3、どんな人になりたいかを考えよう〜こどもに伝えたい100のこと〜

生きる上で理想や夢はなくてはならないものだと思う。

でも、大きくなるうちにわかったことがある。人は何にでもなれる訳ではない。向き不向きもあるし、環境とか金銭の問題がある場合も少なくない。

それでも、人は理想とか夢を失ったら生きていけないと思う。もし夢も理想もなく生きているとしたらそれは本当に「生物学的に生きているだけ」だと思う。

別に大きな夢でなくてもいい。というか夢なんていうから大げさに聞こえるけど、要は「どんな人になりたいか」って話だ。本当に小さなことでもいい。例えば感じのいい人になりたいとか、腕っぷしが強い人になりたいとか。海の近くに住んで週末はサーフィンしてる人とか、子供と毎日パンを焼く生活をしている人。なんていうのもいいかもしれない。

夢を語ってくださいなんて言われても、すぐには思いつかないけど、どんな人になりたいですか?って聞かれたらなんとか答えられそうな気がするものだ。そして、なりたい人のイメージができたら、そうなるためにどうすればいいのか?を考えることができる。

そして実際にモデルになるような人を見つけるのも大事で、どうすれば近づけるかを考えよう。感じのいい人になりたいなら、その人が感じがいいなと思ったポイントを考える。真似をする。とかね

海の近くに住んで週末サーフィンをする人になりたいなら、海の近くに住むにはどうすればいいのか、もし今は引っ越しできないなら週末にサーフィンを習うだけでも真似できるかもしれない。

こんなふうに、自分のなりたいイメージをしっかりと持ち、ゴールから逆算して一歩一歩進んでいくことが自分の人生を自分の手で理想の形に仕上げるコツだと思う。

だから常に、自分はどんな人間になりたいのか?を小さなことでもいいから、自問自答しながら生きることが大切である。

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