?」トランポリンが柔らかいせいで踏ん張れていなくて、隠れ老化が突然尿漏れとして現れたのか。前触れもなく生温かい感覚が私を襲い、急に不安になった。

45分間の悲惨で地獄のような苦痛が終わり、速攻自宅にもどりスマホで検索。「トランポリン にょ」とまで入力したら、尿漏れ関連が次々と連なって出てきた。

ホッとした。私だけじゃなかったのね。

あわせて骨盤底筋体操も調べてみた。しばらくはトランポリンはお預け。骨盤底筋を鍛え、再チャレンジ!目安は、3か月後。目標ができた。

でも、きっと吸水パットをひくと思う。じゃないと、もしかして、またってことも大いにありえるので、エクササイズに集中できませんからね。

この件で、私はまだまだ大丈夫と自分を過信していたことに気付き、素直に事実を受け止め、日々のトレーニングの継続を誓った。

このことを旦那に話をしたところ大爆笑。「ハハハ。老化現象だね!」
でも、私は知っている。旦那のトイレのあと、立ち上がったときにでる残尿が便座についていることを。




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