見出し画像

Vo.9 MOSCHINO

圧倒的な個性

フランコ・モスキーノ氏

https://www.wwdjapan.com/articles/719840

WWD

創業者は”Franco Moschino=フランコ・モスキーノ”
1983年 イタリアのミラノで創業したブランド
14歳頃から高級仕立屋で働き
その後ミラノの芸術アカデミーに入学し美術を学びます
1971年にはVERSACEで働き始めると
スケッチャーやイラストレーターを担当します

約6年ほどVERSACEで働いた後に
カデットという別のブランドで6年ほどデザイナーを担当
1983年に満を持してmoonshadow社を設立します
翌年にはミラノコレクションデビューを果たし
強烈な個性溢れるコレクションで人気を獲得
その後カジュアルラインの”MOSCHINO JEANS”
香水を発表し1989年にミラノに初のショップを開店
精力的に活動の幅を広げブランドは成長していきました

巻き起こしたモスキーノ旋風

デビュー当初からユニークな作風が評価され
中でもCHANELのパロディによりモスキーノ旋風が巻き起こります
その他のパロディアイテムも非常に人気で
海外のセレブが着用したりと話題を呼んでいます
特徴としてはアートが融合したような
ポップで華やかなカラーリングと
ファッションの枠に捉われないサンプリングや
ファッション業界を風刺するかのようなシニカルなデザイン
など
他のブランドには無い個性が沢山詰まったブランドです
モスキーノが台頭した80年代はネオンカラーや
原色などが多用され始めた時代でもあり
ロゴを強調したデザインが多く見られるようになった時期
その中心的存在となっていたのがモスキーノであり
アバンギャルドなテイストが今も人気の一つとなっています

2022年 春夏コレクション

https://www.wwdjapan.com/articles/1255829

WWD

溢れる個性

2013年からは”Jeremy Scott=ジェレミー・スコット”
クリエィティブ・ディレクターに就任し
バイカーが羽織るバイカージャケットを
バッグに落とし込んだバイカーバッグや
ハンバーガーを模したバッグやスカートのコレクション
ビニール製の浮き輪を取り入れたコレクションなど
正に強烈な個性が入り混じるコレクションが特徴です

Jeremy Scottとモデル達

https://www.vogue.co.jp/fashion/interview/2018-05-16-2

VOGUE

2015年以降は新たなブランドアイコンとして
テディベアをモチーフにしたアイコンが登場し
スマートフォンケースやTシャツなど
様々なアイテムにプリントされ人気となっています

まとめ

イロモノとして扱われがちなMOSCHINOですが
高級素材を贅沢に使用されたメインラインのアイテムは
どれもクオリティの高いものばかりですし
全世界で150以上もの店舗を持つグローバルブランドです
高品質且つポップでカラフルなアイテムが欲しい方は
MOSCHINOを選んでおけば間違いないでしょう

次回は130年以上の歴史を誇る
イタリアのジュエラーを紹介します

※ワールドカップ期間のため投稿が遅れる可能性があります
誰も見てないと思いますがご了承ください

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?